第15回ヒロシマ国際ハンドボール大会 試合結果



試合結果   第1日目(7/23(金))  第2日目(7/24(土))  第3日目(7/25(日))

星取り表


◆ 第3日(7月25日(日))



NEO日本代表(NeoJPN) 26 (12-11, 14-14) 25 中国代表(CHN)
(2勝1敗)                             (3敗)

   ランニングスコア

  NEO日本代表は,優勝に一縷の望みをかけての負けられない一戦。
 高い壁の中国に挑む。スローオフneoジャパン、石戸のミドルで幸
 先良く先制。すかさず中国代表も打ちかえす。序盤、neoジャパン
 は中国の高いディフェンスとGKのセーブに苦しみ得点が伸びない。
 中国も5−1デフェンスを攻めあぐね、8分で4−4のロースコア
 の展開。静かな立ち上がりの中、中盤を迎え先にペースを握ったの
 が、neoジャパン、GK甲斐の好セーブから森、谷村らが得点を重
 ね、9-5と13分30秒までに4点のリードを奪う。中国も再三の好機を
 甲斐に阻まれようやく20分過ぎに6点目を挙げ、徐々に反撃、攻撃
 に決め手を欠くneoジャパンを尻目に29分には10-12と2点差に詰め
 寄る。残り30秒、さらに1点を返し、12−11、neoジャパン1
 点差のリードで前半を終了した。
  後半出だし、前半終了間際の勢いで、中国代表が2点を連取し、
 すかさず逆転。ここから、一進一退の攻防が続き、11分まで18-18
 の同点で中盤を迎える。中盤以降も膠着状態が続き、20分まで、
 21-21、双方ともメンバーを頻繁に入れ替え、打開策を講じるが、
 抜け出せない。25分ポストプレーから2点連取し、中国代表が2点
 リード、しかし、neoも森が中国代表の2分間退場を誘い、1点差、
 27分には一気に26-25と逆転した。デフェンスで粘りを見せたneoジ
 ャパンがそのまま逃げ切り、勝利した。


日本代表(JPN) 28 (15-13, 13- 9) 22 バーレーン代表(BRN)
(3勝)                          (1勝2敗)

   ランニングスコア

  試合開始から日本代表GK浦和が好守を連発,攻撃も早いパス回し
 でバーレーンディフェンスを揺さぶり,得点を重ねる。日本の速い
 攻撃についていけないバーレーンは前半10分までに警告を1枚,退
 場を2人だす苦しい展開となった。しかし,日本のシュートミスが
 続きだすとバーレーンが息を吹き返し日本は劣勢に立たされる。
 日本はその後も悪い流れを断ち切れずミスを多発,ディフェンスの
 リズムも崩し,バーレーンの追い上げを許した。日本代表は,なん
 とか2点のリードを保ち前半を折り返した。
  後半に入っても互角の勝負を展開,バーレーンは後半4分過ぎか
 ら13分までにのべ4人の退場者を出す。日本はこの間にも攻めきれ
 ず,拙攻を繰り返すが,なんとか5点まで差を広げることに成功し
 た。その後もバーレーンは,ミスを繰り返すが,日本は相手のミス
 に乗じてたたみかけることができない。試合は後半中盤に奪った得
 点差を保ち終了。28−22で日本が勝利を収めた。


◆ 第2日(7月24日(土))



NEO日本代表(NeoJPN) 35 (20-12, 15-16) 28 バーレーン代表(BRN)
(1勝1敗)                             (1勝1敗)

   ランニングスコア

  NEO日本代表は,もどりの遅いバーレーンに対し速攻を仕掛け得点
 を重ね序盤から大きなリードを奪う。バーレーンは前半12分に早く
 もタイムアウトを要求し,立て直しを図るがNEO日本代表の勢いは止
 まらない。NEO日本代表はその後も速いパス回しからリズムの良い
 攻撃を組み立て試合を有利に進め,20−12の8点をリードし前半
 を折り返した。
  後半に入り,バーレーン16GKサラがファインセーブを連発,NEO日
 本は攻守のリズムが悪く,バーレーンのサイドからの攻撃を止めら
 れず,一時追い上げを許すが,試合の流れが大きく変わることはな
 かった。後半は互角の勝負を展開するが,前半の得点差は大きく
 35−28でNEO日本代表が勝利を収めた。


日本代表(JPN) 29 (11-12, 18- 8) 20 中国代表(CHN)
(2勝)                           (2敗)

   ランニングスコア

  序盤,リードを奪った日本代表はオフェンス・ディフェンスとも
 中国に対し優位に立つように見えたが,シュートミスが目立ち逆に
 中国にリードを許す展開となる。前半20分に同点に追いついた日本
 は,21分日本代表7宮崎のトリッキーなステップシュートで逆転。
 しかし,25分には中国逆転されるといった一進一退の攻防を繰り返
 した。
  前半を12−11の1点ビハンドで折り返した日本代表はディフ
 ェンスシステムを0−6ディフェンスから1−2−3ディフェンス
 に変更,リズムを崩した中国を日本は一気に逆転。勢いに乗るかと
 思われたが,中国代表GK王のファインセーブに阻まれペースダウン,
 競り合いから抜け出せなかった。10分過ぎから日本代表7宮崎・
 3高智の連続得点で一歩日本が抜け出すと,そのリードを保ったま
 ま終盤戦を迎えた。終盤攻守のリズムを取り戻した日本は一気に加
 速,29−20の9点差をつけ勝利を収めた。


◎女 子◎

日本代表(JPN) 38 (16-14, 22- 9) 23 ヒロシマメイプルレッズ
(1勝)                           (1敗)

   ランニングスコア

  両チームとも足がよく動き,スピード感あふれる攻防を展開。互
 角の戦いを見せる両チームであったが,前半10分過ぎからシュート
 の精度に勝る日本代表が一歩抜け出す。日本代表10藤井の活躍や
 スカイプレーやポストプレーに苦しむメイプルレッズは,試合開始
 からディフェンスのみの出場だった復帰の呉が攻撃参加,攻撃のリ
 ズムを取り戻した。呉の活躍もあり追い上げムードを見せるメイプ
 ルレッズであったが,結局前半は16−14で日本代表の2点リー
 ドで折り返した。
  後半,攻撃が単調になり始めたメイプルレッズに対し,日本代表
 の勢いは加速。後半10分には8点まで差は広がった。ここでメイプ
 ルレッズはタイムアウトを要求し,なんとか流れを変えようとする
 が,日本代表の勢いは止められず,日本代表ががっちりと試合の主
 導権を握った。最後まで足の衰えなかった日本代表が38−23で
 大勝した。


◆ 第1日(7月23日(金))



日本代表(JPN) 36 (17-16, 19-10) 26 NEO日本代表(NeoJPN)
(1勝)                           (1敗)

   ランニングスコア

  立ち上り互角の展開を見せる両チームであったが,10分過ぎから
 NEO日本代表のシュートが日本代表GK松村の好守の前になかなか決
 まらなくなる。ペースをつかんできた日本代表が抜け出すかと思わ
 れたが,NEO日本代表のGK甲斐もファインセーブを連発,簡単に流
 れをわたさない。ディフェンスの足もよく動いてきたNEO日本代表は,
 攻撃のリズムも良くなり日本代表と互角以上の戦いを見せ,追い上
 げを図る。白熱した接戦を演じた前半は16−17の日本代表が1点
 リードで折り返した。
  後半に入り日本代表が2連取,主導権を握るかと思われたが,NEO
 日本代表も粘りを見せ3点差のビハインドをキープしチャンスをうか
 がう。試合は終盤に突入,日本代表は7宮アがパスにシュートに活
 躍,攻撃のリズムを作り,じわりじわりと点差を広げていった。勢
 いに乗った日本代表は着実に加点,36−26の10点差をつけ日
 本代表が,初戦を快勝した。


バーレーン代表(BRN) 27 (14-12, 13-14) 26 中国代表(CHN)
(1勝)                              (1敗)

   ランニングスコア

  中国の高いディフェンスに攻めあぐねるバーレーンであったが,
 中国も決定力を欠き,試合はロースコアの守りあいとなった。前半
 15分過ぎから,中国のシュートミスからのバーレーンの速攻やポス
 トを絡めた攻撃がよく決まり,試合を有利に進める。4点差がつい
 たところで中国がたまらずタイムアウトを要求。その後,バーレー
 ンのポストに対応し始めた中国が堅守からの速攻で巻き返し,一時
 は同点まで追いつくが,前半終了間際にバーレーンの2連取を許し,
 14−12のバーレーン2点リードで前半を折り返した。
  後半に入りバーレーンが3連取,勢いに乗るかと思われたが流れを
 引き寄せるまでにはおよばず,中国の反撃を許す。試合は3点差以上
 をキープしたままバーレーンが優位に試合を進め、終盤に入る。
 中国はディフェンスが粘り強く守り,残り2分で1点差まで詰め寄った。
 またバーレーンは退場者を出し中国が絶対有利の状況を作り出す。
 残り45秒で中国が同点追いつくも,残り2秒でバーレーンのミドルシ
 ュートが決まり,バーレーンが1点差で辛くも勝利を収めた。