<IHFニュース 2006年06月07日号>



  このIHFニュースは、国際ハンドボール連盟(IHF)が、毎月発表している
  プレス・リリースを日本協会で和訳したものです。原文については、IHFのウ
  ェブに掲載されていますので、こちら(英語版)をご覧下さい。
  最新のニュースとさらに詳細な情報についてもIHFのホームページをご覧下さい。

  • 移籍市場:わずかに減少傾向

  • 移籍市場:わずかに減少傾向


    連盟間の国際移籍は2005年わずかに減少した。これはIHFバーゼル本部が行った調査により明らかになったもの。
    2004年の国際移籍は179名で史上新記録であったが2005年の国際移籍数はわずかに減少し、計160名が大陸間移籍
    を行った。この数字はIHFが統計を取り始めた1996年に比べると6倍になっている。
    
    昨年の移籍はほとんどの選手がパンアメリカ(46)またはアフリカ(42)のそれぞれからヨーロッパへ移籍し、
    ‘ハンドボールのゆりかご’(注:ヨーロッパのこと)からは18選手がアメリカに、またほぼ同数(19)がアジ
    アに引きつけられた。
    
    最も多くの選手が出て行った国々はチュニジア、アルゼンチン、ブラジル、アルジェリア、デンマーク、グリー
    ンランドで、世界をまたに駆ける人たちはフランス、スペイン、イタリア、カタール、グリーンランド、ドイツ
    に焦点を当てた。
    
    全選手の約半数がひとつのクラブから他のクラブへ移っただけでなく他の大陸へ移ったというケースは、チュニ
    ジア、アルゼンチン、ブラジル、グリーンランド、セルビア・モンテネグロ、デンマークであった。そのうち83
    名が金銭的理由以外の理由で移動を決心したいわゆる非契約移籍である。残りの77名はプロ選手で、23名がロー
    ンで移動した。
    
    少しおかしな話を付け加えると、移籍した最年少選手は14才、最年長選手は46才であった。
    
    (上記記事はワールドハンドボールマガジン2006年第1号に図表と共に掲載)