IHF理事会 2月7日チュニジアで会議 3月21日ケルンの世界選抜試合は津波被害者のために IHFコーチ&レフェリーシンポジウム in タイ
男子世界選手権に続けて国際ハンドボール連盟理事会は第1回定例会議を2月7日チュニジアで開催する。既報 の通り、新メンバーによる理事会は昨年12月はじめエジプトでの第30回通常総会時に暫定的に第1回会議を開い ている。 この理事会の焦点は以下のようなトピックになる: IHF委員会メンバーの任命、2005年世界選手権の準備状況(QAT, CZE, HUN, RUS)、 2007年女子世界選手権の付与、世界選手権及びオリンピック大会予選の様式、選手委員会の形成。
チュニジア男子世界選手権に際し、国際ハンドボール連盟(IHF)執行部とドイツハンドボール連盟(DHB) は世界選抜と男子ドイツ代表チームによるチャリティ試合の日程を決めた。試合は3月21日ドイツ・ケルンの ”ケルナレーナ”で行われる。開催者たちは2万人に達する観客を期待している。 既報のように収益金は全てアジアの津波被害者救援のために送られる。IHFが世界選抜の、DHBがドイツ代 表チームの、それぞれ費用を負担するという同意に達した後、両者は世界選手権、チャンピオンリーグ、EHF、 DHBカップの厳しい試合日程の中、可能な日程を探っていた。
既報のように国際ハンドボール連盟はIHFコーチ&チーフレフェリーシンポジウムを6月21−26日バンコクで 開催する。タイ津波の被害が甚大であるにも関わらず、IHFは従前のスケジュールの通り、タイをシンポジウ ムの会場とすることを決定した。バンコク市そのものは直接津波の被害は受けておらず、IHFはその連帯感を 示すとともに、この決定が通常の生活を少しでも取り戻す助けになることを願っている。 シンポジウムのプログラムには下記を含め多くのトピックスが用意されている。 ‐ 2004年アテネオリンピックと2005年世界選手権 ‐ 現代的な選手のプロフィルとは ‐ 戦術の概念の新しいアイデア / 攻撃のコンビネーション ‐ ゲーム組み立ての変化 − 結果として練習に対するスポーツ熱 ‐ ディフェンスの柔軟性のある概念 ‐ 心理的側面 / チームを引っ張る戦略 ‐ 規則解釈におけるIHFの路線 ‐ 基礎変更2005の解説 ‐ 新しい技術的・戦術的改革の結果としての将来の規則の展開 ‐ チーフレフェリーに対するIHFの支援 ‐ 世界選手権候補のための”国際レフェリートレーニングコース”の新概念 ‐ 心理的側面を含め、レフェリーの新しい教育及びトレーニング方法 興味のある人は誰でもシンポジウムへの登録ができる。費用や登録認証について詳細はバーゼルのIHF本部へ 問い合わせていただきたい。