◆ 第12日(12月16日(日))
<決勝戦>
ロ シ ア 29 (16-12, 13-12) 24 ノルウェー
(T組2位) (T組1位)
<3−4決勝戦>
ド イ ツ 36 (11-18, 21-14) 35 ルーマニア
(U組2位) (4 延 長 3) (U組1位)
<5−6位決定戦>
フランス 26 (12-13, 14-12) 25 韓 国
(T組4位) (U組4位)
<7−8位決定戦>
アンゴラ 37 (17-20, 20-16) 36 ハンガリー
(T組3位) (U組3位)
◆ 第11日(12月15日(土))
<決勝トーナメント準決勝>
ロ シ ア 30 (17- 8, 13-12) 20 ルーマニア
(T組2位) (U組1位)
ノルウェー 33 (19-16, 14-14) 30 ド イ ツ
(T組1位) (U組2位)
<5−8位決定予備戦>
韓 国 41 (23-12, 18-21) 33 アンゴラ
(U組4位) (T組3位)
フランス 32 (16-15, 16-12) 27 ハンガリー
(T組4位) (U組3位)
◆ 第10日(12月14日(金))
<9−10位決定決定戦>
クロアチア 30 (18- 9, 12-16) 25 スペイン
(T組5位) (U組5位)
<11−12位決定決定戦>
ポーランド 33 (14-17, 19-14) 31 マケドニア
(U組6位) (T組6位)
◆ 第9日(12月13日(木))
<決勝トーナメント準々決勝>
ド イ ツ 36 (18-14, 18-19) 33 アンゴラ
(U組2位) (T組3位)
ロ シ ア 36 (20-22, 16-13) 35 ハンガリー
(T組2位) (U組3位)
ノルウェー 35 (16-12, 19-12) 24 韓 国
(T組1位) (U組4位)
ルーマニア 34 ( 8-14, 16-10) 31 フランス
(U組1位) (3 第1延長 3) (T組4位)
(7 第2延長 4)
◆ 第8日(12月11日(火))
<本戦ラウンドT組>
ロ シ ア 40 (21-11, 19-16) 27 アンゴラ
(4勝1敗) (3勝2敗)
フランス 26 (11-10, 15-14) 24 ノルウェー
(3勝2敗) (4勝1敗)
マケドニア 29 (13-15, 16-14) 29 クロアチア
(1分4敗) (1分4敗)
<本戦ラウンドU組>
韓 国 31 (12- 9, 19-17) 26 ハンガリー
(2勝3敗) (2勝2分1敗)
ルーマニア 32 (16-12, 16-12) 24 ド イ ツ
(4勝1敗) (3勝1分1敗)
ポーランド 30 (15-14, 15-15) 29 スペイン
(1勝4敗) (1勝1分3敗)
◆ 第7日(12月9日(日))
<本戦ラウンドT組>
アンゴラ 33 (17-14, 16-11) 25 マケドニア
(3勝1敗) (4敗)
ノルウェー 35 (15-14, 20-15) 29 クロアチア
(4勝) (4敗)
ロ シ ア 31 (15- 9, 16-11) 20 フランス
(3勝1敗) (2勝2敗)
<本戦ラウンドU組>
スペイン 28 (13-12, 15-14) 26 韓 国
(1勝1分2敗) (1勝3敗)
ハンガリー 34 (16-14, 18-17) 31 ルーマニア
(2勝2分) (3勝1敗)
ド イ ツ 35 (22-12, 13-20) 32 ポーランド
(3勝1分) (4敗)
<13−14位決定戦>
ウクライナ 24 (11- 8, 13-13) 21 ブラジル
<15−16位決定戦>
チュニジア 30 (15-10, 15-13) 23 オーストリア
<17−18位決定戦>
コンゴ共和国 27 (11-10, 16- 6) 26 カザフスタン
<19−20位決定戦>
日 本 31 (19-10, 12-10) 20 アルゼンチン
19位―20位決定戦となったアルゼンチン戦。世界選手権最終戦というこ
ともあって、試合開始から勝利へ気持ちのはいった日本は、ディフェンス
においてアルゼンチンのミスを発生させ、田中や小松の速攻などで9分8−
3と5点差をひろげスタートダッシュに成功する。アルゼンチンが日本のリ
ズムを狂わそうとゲームメーカー田中にマンツーマンディフェンスをする
も、早船や東濱のロングシュートや佐久川の速攻と手を緩めず前半で19−
10と大きくリードした。
後半に入ってもペースを握った日本は、ディフェンスからリズムをつく
り、アルゼンチンにチャンスを与えず、小野澤や坂元の速攻で加点してい
った。終盤少し気の緩みからか、オフェンスでのイージーミスやディフェ
ンスで押し込まれたかたちで7mスローをとられたが、点差をキープし最
終戦を勝利で飾った。この結果フランス世界選手権では日本は19位となっ
た。
【日本の得点】早船7,佐久川5,田中4,水野4,東濱3,坂元2,
植垣2,小松1,小野澤1,金城1,藤井1
※日本は、19位で日程終了。
<21−22位決定戦>
中 国 35 (17-11, 18-15) 16 ドミニカ共和国
<23−24位決定戦>
パラグアイ 16 ( 8- 9, 8- 5) 14 オーストラリア
◆ 第6日(12月8日(土))
<本戦ラウンドT組>
フランス 29 (12-11, 17-12) 23 マケドニア
(2勝1敗) (3敗)
アンゴラ 34 (16-16, 18-12) 28 クロアチア
(2勝1敗) (3敗)
ノルウェー 22 ( 7- 9, 15-12) 21 ロ シ ア
(3勝) (2勝1敗)
<本戦ラウンドU組>
ド イ ツ 30 (14-17, 16-13) 30 ハンガリー
(2勝1分) (1勝2分)
韓 国 37 (20-19, 17-14) 33 ポーランド
(1勝2敗) (3敗)
ルーマニア 32 (19- 6, 13-13) 19 スペイン
(3勝) (1分2敗)
<プレジデントカップP1組>
ブラジル 38 (19-10, 19- 9) 19 オーストリア
(2勝) (1勝1敗)
<プレジデントカップP2組>
ウクライナ 31 (14-14, 17-14) 28 コンゴ共和国
(2勝) (2敗)
<プレジデントカップP3組>
ドミニカ共和国 26 (12- 7, 14- 7) 14 オーストラリア
(1勝1敗) (2敗)
<プレジデントカップP4組>
日 本 36 (23- 4, 13- 4) 8 パラグアイ
(2勝) (2敗)
1日休みを挟んでの一戦は南米パラグアイとの試合。アップから集中力
のある日本は試合開始と同時にDFからの速攻で得点を重ねていく。コンパ
クトな6−0DFで相手のカットインを防ぎ大前の速攻4連発を含む怒涛の攻
撃で7分までで9−0と爆発。その後も長野や藤井のスティールから佐久
川や小野澤の速攻で19分には20−1と大量リードした。
後半に入っても、パラグアイのテクニカルミスを速攻で運ぶ展開で植垣
や東濱が得点し快勝した。
【日本の得点】大前8,佐久川6,東濱5,小野澤5,藤井4,
植垣4,金城2,早船1,長野1
※日本は、P4グループ1位で19−20位決定戦に進出。
◆ 第5日(12月7日(金))
<プレジデントカップP1組>
オーストリア 25 (13-10, 12-10) 20 カザフスタン
(1勝) (2敗)
<プレジデントカップP2組>
ウクライナ 31 (17-12, 14-14) 26 チュニジア
(1勝) (1勝1敗)
<プレジデントカップP3組>
アルゼンチン 21 (13-11, 8- 9) 20 ドミニカ共和国
(2勝) (1敗)
<プレジデントカップP4組>
中 国 23 (13- 6, 10- 8) 14 パラグアイ
(1勝1敗) (1敗)
◆ 第4日(12月6日(木))
<本戦ラウンドT組>
ロ シ ア 30 (16-10, 14-15) 25 クロアチア
(2勝) (2敗)
アンゴラ 29 (11-16, 18-11) 27 フランス
(1勝1敗) (1勝1敗)
ノルウェー 34 (16- 9, 18-13) 22 マケドニア
(2勝) (2敗)
<本戦ラウンドU組>
ルーマニア 31 (15-14, 16-13) 27 韓 国
(2勝) (2敗)
ド イ ツ 30 (14- 8, 16-17) 25 スペイン
(2勝) (1分1敗)
ハンガリー 28 (13-11, 15-15) 26 ポーランド
(1勝1分) (2敗)
<プレジデントカップP1組>
ブラジル 36 (19- 9, 17-10) 19 カザフスタン
(1勝) (1敗)
<プレジデントカップP2組>
チュニジア 24 (10- 6, 14-10) 16 コンゴ共和国
(1勝) (1敗)
<プレジデントカップP3組>
アルゼンチン 31 (15- 8, 16- 1) 9 オーストラリア
(1勝) (1敗)
<プレジデントカップP4組>
日 本 30 (14-13, 16- 9) 22 中 国
(1勝) (1敗)
高さのある中国の6−0ディフェンスに対し、スピードのあるボール回し
を継続し、横の揺さぶりをかけながら東濱のロングシュートや坂元のポス
トプレーで打開していく。されにはGK勝田のファインセーブからハイテン
ポな速攻展開にもって行き13分7−4とリードする。中国も負けじと速攻を
かけてくるが、ファイティングスピリットあふれる日本は、臆することな
く積極的にプレーした。退場者をだし詰め寄られピンチとなるも、GK飛田
が7mスローをセーブししのぎ、田中のサイドハンドステップシュートに
より19分10−7とリードを保つ。さらに22分早船のロングシュートで4点差
としたところで中国タイムアウト。たてなおしを図ってきた中国に速攻な
どで押し込まれて14−13と1点差までつめよられて前半終了した。
後半に入ってもセンター田中の組み立てから、組織的に継続性のあるオ
フェンスを展開し、バックプレーヤーが強気にシュートを狙っていく。デ
ィフェンスにおいてもコンパクトなゾーンディフェンスにより中国のミス
を発生させ、速攻に運んでいった。日本のペースで試合は進み藤井のロン
グで38分19−15とリードを広げたが退場者を出し、オフェンスでミスをし、
逆速攻などで、45分20−18とされる。しかしこの試合の日本は強気なプレ
ーを展開し、クロスプレーを中心とした継続性のあるオフェンスからミド
ルシュートを決め、さらに逆速攻から田中の得点で23−19とリードを広げ
る。中国のカットインや速攻で50分再度2点差とされるが終始弱気なとこ
ろをみせず、24−21としたところで中国のタイムアウト。ここで積極的に
1人マンツーをつけるディフェンスをしかけ中国のリズムをとらせずミス
をさせ、速攻で得点し点差を広げた。残り5分攻撃の手を緩めず、植垣や
田中のロングシュートで8点差までひろげて勝利した。
【日本の得点】田中13,東濱7,藤井4,早船2,植垣2,
坂元1,水野1
◆ 第3日(12月4日(火))
<A 組>
カザフスタン 26 (14-12, 12-10) 22 アルゼンチン
(1勝2敗) (3敗)
フランス 28 (14-11, 14-15) 26 クロアチア
(3勝) (2勝1敗)
<B 組>
マケドニア 30 (12- 9, 18- 4) 13 オーストラリア
(2勝1敗) (3敗)
ロ シ ア 31 (13-16, 18-15) 31 ブラジル
(2勝1分) (1勝1分1敗)
<C 組>
ノルウェー 33 (19-13, 14- 7) 20 オーストリア
(3勝) (1勝2敗)
アンゴラ 41 (20-10, 21-10) 20 ドミニカ共和国
(2勝1敗) (3敗)
<D 組>
チュニジア 30 (14-14, 16-13) 27 中 国
(1勝2敗) (3敗)
ルーマニア 38 (18-20, 20-13) 33 ポーランド
(3勝) (2勝1敗)
<E 組>
コンゴ共和国 32 (15-13, 17-15) 28 日 本
(1勝2敗) (3敗)
予選リーグ最終戦、コンタクトしてからの粘りある突破や強烈なランニ
ングシュートを武器とした、フィジカルの強いチーム、コンゴとの一戦。
テクニカルミス、シュートミスが続き10分2−6とリードを許す展開となっ
た。ディフェンスで相手のミスを誘い、佐久川の速攻で4−6とするもリズ
ムをつかめず12分4−7となったところでタイムアウト。たてなおしを図ろ
うとしたがパス・キャッチミスが続き重い展開となる。ここでGK飛田がナ
イスセーブをし、谷口、佐久川、田中の速攻3連発で17分一気に8−8同点
とした。22分に訪れた2人退場のピンチも藤井のロング、植垣のカットイ
ンでしのぐ。しかし動きの悪い日本はディフェンスラインが定まらずロン
グ、カットインとしぼりきれずにやられる展開。またオフェンスも連動が
少なく孤立し得点ができず、13−15と2点ビハインドで前半終了した。
後半に入っても勝利獲得へ力んだプレーが多く、強引気味なロングシュ
ートなどで得点できず37分15−18と点差をつめられない。GK勝田の速攻ノ
ーマークセーブでピンチをしのぐも、41分に訪れた相手退場のチャンスも
ディフェンスにおいてカットインされ活かせず、ミスを速攻で運ばれ46分
18−23と離される。さらに焦りの見え出した日本は、ディフェンスがばら
ばらになり、カットインにより間を割られ退場者をだし、オフェンスでも
攻めきれず逆速攻をされ50分19−27と8点差をつけられてしまう。残り時
間も少なくなり、高いマンツーマンディフェンスをしかけ、またクイック
スタートによりなんとか早く点差を縮めようとし、残り1分3点差まです
るが時すでに遅し。
予選リーグ4位となり、19−24位順位決定戦にまわることになった。
【日本の得点】田中7,金城6,佐久川4,坂元4,,小松2
東濱1,藤井1,早船1,谷口1,植垣1
※日本は、Eグループ4位でプレジデントカップ(P4組)に進出。
ハンガリー 26 (13-14, 13-12) 26 スペイン
(2勝1分) (2勝1分)
<F 組>
ド イ ツ 32 (14-12, 18-14) 26 韓 国
(3勝) (2勝1敗)
ウクライナ 43 (19- 6, 24-11) 17 パラグアイ
(1勝2敗) (3敗)
◆ 第2日(12月3日(月))
<A 組>
クロアチア 35 (16- 7, 19-11) 18 アルゼンチン
(2勝) (2敗)
フランス 31 (17-12, 14- 8) 20 カザフスタン
(2勝) (2敗)
<B 組>
ロ シ ア 40 (22- 4, 18- 3) 7 オーストラリア
(2勝) (2敗)
マケドニア 26 (10-11, 16-11) 22 ブラジル
(1勝1敗) (1勝1敗)
<C 組>
ノルウェー 42 (18- 9, 24-10) 19 ドミニカ共和国
(2勝) (2敗)
アンゴラ 33 (16-11, 17-11) 22 オーストリア
(1勝1敗) (1勝1敗)
<D 組>
ルーマニア 39 (17-11, 22-10) 21 チュニジア
(2勝) (2敗)
ポーランド 27 (15-10, 12-10) 20 中 国
(2勝) (2敗)
<E 組>
ハンガリー 33 (18- 9, 15-11) 20 コンゴ共和国
(2勝) (2敗)
スペイン 36 (15-17, 21-12) 29 日 本
(2勝) (2敗)
予選リーグ突破をかけた勝負の試合。5−1DFで力強くコンタクトしてく
るスペインに対しロングやカットインで早船が3発、固いディフェンスか
ら速攻で坂元のポストなど開始5分5−2と最高の立ち上がり。なおも相手
退場によりスペインの絶対的エース・ゴンザレスにマンツーをつけるも逆
に2失点してしまい、突き放すチャンスを逃す。日本の攻撃を防げず6−0
ディフェンスにシステムを変更し対応しようとするスペインに対し、組織
的な攻撃により打開をする。ディフェンスにおいて相手ミスを誘い、また
GK勝田のファインセーブもあり水野や早船の速攻で18分11−8とする。
さらに日本は東濱のロングシュートや早船が得点を重ね、26分田中から坂
元への速攻で16−13としたところでスペインタイムアウト。くらいつくス
ペインであったが2点リードして前半終了。
後半たちあがり、カットインでやられだし、すぐに追いつかれ、少し動
揺した日本であったが、この日絶好調の早船がここまで8/8の活躍でつな
いでいく。スペインのオフェンスが組織的な組み立てから継続的なものに
なり、守りきれず40分20−23とされてしまう。しかし43分に相手2人退場
のチャンスをものにし、佐久川のゴールで24−24と同点とする。されに勢
いに乗りたい日本であったが、オフェンスにおいてテクニカルミスをし、
速攻に走られ失点してしまう。50分に25−29と点差を離され始め焦りので
た日本は、強引なプレーにより、さらにミスを重ね、55分28−35と勝負を
決められてしまった。
【日本の得点】早船12,東濱3,佐久川3,坂元3,
水野3,田中2,藤井2,小松1
<F 組>
ド イ ツ 45 (25- 6, 20- 6) 12 パラグアイ
(2勝) (2敗)
韓 国 26 (15-13, 11-12) 25 ウクライナ
(2勝) (2敗)
◆ 第1日(12月2日(日))
<A 組>
クロアチア 35 (16-12, 19-13) 25 カザフスタン
(1勝) (1敗)
フランス 37 (18- 8, 17- 4) 12 アルゼンチン
(1勝) (1敗)
<B 組>
ブラジル 36 (21- 6, 15- 3) 9 オーストラリア
(1勝) (1敗)
ロ シ ア 27 (12-14, 15- 8) 22 マケドニア
(1勝) (1敗)
<C 組>
オーストリア 32 (18- 9, 14-10) 19 ドミニカ共和国
(1勝) (1敗)
ノルウェー 32 (18-14, 14-12) 26 アンゴラ
(1勝) (1敗)
<D 組>
ポーランド 29 (16-11, 13-12) 23 チュニジア
(1勝) (1敗)
ルーマニア 31 (15-16, 16-13) 29 中 国
(1勝) (1敗)
<E 組>
スペイン 29 (13-12, 16-12) 24 コンゴ共和国
(1勝) (1敗)
ハンガリー 35 (19-16, 16-15) 31 日 本
(1勝) (1敗)
世界選手権初戦。迎え撃つは前回銅メダル、前々回銀メダル獲得の強豪
ハンガリー。日本チームは名前負けせず立ち上がりから強みとする速いテ
ンポのハンドボールを展開し、速攻やクイックスタートにより3−2と好ス
タートをきる。しかしハンガリーの強打を中心にポストを絡めたオフェン
ス、さらにはスーパープレーヤーゴルビッチの高い個人技により打開され、
9分4−8とされたところでタイムアウト。小松のサイドや早船のカットイン
などでくらいつくが、ハンガリーの多彩な攻撃を防げず、23分10−17とこ
の試合における最大得点差7点差をつけられる。ここから日本は奮起し、藤
井の連続ロングさらにはGK勝田のセーブから速攻で佐久川から田中へのス
カイで得点。ハンガリータイムアウト後のオフェンスを防ぐべく、ディフ
ェンスをアグレッシブな3−2−1ディフェンスに変化し、速攻に持ち込み、
残り1秒谷口のゴールで3点差として前半を終了した。
後半に入っても粘りのあるディフェンスで踏ん張りランニングシュート
など金城の3連発により日本がペースを掴む。勢いに乗った日本はマンツ
ーマンディフェンスなどアグレッシブなディフェンスをしかけ、そこから
の速攻で48分ついに26−26と同点とした。日本のパフォーマンスに最高の
雰囲気となった会場では満員の観衆がウェーブ。
しかしながら、ここからさすがにハンガリーが自力をみせ、強烈なロン
グなどで加点され、またオフェンスにおいてもシュートブロックなどされ
7分間得点できず、6連取されてしまった。最後まで粘り再度3点差まで詰
め寄ったが、後一歩とどかなかった。
【日本の得点】田中6,金城5,早船4,小松3,藤井3,
東濱2,佐久川2,坂元2,水野2,谷口2
<F 組>
ド イ ツ 26 (17-12, 9- 9) 21 ウクライナ
(1勝) (1敗)
韓 国 50 (25- 6, 25- 6) 12 パラグアイ
(1勝) (1敗)