<IHFニュース 2005年07月20日号>



  このIHFニュースは、国際ハンドボール連盟(IHF)が、毎月発表している
  プレス・リリースを日本協会で和訳したものです。原文については、IHFのウ
  ェブに掲載されていますので、こちら(英語版)をご覧下さい。
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  • フォト・オブ・ザ・イヤー:サッシャ・クラーン

  • フォト・オブ・ザ・イヤー:サッシャ・クラーン


    サッシャ・クラーンが2004年ハンドボール・フォト・オブ・ザ・イヤーの優勝者− これは国際ハンドボール連
    盟から独立している陪審が決定したもので、このコンテストが1992年開始して以来9回目の表彰となる。
    
    ドイツの報道写真家クラーンのこの優勝写真は、ヨーロッパカップ決勝でのドイツ1部チームTHW キールを撮影
    したもの。試合後のはじけるような喜びを見せている。専門家たちはその力強さから、プレーや表情に注意が集
    まっていなくても、この主要大会の雰囲気を、ほとんど芸術的ともいえる手法で良くとらえているとして、優勝
    を確信していた。
    
    このほか4枚の写真が特別賞を得たが、これらは試合そのもののプレーから離れて撮られているという事実は、
    一部注目すべきことであろう。これはゴールキーパーがゴールネットと格闘しているヤン・ウィリデンの写真で
    もそうであり、試合に勝って大喜びする子供をとらえた同じくドイツの二クラス・ホームの作品もそうである。
    北村善夫(日本)、アリアクサンドル・シシュコ(ベラルーシ)の写真も、ハンドボールではなくて人々が焦点
    となっていた。
    
    入賞作品には合計1万スイスフランの賞金がIHFから支払われる。
    
    今年の入賞者の前には以下の人たちが受賞している。
    
     1992年ゲルハルト・ウール(ドイツ)、1996年カースティン・ヨンソン(オーストリア)、
     1998年サンドル・コドルッチズ(ハンガリー)、1999年ビョルン・ラングセム(ノルウェー)、
     2000年ビョルン・モエ(ノルウェー)、2001年佐々木直人(日本)、
     2002年ジェシカ・ゴウ(スウェーデン)、2003年ジャック・ミクルット(スウェーデン)。