2006年まで禁止 韓国、日本、中国が2005年女子ジュニア世界選手権出場へ
エジプト選手フッセイン・アッワドは3月31日オーストリア・ウィーンでIMSB(医学及びスポーツ学研究所)に より行われたアンチドーピング検査で、ステロイド使用により陽性と判断された。オーストリア・セイベルスド ルフにあるIOC試験所による分析の結果、この選手の検体に禁止物質、すなわちアナボリックステロイド(筋 肉増強剤)の代謝物質メントロンが発見された。 国際ハンドボール連盟仲裁委員会はIHFアンチドーピング規則及びWADAコードに違反していることからフッセ イン・アッワドを2004年7月19日から2006年4月19日まで国際及び国内試合への出場停止を決めた。IHFアン チドーピング規則は制裁として最高2年までの競技不適格を規程している。
第8回アジア女子ジュニア選手権が7月1−8日タイ・スパンブリで行われ、韓国、日本、中国がチェコ共和国 で開催の2005年女子ジュニア世界選手権への切符を手に入れた。大会初日ベトナム、ウズベキスタン、トルクメ ニスタンが出場を辞退したため参加は6チームに減った。残った韓国、日本、中国、チャイニーズタイペイ、タ イ、カザフスタンがアジアの代表枠3つを争った。 大会を最高のレベルに保ちたいという開催国の努力の他に、日本、中国といったチームが素晴らしいプレーを見 せた。最終的には韓国のリー・サンヒョ選手がスピードにあふれる抜群のプレーで1位を確保した。 最終順位 1.韓国 2.日本 3.中国 4.チャイニーズタイペイ 5.タイ 6.カザフスタン 全結果 7/1 JPN-THA 34- 9 KOR-TPE 34-29 7/2 CHN-KAZ 35-24 THA-KOR 16-51 7/3 KAZ-JPN 26-28 TPE-CHN 27-30 7/5 TPE-THA 38-22 CHN-JPN 25-31 KOR-KAZ 45-28 7/6 KAZ-TPE 32-40 CHN-THA 42-22 JPN-KOR 18-32 7/8 JPN-TPE 35-29 THA-KAZ 30-29 KOR-CHN 30-27