シドニーオリンピック・ハンドボールトーナメント 男女試合日程決まる ポルトガルで開催のIHF通常総会 日程を繰り上げ アジア:エグゼクティブのために2セミナー ブックレット・シリーズ:女性とオリンピック トップコーチのシンポジウム アフリカ:ヤポ会長留任 チャレンジトロフィーを支援 WANTED:“1999年 フォト・オブ・ザ・イヤー” シドニーオリンピック・ハンドボール・トーナメント 女子日程 シドニーオリンピック・ハンドボール・トーナメント 男子日程 シドニー2000/女子ハンドボール・トーナメント オリンピック出場各国のすがたを簡単に シドニー2000/男子ハンドボール・トーナメント オリンピック出場各国のすがたを簡単に
国際ハンドボール連盟(IHF)は2000年オリンピック組織委員会(SOCOG)と共に、9月 16日から10月1日まで、シドニーのオリンピック公園の2会場で開かれるハンドボール男女トー ナメントの公式試合日程を決定した。 それぞれの試合のスローオフ時間は、現時点ではまだ決めていない。IHFはむしろ各国連盟、 テレビ局あるいは他の関係メディアに彼らの希望するスローオフ時間を知らせてほしいと考えて いる。これれらは決勝戦の計画にも考慮される。 オリンピックハンドボールトーナメントの各試合のスローオフ時間は既に発表となっているかも しれないが、それらはいずれもSOCOGともIHFとも調整したものではなく、従って公式な ものではないことをIHFはこの機会に指摘しておきたい。 公式な承認を受けた試合日程は、オリンピック参加チームそれぞれの概略と共にこのプレス・サ ービスに加えた。
国際ハンドボール連盟評議員会は2000年11月30日−12月3日に予定したIHFコングレスがラマ ダンとぶつかるため、アジアとアフリカの大陸連盟から出されていた提案に応え数日繰り上げる ことを決定した。IHF最高機関のこの会議は11月26日から30日、ポルトガルのエストリルで行 われる。
国際ハンドボール連盟は今年、アジアのエグゼクティブのためのセミナーを2回開く。第1回は 4月20日−24日ヨルダンのアンマンを予定。第2回はバンコク、香港、マレーシアのいずれかで 開催する。エグゼクティブのためのセミナーはオリンピック・ソリダリティの支援を受けている が、その第1の目的は各国ハンドボール連盟の会長、専務理事、財務担当の一層の研修をはかる ものである。
IHFのブックレット(小冊子)シリーズに2冊が加わった。ブックレット・ナンバー22の主題は ‘女性とハンドボール’に関する初めてのセミナーで、1999年12月女子世界選手権の際ノルウェー のハマルで行われたもの。9名の講師による広範囲なテーマについての講演が50ページの小冊子に まとめられた。 ブックレット・ナンバー11(‘ハンドボールとオリンピック大会’)には、1936年ベルリン大会か ら1996年アトランタ大会に至るまでのハンドボールトーナメントの全ての名前、データ、結果、表 が記録されている。どちらの本もバーゼルの事務局で注文できる。
チュニジアのナブールにあるキープスホテルが6月23日から28日、世界の隅々から来るハンドボー ルのエキスパートの集合場所となる。そこで国際ハンドボール連盟がコーチ及びヘッドレフェリー のためのシンポジウムを開くが、これは昨年日程の調整がつかずキャンセルせざるを得なかったも のである。1999年の世界選手権と、2001年夏から有効となる新規則の分析が5日間エキスパートの 関心の的となる。シンポジウムの全プログラムの詳細はまだわからないが、参加者たちは相当数の スポーツ著名人と会えることを期待してよい。つまりダニエル・コンスタンティニ(フランス)、 ベント・ヨハンソン(スウェーデン)、ファン・デ・ディオス・ロマン・セコ(スペイン)が既に 出席の確認をしている。
アフリカハンドボール連盟は3月半ば、ナイジェリアのアブジャで開かれた今年の総会でクリスト フ・ヤポ(コートジボアール)の留任を確認した。選出選挙で彼は競争相手のエルネスト・ドジョ ムディ(カメルーン)を14票対12票で破った。さらにDr. ランレ・グローバーが第1副会長、モハ メッド・ベン・カリファ(チュニジア)が第2副会長、マンスール・アレムー(ベニン)が専務理事、 テオフィル・ローソン(ニジェール)が財務担当に選ばれた。
IHFの財政支援を受け、ヨーロッパハンドボール連盟は女子ナショナルチームのためのチャレ ンジトロフィーを5月ベルギーで開催する。トーナメントの目的はチームを励まし強化し、ヨー ロッパ・ハンドボールのトップ間のギャップを少しせばめることである。IHFはチームが参加 できるように旅費の一部を負担している。そのためボスニア−ヘルツェゴビナ、フィンランド、 イスラエル、ラトビア、ルクセンブルグが貢献できそうである。さらにホスト国のベルギーがト ーナメントに参加する。
テレビ時代にあっても、特別な美意識とハンドボールの素晴らしいダイナミズムを発信する写真 は、ハンドボール・ジャーナリズムをケーキにたとえれば上にのっているアイシングの役割をす る。どのスポーツも最も素晴らしいその姿を公に見せるため、魅力的で人目を引く写真を必要と している。こうしたことから国際ハンドボール連盟は第4回になる“年間写真賞”を発表する。 このコンテストの賞金総額は、1万スイスフラン(約65万円)である。 このコンテストは年を重ねるごとに人気を得ており、昨年は30ヶ国から 100枚の写真が届いた。 ゲルハルト・ウル(ドイツ)が1992年の、カーステン・ヨンソン(オーストリア)が1996年の、 サンドール・コドルツ(ハンガリー)が1998年の優勝者である。 コンテスト規則を以下に抜粋するが、これはIHFの公式機関誌ワールドハンドボールマガジン 誌にも発表される。 <応募できるのは誰か?> 1999年1月1日から12月31日までに新聞雑誌に発表されたハンドボールの写真(アクション・シ ョット、周辺のハプニング、雰囲気)で、オリジナルの出版物で証明できるものなら誰でも応募 できる。このコンテストはプロにもアマチュアにも開放されている。 参加者は全てに表題をつけ、日付、写真を撮った場所、試合であればその旨と写真に写っている 人も含めて連絡のこと。 <参加方法> コンテストに参加するには、写真(撮影者1人あたり3枚までにお願いしたい)とプルーフを IHFの“写真コンテスト”係、すなわち“Photo Competition”, P.O. Box 312, CH 4020 Basel, Switzerlandまで送って頂きたい。提出された写真の版権は コンテストが終わるまでIHFに転属する。応募は2000年7月まで。 <誰が、いつ、入賞者の選ぶのか?> 5人からなるジュリーは、IHF専務理事レイモンド・ハーンを議長としてジャーナリストと現 役ハンドボール選手が務めるが、写真が伝えるもの、オリジナル性、技術的な質といったことを 基準に応募写真を審査する。 最優秀の写真と入賞者はシドニーオリンピックの期間中に発表され、またワールド・ハンドボー ル・マガジン誌にも発表される。 <賞はなに?> 上位3枚の写真に賞が与えられる。1位は5千スイスフラン(約32万5千円)、2位は3千フラ ン(約19万5千円)、3位は2千フランとなっている。
Aグループ Bグループ フランス ノルウェー ルーマニア オーストリア ハンガリー オーストラリア 韓 国 デンマーク アンゴラ ブラジル
日 付 試 合 チーム 会 場 9月17日 A4 : A1 韓 国 : フランス II ロス B4 : B1 デンマーク : ノルウェー A3 : A5 ハンガリー : アンゴラ B3 : B5 オーストラリア: ブラジル 9月19日 A1 : A3 フランス : ハンガリー II ロス B1 : B3 ノルウェー :オーストラリア A2 : A4 ルーマニア : 韓 国 B2 : B4 オーストリア : デンマーク 9月21日 B5 : B2 ブラジル : オーストリア II ロス A5 : A2 アンゴラ : ルーマニア B3 : B4 オーストラリア: デンマーク A3 : A5 ハンガリー : 韓 国 9月23日 A5 : A1 アンゴラ : フランス II ロス B5 : B1 ブラジル : ノルウェー A2 : A3 ルーマニア : ハンガリー B2 : B3 オーストリア :オーストラリア 9月25日 B4 : B5 デンマーク : ブラジル II ロス A4 : A5 韓 国 : アンゴラ B1 : B2 ノルウェー : オーストリア A1 : A2 フランス : ルーマニア
日 付 試 合 会 場 9月28日 5.A : 5.B (9/10位決定戦) I ドーム 1.A : 4.B (準々決勝1) 3.B : 2.A (準々決勝2) 3.A : 2.B (準々決勝3) 1.B : 4.A (準々決勝4) 9月29日 準々決勝1の勝者 : 準々決勝3の勝者 (準決勝1) I ドーム 準々決勝2の勝者 : 準々決勝4の勝者 (準決勝1) 9月30日 準々決勝1の敗者 : 準々決勝3の敗者 (順位決定戦1) I ドーム 準々決勝2の敗者 : 準々決勝4の敗者 (順位決定戦2) 10月1日 順位決定戦1の敗者 : 順位決定戦2の敗者(7/8位決定戦) I ドーム 順位決定戦1の勝者 : 順位決定戦2の勝者(5/6位決定戦) 準決勝1の敗者 : 準決勝2の敗者 (3/4位決定戦) 準決勝1の勝者 : 準決勝2の勝者 (決勝戦)
Aグループ Bグループ ロ シ ア スウェ−デン ユーゴスラビア スペイン ド イ ツ フランス エジプト オーストラリア キューバ スロベニア 韓 国 チュニジア
日 付 試 合 チーム 会 場 9月16日 A3 : A5 ド イ ツ : キューバ II ロス B3 : B5 フランス : スロベニア A2 : A6 ユーゴスラビア: 韓 国 B2 : B6 スペイン : チュニジア A1 : A4 ロ シ ア : エジプト B1 : B4 スウェーデン :オーストラリア 9月18日 A6 : A3 韓 国 : ド イ ツ II ロス B6 : B3 チュニジア : フランス A4 : A2 エジプト :ユーゴスラビア B4 : B2 オーストラリア: スペイン A5 : A1 キューバ : ロ シ ア B5 : B1 スロベニア : スウェーデン 9月20日 B1 : B6 スウェーデン : チュニジア II ロス A1 : A6 ロ シ ア : 韓 国 B4 : B5 オーストラリア: スロベニア A4 : A5 エジプト : キューバ B2 : B3 スペイン : フランス A2 : A3 ユーゴスラビア: ド イ ツ 9月22日 A6 : A4 韓 国 : エジプト II ロス B6 : B4 チュニジア :オーストラリア A2 : A5 ユーゴスラビア: キューバ B2 : B5 スペイン : スロベニア A3 : A1 ド イ ツ : ロ シ ア B3 : B1 フランス : スウェーデン 9月24日 B5 : B6 スロベニア : チュニジア II ロス A5 : A6 キューバ : 韓 国 B3 : B4 フランス :オーストラリア A3 : A4 ド イ ツ : エジプト B1 : B2 スウェーデン : スペイン A1 : A2 ロ シ ア :ユーゴスラビア
日 付 試 合 会 場 9月26日 6.A : 6.B (11/12位決定戦) II ロス 5.A : 5.B ( 9/10位決定戦) 1.A : 4.B (準々決勝1) 3.B : 2.A (準々決勝2) 3.A : 2.B (準々決勝3) 1.B : 4.A (準々決勝4) 9月29日 準々決勝1の敗者 : 準々決勝3の敗者 (順位決定戦1) I ドーム 準々決勝2の敗者 : 準々決勝4の敗者 (順位決定戦2) 準々決勝1の勝者 : 準々決勝3の勝者 (準決勝1) 準々決勝2の勝者 : 準々決勝4の勝者 (準決勝1) 9月30日 順位決定戦1の敗者 : 順位決定戦2の敗者(7/8位決定戦) I ドーム 順位決定戦1の勝者 : 順位決定戦2の勝者(5/6位決定戦) 準決勝1の敗者 : 準決勝2の敗者 (3/4位決定戦) 準決勝1の勝者 : 準決勝2の勝者 (決勝戦)
<ノルウェー> 世界選手権金メダル 1999 世界選手権銀メダル 1997 世界選手権銅メダル 1986, 1993 オリンピック銀メダル 1988, 1992 ヨーロッパチャンピオン 1998 オリンピック出場 1988, 1992, 1996 <フランス> 世界選手権銀メダル 1999 オリンピック出場 - <オーストリア> 世界選手権銅メダル 1999 オリンピック出場 1984, 1992 <ルーマニア> 世界選手権金メダル 1962 世界選手権銀メダル 1973 オリンピック出場 1976 <デンマーク> オリンピックチャンピオン 1996 世界選手権金メダル 1997 世界選手権銀メダル 1962, 1993 世界選手権銅メダル 1995 ヨーロッパチャンピオン 1994, 1996 オリンピック出場 1996 <韓 国> オリンピックチャンピオン 1988, 1992 オリンピック銀メダル 1984, 1996 世界選手権金メダル 1995 オリンピック出場 1984, 1988, 1992, 1996 アジア選手権 1987, 1989, 1991, 1993, 1995, 1999 <ブラジル> パンアメリカチャンピオン 1997, 1999 オリンピック出場 - <アンゴラ> アフリカチャンピオン 1989, 1992, 1994, 1998 オリンピック出場 1996 <ハンガリー> 世界選手権金メダル 1965 世界選手権銀メダル 1957, 1982, 1995 世界選手権銅メダル 1971, 1975, 1978 オリンピック銅メダル 1976, 1996 オリンピック出場 1976, 1980, 1996 <オーストラリア> オリンピック出場 -
<スウェーデン> オリンピック銀メダル 1992, 1996 世界選手権金メダル 1954, 1958, 1990, 1999 世界選手権銀メダル 1964, 1997 世界選手権銅メダル 1938, 1961, 1993, 1995 ヨーロッパチャンピオン 1994, 1998, 2000 オリンピック出場 1972, 1984, 1988, 1992, 1996 <ロ シ ア> オリンピックチャンピオン 1976, 1988(URS), 1992(EUN) 世界選手権銀メダル 1980 (URS) 世界選手権金メダル 1982(URS), 1993, 1997 世界選手権銀メダル 1978, 1990(URS), 1999 ヨーロッパチャンピオン 1996 オリンピック出場 1972, 1976, 1980, 1988(URS), 1992(EUN), 1996 <ユーゴスラビア> オリンピックチャンピオン 1972, 1984 オリンピック銅メダル 1988 世界選手権金メダル 1986 世界選手権銀メダル 1982 世界選手権銅メダル 1970, 1974, 1999 オリンピック出場 1972, 1976, 1980, 1984, 1988 <スペイン> オリンピック銅メダル 1996 オリンピック出場 1972, 1980, 1984, 1988, 1992, 1996 <ド イ ツ> 世界選手権金メダル 1938(GER), 1978(FRG) オリンピックチャンピオン 1936(GER), 1980(GDR) オリンピック銀メダル 1984(FRG) 世界選手権銀メダル 1954(GER), 1970, 1974(GDR) 世界選手権銅メダル 1958,(GER), 1978, 1986(GDR) オリンピック出場 1972(GDR, FRG), 1976(FRG), 1980(GDR), 1984(FRG), 1988(GDR), 1992, 1996(GDR) <フランス> 世界選手権金メダル 1995 世界選手権銀メダル 1993 世界選手権銅メダル 1997 オリンピック銅メダル 1992 オリンピック出場 1992, 1996 <キューバ> パンアメリカチャンピオン 1991, 1995, 1996, 1998 オリンピック出場 1980 <スロベニア> オリンピック出場 - <チュニジア> アフリカチャンピオン 1974, 1976, 1979, 1994, 1998 オリンピック出場 1972 <韓 国> オリンピック銀メダル 1988 アジア選手権 1983, 1987, 1989, 1991, 1993, 1997, 1999 オリンピック出場 1984, 1988, 1992 <エジプト> アフリカチャンピオン 1991, 1992 オリンピック出場 1992, 1996 <オーストラリア> オリンピック出場 -