◆ 第12日(2月6日(日))
<決 勝>
スペイン 40 (21-13, 19-21) 34 クロアチア
(U組2位) (U組1位)
<3−4位決定戦>
フランス 26 (10-14, 16-11) 25 チュニジア
(T組2位) (T組1位)
◆ 第11日(2月5日(土))
<準決勝>
スペイン 33 (18-16, 15-14) 30 チュニジア
(U組2位) (T組1位)
クロアチア 35 (15-14, 20-18) 32 フランス
(U組1位) (T組2位)
<5−6位決定戦>
セルビア・モンテネグロ 37 (15-12, 22-14) 26 ギリシャ
(U組3位) (T組3位)
<7−8位決定戦>
ノルウェー 30 (14-15, 16-12) 27 ロ シ ア
(U組4位) (T組4位)
<9−10位決定戦>
ド イ ツ 39 (16-15, 17-18) 34 チェコ共和国
(U組5位) (4-0 延長 2-1) (T組5位)
<11−12位決定戦>
スウェーデン 32 (17-14, 15-15) 29 スロベニア
(U組6位) (T組6位)
◆ 第10日(2月3日(木)) 本戦ラウンド
<T 組>
チェコ共和国 31 (16-16, 15-13) 29 ギリシャ
(2勝3敗) (2勝1分2敗)
チュニジア 35 (19-11, 16-13) 24 ロ シ ア
(2勝3分) (2勝3敗)
フランス 26 (12-10, 14-16) 26 スロベニア
(2勝2分1敗) (1勝2分2敗)
<U 組>
ド イ ツ 27 (14-13, 13- 9) 22 スウェーデン
(1勝1分3敗) (1分4敗)
クロアチア 24 (10-11, 14-12) 23 セルビア・モンテネグロ
(4勝1敗) (2勝2分1敗)
スペイン 31 (15-12, 16-12) 24 ノルウェー
(3勝1分1敗) (2勝1分2敗)
◆ 第9日(2月1日(火)) 本戦ラウンド
<T 組>
フランス 31 (16- 9, 15-17) 26 チェコ共和国
(2勝1分1敗) (1勝3敗)
スロベニア 26 ( 9-11, 17-15) 26 チュニジア
(1勝1分2敗) (1勝3分)
ギリシャ 29 (13-14, 16-10) 24 ロ シ ア
(2勝1分1敗) (2勝2敗)
<U 組>
クロアチア 29 (15-11, 14-15) 26 ド イ ツ
(3勝1敗) (1分3敗)
セルビア・モンテネグロ 28 (16-19, 12- 9) 28 スペイン
(2勝2分) (2勝1分1敗)
ノルウェー 34 (14-15, 20-16) 31 スウェーデン
(2勝1分1敗) (1分3敗)
◆ 第8日(1月31日(月)) 本戦ラウンド
<T 組>
スロベニア 37 (17-13, 20-16) 29 ギリシャ
(1勝2敗) (1勝1分1敗)
チュニジア 36 (20-13, 16-12) 25 チェコ共和国
(1勝2分) (1勝2敗)
フランス 25 (12- 8, 13-14) 22 ロ シ ア
(1勝1分1敗) (2勝1敗)
<U 組>
スペイン 32 (15-12, 17-16) 28 ド イ ツ
(2勝1敗) (1分2敗)
スウェーデン 26 (15-12, 11-14) 26 セルビア・モンテネグロ
(1分2敗) (2勝1分)
ノルウェー 28 (12-11, 16-14) 25 クロアチア
(1勝1分1敗) (2勝1敗)
◆ 第7日(1月29日(土)) 予選ラウンド
<A 組>
アンゴラ 27 (16-11, 11-15) 26 カ ナ ダ
(1勝4敗) (5敗)
チュニジア 27 (17-13, 10-14) 27 ギリシャ
(3勝2分) (3勝1分1敗)
フランス 32 (14-13, 18-13) 26 デンマーク
(3勝1分1敗) (3勝2敗)
<B 組>
アイスランド 34 (19-11, 15-14) 25 アルジェリア
(2勝1分2敗) (1勝1分3敗)
チェコ共和国 33 (16- 9, 17-13) 22 クウェート
(2勝2分1敗) (5敗)
ロ シ ア 31 (16-18, 15- 9) 27 スロベニア
(5勝) (3勝2敗)
<C 組>
日 本 29 (16-10, 13- 9) 19 オーストラリア
(2勝3敗) (5敗)
第19回男子世界選手権予選リーグ最終日、日本としては、予選突破こそ叶わ
なかったが一つでも多く白星を挙げて今後に繋げる意味でもこのオーストラリア
との最終戦は、絶対に負けられない試合であった。
オーストラリアのスローオフで始まった前半は、相手に先取点こそゆるしたも
のの、田場の7MT,下川・田中のサイドシュートで主導権を握り、序盤は、4
−2とリードする。中盤に入り、DF陣が踏ん張り、オーストラリアのミスを誘
い、GK高木の好守から下川の速攻・早い攻めからの山口のポストシュートなど
で9−3とリードを広げた。更に引き離したい日本だったが、ここからシュート
ミスや、退場者も出してしまい相手に得点され追い上げられてしまう。追い上げ
られ嫌な状況であったが攻撃で杉山のポスト・宮アのミドル・野村の7MTで引
き離した。相手の要求したタイムアウト後も3連取し、16−10とリードして
前半を終了する。
後半に入り、替わったGK坪根の堅実なキーピングで相手の得点を止め、攻め
ても豊田・宮ア・中川・下川と4連続得点し、5分過ぎで10点差を付けた。中
盤は、シュートミスが多く相手に連続得点を許したが中盤以降GK坪根が落ち着
いて相手のシュートをさばき速攻からの豊田―下川のスカイプレーなどで場内を
沸かした。その後も点差は開かないものの要所を締め、結局29−19と10点
差でオーストラリアに勝利した。
この勝利で2勝3敗となり予選順位は4位で予選突破はならなかったが8年振
りに世界選手権に出場し、2勝出来たことは、今後のナショナル強化に繋がり、
評価できる内容であった。しかし、世界の強豪相手に健闘したとはいえ日本とし
て個人としても多くの課題が見つかったのでこの課題に対し、早急に対策を練ら
なければならないがプレーもさる事ながらレフェリング面など多くの事を目に焼
き付け直接肌で感じる事が出来た事は、収穫のあった大会と言える。
【日本の得点】下川6点,宮ア6点,豊田3点,中川3点,山口3点,
田場3点,野村2点,田中2点,杉山1点
スペイン 35 (15-14, 20-14) 28 アルゼンチン
(4勝1敗) (1勝4敗)
クロアチア 28 (14-15, 14-12) 27 スウェーデン
(5勝) (3勝2敗)
<D 組>
セルビア・モンテネグロ 25 (10-13, 15-11) 24 ド イ ツ
(4勝1敗) (3勝1分1敗)
ブラジル 30 (14-13, 16-12) 25 カタール
(1勝4敗) (5敗)
ノルウェー 24 (13- 9, 11-10) 19 エジプト
(3勝1分1敗) (3勝2敗)
◆ 第6日(1月28日(金)) 予選ラウンド
<A 組>
ギリシャ 36 (16-11, 20-12) 23 カ ナ ダ
(3勝1敗) (4敗)
チュニジア 25 (10-10, 15-12) 22 デンマーク
(3勝1分) (3勝1敗)
フランス 40 (19- 9, 21- 9) 18 アンゴラ
(2勝1分1敗) (4敗)
<B 組>
ロ シ ア 29 (12-12, 17-10) 22 アイスランド
(4勝) (1勝1分2敗)
チェコ共和国 28 (17-14, 11-12) 26 スロベニア
(1勝2分1敗) (3勝1敗)
アルジェリア 34 (20-14, 14-15) 29 クウェート
(1勝1分2敗) (4敗)
◆ 第5日(1月27日(木)) 予選ラウンド
<C 組>
スウェーデン 32 (13- 7, 19-11) 18 日 本
(3勝1敗) (1勝3敗)
第19回世界選手権で悲願の予選突破を図りたい日本は、最大の難関であるス
ウェーデンに戦いを挑んだ。
スウェーデンのスローオフで始まったゲーム、立ち上がり日本は、相手のサイ
ドシュートを先発GK高木が好セーブし、田場がステップ・ミドルシュートを決
めペースを握るかと思われたが、スウェーデンもマイボールになってから速い展
開に持ち込み得点し応戦する。その後両チームともにミスが出て6分まで2−2
のままでどちらもペースを握れない展開であった。しかし、ここから得点が動き
始める。スウェーデンは、センターのDFを固めGKと連携して日本の得点源で
ある宮ア・田場・中川らの攻撃トリオのコンビネーションを寸断する作戦にでた。
日本は、ここでサイドなどを使い展開を変えたい場面であったが、攻撃のリズム
を崩され思うように得点できず打ったシュートも相手GKの好守にあい、そのボ
ールを速攻に繋げられ連取され10分には、2−5とリードを許してしまう。そ
の後も相手の積極的なDFを攻め倦み、13分にようやく東がミドルシュートを
決めるが、その後オフェンスでの反則を取られ退場者を出してしまいさらに点差
を広げられてしまった。終盤4−13の場面から山口のポスト・中川のミドルシ
ュートで追い上げ、終了寸前に豊田がステップシュートを決めたが7−13と6
点ビハインドで前半を終了した。
後半に入り何とかして追いつきたい日本であったがチュニジアレフェリーの判
定が日本国内で吹かれたことのない場面で反則を取られる不運も重なり、一度崩
れたリズムを立て直す事が出来ずますます点差を広げられてしまい、17分には
12−24とダブルスコアになってしまう。それでも最後まで諦めず果敢に攻め
たが時すでに遅く結局18−32と大差で敗れ、この敗戦で日本の予選突破が絶
望的となった。
目標であった予選突破を叶える事が出来なかったが予選はもう1試合残してい
るので一つでも順位をあげて大会を終えるため最終戦もチーム一丸となって全力
で戦いたい。
【日本の得点】松林4点,田場4点,宮ア3点,豊田2点,中川2点,
東1点,田中1点,山口1点,
クロアチア 33 (15-15, 18-16) 31 スペイン
(4勝) (3勝1敗)
アルゼンチン 34 (18- 8, 16- 5) 13 オーストラリア
(1勝3敗) (4敗)
<D 組>
エジプト 31 (17-10, 14-19) 29 カタール
(3勝1敗) (4敗)
セルビア・モンテネグロ 33 (15-13, 18- 6) 19 ブラジル
(3勝1敗) (4敗)
ド イ ツ 27 (15-12, 12-15) 27 ノルウェー
(3勝1分) (2勝1分1敗)
◆ 第4日(1月26日(水)) 予選ラウンド
<A 組>
ギリシャ 26 (15- 9, 11-12) 21 アンゴラ
(2勝1敗) (3敗)
フランス 26 (15-11, 11-15) 26 チュニジア
(1勝1分1敗) (2勝1分)
デンマーク 52 (25- 7, 27-11) 18 カ ナ ダ
(3勝) (3敗)
<B 組>
スロベニア 33 (19-14, 14-14) 28 アルジェリア
(3勝) (1分2敗)
ロ シ ア 25 (12-12, 13- 9) 21 チェコ共和国
(3勝) (2分1敗)
アイスランド 31 (17-12, 14-10) 22 クウェート
(1勝1分1敗) (3敗)
<C 組>
クロアチア 38 (24- 7, 14-11) 18 オーストラリア
(3勝) (3敗)
日 本 27 (11-13, 16-12) 25 アルゼンチン
(1勝2敗) (3敗)
世界選手権予選リーグ第3戦目アルゼンチンとのゲーム。予選突破には絶対負
けられない相手に対し、日本は、入念な分析とスカウティングを施し、試合に臨
んだ。アルゼンチンのスローオフで始まった前半は、豊田のパスカットからの速
攻を中川が決め先取点をあげる。その後もGK高木の好守から山口のポスト・宮
アのミドルシュートでペースを掴み6−2とリードする。しかし、アルゼンチン
はポストにボールを集めだし、守る山口・永島が退場を課せられ5人になる場面
が多くなり徐々に点差を詰められた。中川のカットイン・豊田のミドルで応戦す
るもここから相手の積極的なDFを攻め倦み、逆に9−7の場面から3連続で得
点され逆転を許してしまう。東・山口のシュートで追いかけるが相手の左腕エー
スに決められ11−13で前半を終了する。
ハーフタイムに攻撃面の修正を行った日本は、後半開始早々にエース宮アがカ
ットインシュートを決め1点差に詰め寄る。アルゼンチンも負けじと左腕エース
がミドルを決め主導権を渡さない。追いつきたい日本であったが3分過ぎに中川
が退場を課せられピンチを向える。しかし、ピンチの場面でGK坪根が7mTを
止め相手に傾きかけた流れを食い止めた。その後2点リードされるが粘り、前半
に足首を負傷して痛い足でも気迫のDFで頑張っていた羽賀が相手のパスをスチ
ールし、そのボールをサイドの松林に繋げ同点、相手のミドルシュートを坪根が
セーブし、12分山口のポストプレーから得た7mTを東が渾身の力で左スミに
決めついに逆転に成功する。すぐに同点にされるが宮ア・田場がカットインシュ
ートを連続で決め、点差を広げた。アルゼンチンもオールコートマンツーマンを
仕掛け速い展開に持ち込むが宮ア・田場・中川の攻撃トリオが落ち着いてシュー
トを決め勝利を確定させた。
結局27−25で勝利し、3戦目にして嬉しい初白星、1997年熊本で行わ
れた世界選手権でのアルジェリア戦勝利以来、実に8年ぶりの勝利を逆転でもぎ
取った。明日も厳しい試合が続くが予選突破の為チーム一丸全力で頑張りたい。
【日本の得点】宮ア6点,中川5点,田場4点,山口3点,下川2点,
豊田2点,東2点,松林1点,永島1点,田中1点
スペイン 33 (14-17, 19- 9) 26 スウェーデン
(3勝) (2勝1敗)
<D 組>
ド イ ツ 40 (20- 4, 20-11) 15 カタール
(3勝) (3敗)
エジプト 24 (11-12, 13- 8) 20 ブラジル
(2勝1敗) (3敗)
セルビア・モンテネグロ 25 (10-13, 15-11) 24 ノルウェー
(2勝1敗) (2勝1敗)
◆ 第3日(1月25日(火)) 予選ラウンド
<A 組>
ギリシャ 20 ( 9-11, 11- 8) 19 フランス
(1勝1敗) (1勝1敗)
チュニジア 42 (19- 8, 23-12) 20 カ ナ ダ
(2勝) (2敗)
デンマーク 47 (23- 9, 24-10) 19 アンゴラ
(2勝) (2敗)
<B 組>
ロ シ ア 38 (23- 4, 15- 7) 11 クウェート
(2勝) (2敗)
チェコ共和国 29 (15-11, 14-18) 29 アルジェリア
(2分) (1分1敗)
スロベニア 34 (14-16, 20-17) 33 アイスランド
(2勝) (1分1敗)
◆ 第2日(1月24日(月)) 予選ラウンド
<C 組>
スペイン 51 (27- 8, 24-11) 19 オーストラリア
(2勝) (2敗)
クロアチア 34 (15-14, 19-11) 25 日 本
(2勝) (2敗)
予選リーグ第2戦目の試合は、アテネオリンピック覇者のクロアチアとの対戦
であった。日本は昨日のスペイン戦での大敗から気持ちを切り替え、分析から得
た相手の情報を入念なミーティングで確認し合い、世界チャンピオンに戦いを挑
んだ。クロアチアのスローオフで始まった前半は、キャプテン中川が積極的に打
って出てミドル・カットインシュートを連発させ2−0とリードした。クロアチ
アも世界NO1プレーヤーであるバリッチを中心に攻撃を組み立て応戦した。日
本は、昨日不発だったエース宮アが鋭いフェントからのカットインプレーで得た
7MTを田場が決めて10分まで5−5と互角の展開を繰り広げた。その後、両
GKが頑張り一進一退が続く中、相手退場のチャンスに田場のシュートが決まり
1点リードを奪った。しかし、ここから日本は、パッシブプレーなどで引き離す
チャンスを逃し、逆に相手サイドプレーヤーに連続で得点を許してしまい逆にリ
ードされてしまう。松林のサイドシュートで再び追いつくがサイドシュートを決
められ14−15と一点ビハインドで前半を終了した。
ハーフタイムに再度チーム戦術の確認を行った日本は、後半に入りエース宮ア
が大爆発し、ミドル・ステップシュートを連発させ引き離そうとする相手に喰ら
いついていった。しかし、クロアチアはここから中川・田場のシュートをブロッ
クし、そこから得点に結びつけ日本を引き離した。日本も15分過ぎまで19−
24と5点差を追いかけていたがここから相手の6−0DFを攻めあぐみ6分間
無得点の状態に陥り残り10分で8点差を付けられてしまう。結局この空白が最
後まで響き、松林の速攻での追い上げも実らず25−34で敗れた。
スペイン戦の反省を生かし、クロアチアに挑み自分達の力を確信する意味で次
に繋げる試合ができた。この試合で出た課題をしっかりと修正し、次のアルゼン
チン戦ではチーム一丸となって勝利を掴み取りたい。
【日本の得点】松林6点,宮ア6点,田場6点,中川5点,東1点,田中1点
スウェーデン 30 (12- 9, 18-14) 23 アルゼンチン
(2勝) (2敗)
<D 組>
エジプト 24 (13-13, 11- 9) 22 セルビア・モンテネグロ
(1勝1敗) (1勝1敗)
ド イ ツ 30 (17-11, 13-12) 23 ブラジル
(2勝) (2敗)
ノルウェー 33 (17-12, 16-10) 22 カタール
(2勝) (2敗)
◆ 第1日(1月23日(日)) 予選ラウンド
<A 組>
チュニジア 39 (20-10, 19-13) 23 アンゴラ
(1勝) (1敗)
フランス 44 (24- 5, 20-11) 16 カ ナ ダ
(1勝) (1敗)
デンマーク 27 (14-15, 13- 8) 23 ギリシャ
(1勝) (1敗)
<B 組>
チェコ共和国 34 (20-14, 14-20) 34 アイスランド
(1分) (1分)
ロ シ ア 28 (16-12, 12-10) 22 アルジェリア
(1勝) (1敗)
スロベニア 34 (15-11, 19- 6) 17 クウェート
(1勝) (1敗)
<C 組>
クロアチア 36 (15-13, 21-10) 23 アルゼンチン
(1勝) (1敗)
スペイン 41 (21-14, 20- 8) 22 日 本
(1勝) (1敗)
第19回男子世界選手権Cグループ予選リーグ第1戦は、アテネオリンピック
5位のスペインと試合を行った。スペインのスローオフで始まった試合は、立ち
上がりから田場・中川のミドルシュートが決まり日本が上々のスタートを切った
が5分過ぎあたりから相手GKにシュートを阻まれ、DFでは、相手の大型ポス
トを守りきれず与えた7MTを決められ逆転を許してしまう。しかし、日本もク
イックスタートから永島のポストシュート、下川のサイドシュート、山口のポス
トシュートで10分過ぎでは6−9と相手に喰らいついた。相手のポストシュー
トで先行されるもののGK坪根が好守を見せ、15分過ぎから豊田のサイドシュ
ート、杉山のポストシュート、東のミドルシュートが決まり、11−12と一点
差に追いつきスペインがたまらずタイムアウトを要求し場内を沸かせた。追いつ
きたい日本であったが20分過ぎからスペインの積極的なDFシフトを攻めあぐ
み、ミスを連続させてしまい3連続得点などで突き放され14−21と7点ビハ
インドで前半を終了する。
後半に入り、少しでも点差を縮めて応戦したい日本であったが打つシュートを
相手GKに阻まれそこから運ばれたボールで失点してしまい5分過ぎには10点
も差を付けられてしまう。また、退場者も出し、相手に確実に決められますます
点差を離されてしまい散発的にシュートが決まるだけで結局22−41の大差で
敗れた。
大型ポストの守りに課題を残したがスピードプレーは充分に通用するので明日
の試合は、積極的なDFで相手を守り、速い展開に持ち込むように修正して試合
に臨みたい。
【日本の得点】中川4点,山口4点,田場3点,下川2点,豊田2点,
宮ア2点,野村1点,東1点,永島1点,田中1点,杉山1点
スウェーデン 49 (22- 5, 27-11) 16 オーストラリア
(1勝) (1敗)
<D 組>
ド イ ツ 28 (15-13, 13-12) 25 エジプト
(1勝) (1敗)
セルビア・モンテネグロ 34 (20-10, 14-16) 26 カタール
(1勝) (1敗)
ノルウェー 34 (16- 5, 18- 7) 12 ブラジル
(1勝) (1敗)