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2024-01-01

新年のご挨拶



 謹んで新年のお慶びを申し上げます。


 皆さまにはお変わりなく健やかに新年を迎えられたことと存じます。
 昨年は、アンダーカテゴリーを含めて日本代表チームの嬉しいニュースがいくつも飛び込んで来ました。まず、7月には女子ユース代表(U-18)がインドで行われたアジア選手権で初優勝を果たしました。韓国との決勝戦は手に汗握る大接戦でした。8月に広島で開催したパリ2024オリンピック女子アジア予選では、決勝で韓国に敗れた女子フル代表が、わずか1か月後に中国・杭州で行われたアジア競技大会で韓国に快勝、初めての戴冠となりました。12月に行われた女子世界選手権では、ドイツと大接戦を演じ、デンマーク、セルビア相手に価値ある勝利を掴み、世界レベルに確実に近づいていることを証明しました。
 一方、男子フル代表は、アジア競技大会では惜しくもメダルを逃しましたが、3週間後にカタールで行われたパリ2024オリンピック男子アジア予選では、最後まで粘り強く闘い抜いて見事に優勝、実に36年ぶりに自力でオリンピック出場権を勝ち取りました。2016年11月にダグル・シグルドソン監督を招聘して以降、7年越しの目標を達成した瞬間でした。
 今年はまず1月に男子アジア選手権がバーレーンで開催されます。パリ2024に向けて、仕上がりを確認する良い機会と捉えています。女子代表は、4月にパリ2024の出場権を賭けてIHF世界最終予選に臨みます。4チーム中上位2位までに入れば、12大会(48年)ぶりに自力でのオリンピック出場権獲得と男女アベック出場となります。大舞台への出場とそこでの活躍という目標を達成するために、引き続き皆さまの温かいご声援、ご支援をお願い申し上げます。
 本年が皆さまにとって、また我々ハンドボールファミリーにとって、実り多き素晴らしい一年となりますことを祈念して、新年のご挨拶とさせていただきます。


  2024年元旦
公益財団法人日本ハンドボール協会    
会 長  金 丸 恭 文