国際移籍について

概要

　日本のチームに所属している選手が海外のチームに所属する場合、または海外のチームに所属している選手が日本のチームに所属する場合は、国際ハンドボール連盟（IHF）の規則に従って国際連盟間または大陸連盟内の移籍手続きを行う必要があります。

（国際ハンドボール連盟の連盟間移籍に関する規則より抜粋）

すべてのハンドボール選手は、国際ハンドボール連盟 (IHF) の連盟間移籍規則および関係する各大陸連盟（CAHB、AHF、EHF、NACHC、OCHF、SCAHC）の規則に従うものとします。
各国内連盟（NF）は規則を制定して内部移籍手続きを組織するものとします。
ただし、 NFの内部移籍規則は、IHF 連盟間移籍規則および大陸連盟が発行する補足規則と矛盾してはならないものとします。
NF間の移籍とは大陸連盟を含むIHF 加盟連盟から別のIHF 加盟連盟間の選手の移籍を指します。これらの移籍はすべて IHF によって承認される必要があります。
移籍は、IHF の選手の資格規定第4.2 条に従って常にチーム間で登録される必要があります。
すべての移籍は IHF データベースで登録されます。
「選手」という用語は、女性と男性の両方の選手に適用されます。
すべての国際連盟間移籍は、IHFの承認を受けなければなりません。
すべての大陸連盟内移籍は、関係する大陸連盟およびIHFの承認を受けなければなりません。

NF間の移籍には、同じ大陸連盟の加盟国間の移籍（大陸連盟内移籍）と、それ以外のIHFの加盟国間の移籍の2通りの移籍があります。

．国際連盟間移籍：
国際ハンドボール連盟（IHF）加盟国間の移籍
例）日本からドイツ、スイスから日本、アイスランドからカタールのような別の大陸連盟への移籍
大陸連盟内移籍：
アジア、ヨーロッパ、アフリカなど、各大陸連盟（CAHB、AHF、EHF、NACHC、OCHF、SCAHC）の加盟国間（同じ大陸連盟内）の移籍
例）日本から韓国（AHF内）、スイスからドイツ（EHF内）への移籍など

　※参考資料：IHFの選手の資格規定、連盟間移籍に関する規則、会計に関する規則
　03 - Player Eligibility Code_E.pdf
　04 - Regulations for Transfer between Federations_E.pdf
　24 - Financial Regulations_E.pdf

必要な情報とパスポートコピーの用意
海外のチームに移籍することが決まりましたら、新しく所属するチームとその国のハンドボール連盟（NF）を通じてNF間の移籍手続きを行ってください。また、その際に必要な情報とパスポートコピーを用意してください。
事務管理手数料の送金
新しく所属するチームの国のNFが移籍手続きの開始を要請します。
その要請を移籍元のNFが承諾したのち、必要に応じて事務管理手数料を指定の口座に送金してください。
送金後、銀行の控えをNFの担当者に提出してください。
移籍証明書の発行と承認
事務管理手数料の入金を確認したのち、移籍元のNFが移籍証明書を発行します。
移籍証明書をIHFが承認すれば手続きは完了となり、新しい国のNFで選手登録をすることができます。

　なお、公益財団法人日本ハンドボール協会では海外で活動する際のアクシデントに備えて海外旅行保険に加入しておくことをお勧めしております。日本を出国する前に保険の加入をご検討ください。

＜国際連盟間移籍に関する問い合わせ先＞
公益財団法人日本ハンドボール協会事務局　担当：床尾
電話：03-6709-8940
メールアドレス： y-tokoo@japan-handball.jp