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2023-09-05

健全性に係るガバナンスの再確認・総点検のお願い


 マスコミ報道などでご承知のとおり、大学スポーツ界において不祥事が続いています。
本年7月にはボクシング部の部員が販売目的で大麻を所持していたことが明らかになり、
翌8月にはラグビー部、アメリカンフットボール部の学生が違法薬物所持の疑いで逮捕
されました。非常に残念なことに、学生スポーツ界の違法薬物汚染の広がりが憂慮される
事態となっております。


 日々研鑽に励んでいる学生の皆さんが安全に安心して学業やスポーツに専念するには、
皆様が日々取り組まれているハンドボール活動において、国の法令や社会規範、所属チー
ムのルールが守られていることが何より重要です。学生の皆さんが薬物に関わるおそれの
ない環境整備とともに、各種ハラスメント防止やコンプライアンス意識向上のため、現在の
教育環境やガバナンス体制について今一度、確認と総点検を行いたいと考えております。


 つきましてはその一環として、日本ハンドボール協会では、全日本学生連盟にもご参画
いただいている「インテグリティ推進委員会」において、大学ハンドボール部の管理者、
指導者、選手、スタッフ等すべてのチーム登録者を対象に、薬物使用の危険性を訴える啓発
活動を含むインテグリティ教育を徹底してまいります。各大学におかれましても薬物使用や
ハラスメントなどを未然に防ぐためにも、早急な再確認、総点検を自主的に行ってください
ますようお願い申し上げます。


公益財団法人日本ハンドボール協会
会長  金丸 恭文



日ハ発5-191_健全性に係るガバナンスの再確認、総点検のお願い [PDF]