新年のご挨拶

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。
　皆さまにはお変わりなく健やかに新年を迎えられたことと存じます。

　昨年は、男子代表がコロナ禍によるアジア選手権の欠場から始まり、女子ジュニア代表（U-20）が世界選手権で躍動、ヨーロッパの強豪３チームを撃破して9位となりました。また、男子ジュニア代表（U-21）は、バーレーンで開催されたアジア選手権で見事に初優勝を収めました。ユース世代では男子ユース代表（U-19）がアジア選手権で４位と健闘しました。フル代表は3年ぶりの日韓定期戦をホーム＆アウェイで実施、高い注目を集めました。その後女子代表はアジア選手権に臨み、順調に決勝まで駒を進め、韓国との決勝は延長戦にもつれ込む大熱戦を展開し、日本のレベルが非常に高いレベルに仕上がっていることを証明しました。
　今年は、早くも2024年に開催されるパリオリンピックのアジア予選が開催されます。東京2020で培ったレガシーの下、二大会連続出場の目標達成のために協会が一丸となって取り組んで参ります。皆さまの温かいご声援、ご支援が選手たちの大きな力になります。ぜひ応援の程お願い申し上げます。
　昨年7月から展開して参りました「ハンドボール日本伝来100年記念事業」も折り返しを迎えました。より一層皆さまに楽しんでいただけるよう、引き続き施策を打ち出して参ります。
　今年一年が皆さまにとって、また我々ハンドボールファミリーにとって、実り多き素晴らしい一年となりますことを祈念してご挨拶をさせていただきます。

　　2023年元旦

公益財団法人日本ハンドボール協会　　　　
会長　　湧永　寛仁