第14回釜山アジア競技大会
◆ 第13日(10月13日(日))
<男 子>
◎3−4位決定戦
カタール 28 (14- 7, 14-14) 21 日 本
(B組2位) (A組2位)
立ち上がり、ミスからカタールに主導権を簡単に明け渡し、審判のジ
ャッジに対し過剰に神経質となり、プレーに精彩を欠き、前半7点差を
つけられ折り返す。
後半もカタールの優位は変わらず、15分過ぎには最大9点差をつけら
れ、あせりが出てきて悪循環となり、ミスも重なり結局7点差で敗れ、
メダルを獲得できなかった。
【日本の得点】茅場7,下川3,古家3,松林2,内田2,池辺1,
角谷1,中川1,佐々木1
◎決 勝 戦
韓 国 22 (13-11, 9-10) 21 クウェート
(A組1位) (B組1位)
◆ 第12日(10月12日(土))
<男 子>
◎7−8位決定戦
中 国 33 (18-10, 15-17) 27 U A E
(A組4位) (B組4位)
◎5−6位決定戦
チャイニーズ・タイペイ 35 (14- 9, 13-18) 33 バーレーン
(B組3位) ( 8 延長 6 ) (A組3位)
<女 子>
韓 国 26 (10-12, 16- 7) 19 中 国
(4勝) (1勝2分1敗)
◆ 第11日(10月11日(金))
<男子準決勝>
韓 国 31 (16-14, 15-16) 30 カタール
(A組1位) (B組2位)
クウェート 27 (14-12, 13-12) 24 日 本
(B組1位) (A組2位)
日本は、立ち上がりから動きが悪く、簡単にクウェートにリードを許
してしまい、主導権を握られてしまう。しかし、日本も持ち直し茅場の
ミドル、下川の速攻で追い上げ前半2点差で折り返す。
後半に入っても状態はあまり変わらず、2〜3点差のまま試合は進ん
だが、日本は相手の高いDFを崩すことができず、得点差を詰められな
く終盤に入った。佐々木の速攻からのミドルシュートや、田場の7mス
ローで追いすがるが、追いつくことができなかった。
この試合を落とし、3位決定戦にまわった。
<女 子>
カザフスタン 29 (14-13, 15-13) 26 朝鮮民主主義人民共和国
(2勝1分1敗) (1分3敗)
◆ 第10日(10月9日(水))
<男子B組>
クウェート 26 (13-14, 13-12) 26 U A E
(2勝1分) (1分2敗)
カタール 34 (18-12, 16-15) 27 チャイニーズ・タイペイ
(2勝1敗) (1勝2敗)
<女 子>
日 本 23 ( 9-11, 14-12) 23 中 国
(2分2敗) (1勝2分)
女子リーグ最終戦で、今大会初勝利を目指す日本は、立ち上がりから
田中・山田のフローターコンビが果敢に攻め中国をリードする。しかし、
中国も強力なフローター陣で負けずに追いつく展開となる。結局前半は、
中国が2点リードで終わる。
後半に入り日本は、河本,青戸の積極的なDFが機能し、中国フロー
ター陣を攪乱させる事に成功する。その後一進一退の攻防が続いたが、
残り3分佐久川のシュートで1点リードする。しかし中国も粘り、7m
スローで追いつき再び同点となる。その後両チームとも攻防を展開する
が、決定打がなく、引き分けに終わった。
【日本の得点】田中7,山田7,佐久川4,青戸2,金城2,藤浦1
◆ 第9日(10月8日(火))
<男子A組>
韓 国 24 (10- 7, 14-10) 17 日 本
(4勝) (3勝1敗)
予選リーグA組の首位をかけた一戦。立ち上がり、日本は池辺,羽賀
の積極的なDFで韓国の攻撃を守り、中川のカットインシュート,下川
の速攻などでリードする。しかし、韓国もユン,ペクのコンビでリード
を縮め、池辺のレッドカードを機会に逆転に成功する。結局3点ビハイ
ンドで前半を折り返す。
後半に入り、3点差を追う日本は、焦りからかイージーミスを連発し
てしまい逆に韓国にリードを広げられてしまう。日本も最後まであきら
めず果敢に攻めたが、点差は縮まらず、7点差で涙をのんだ。
この結果、Aグループ2位となり、11日Bグループ1位と対戦するこ
ととなった。
【日本の得点】中川7,古家3,山口2,内田1,角谷1,
池辺1,下川1,羽賀1
バーレーン 62 (37- 5, 25- 0) 5 モンゴル
(2勝2敗) (4敗)
◆ 第8日(10月7日(月))
<男子B組>
カタール 30 (15-13, 15- 9) 22 U A E
(1勝1敗) (2敗)
<女 子>
韓 国 34 (15-16, 19- 8) 24 朝鮮民主主義人民共和国
(3勝) (1分2敗)
カザフスタン 32 (18- 8, 14-12) 20 日 本
(1勝1分1敗) (1分2敗)
開始早々、カザフスタンはサイズを武器にした強引なプレーで日本D
Fを崩しにかかる。対する日本もテンポの良いパス回しから、ステップ,
ロングを狙うが、カザフスタンGKに阻まれ、前半の主導権を握られる。
後半に入り、日本は積極的なDFシフトでカザフスタンの攻撃をかく
乱することに成功し、チャンスを多くものにするが、ミスもあり、トー
タルの点差がなかなか縮まらない。迫力あるDFから速攻で青戸が良く
キャプテンシーを発揮したが、前半のビハインドが明暗を分けた。
【日本の得点】稲吉5,早船4,山田3,青戸2,金城2,
藤浦1,河本1,大石1,佐久川1
◆ 第7日(10月6日(日))
<男子A組>
韓 国 25 (13-11, 12-10) 21 バーレーン
(3勝) (1勝2敗)
中 国 54 (26- 3, 28-13) 16 モンゴル
(1勝3敗) (3敗)
◆ 第6日(10月5日(土))
<男子B組>
クウェート 32 (15-14, 17-15) 29 チャイニーズ・タイペイ
(2勝) (1勝1敗)
<女 子>
中 国 34 (13-12, 21-11) 23 朝鮮民主主義人民共和国
(1勝1分) (1分1敗)
◆ 第5日(10月4日(金))
<男子A組>
日 本 52 (26- 3, 26- 3) 6 モンゴル
(3勝) (2敗)
バーレーン 28 (14-12, 14-15) 27 中 国
(1勝1敗) (3敗)
◆ 第4日(10月3日(木))
<男子B組>
チャイニーズ・タイペイ 30 (15-13, 15-13) 26 U A E
(1勝) (1敗)
<女 子>
韓 国 28 (13- 9, 15-10) 19 カザフスタン
(2勝) (1分1敗)
日 本 26 (14-12, 12-14) 26 朝鮮民主主義人民共和国
(1分1敗) (1分)
立ち上がりから、一進一退が続き前半10分過ぎまで、ロースコアの展
開となる。15分過ぎからゲームが動き出し、日本は佐久川,山田らで得
点を重ねるも一時リードを許すが、落ち着いて取り戻し、前半を2点リ
ードで折り返した。
後半立ち上がりで、リードをさらに広げた日本ではあったが、ミスが
出てしまい逆速攻を相手に与え同点とされてしまった。その後、GK山
下の堅守もあり点差を広げようとするが、7mスローのチャンスを2度
失敗し、それが響き最後まで試合はもつれた。29分に1点リードするも、
残り10秒で同点とされ試合終了となった。試合の途中で、突き放すこと
ができた所での詰めが甘かった点が、大変悔やまれる試合であった。
【日本の得点】佐久川6,田中6,山田4,藤浦3,早船3,
稲吉2,青戸1,大石1,
◆ 第3日(10月2日(水))
<男子A組>
韓 国 37 (16-11, 21- 9) 20 中 国
(2勝) (2敗)
日 本 35 (17-11, 18-13) 24 バーレーン
(2勝) (1敗)
立ち上がりから日本は、固いDFからの速攻で宮崎,内田,中川らが
着実に加点し、5分過ぎに6−1とリードを奪う。その後、一進一退が
続くもチャンスを確実にものにし、守っては坪根を中心に手堅いDFで
前半を17−11で折り返す。
後半立ち上がりも落ち着いてプレーし、相手のラフプレーによる退場
時も着実に得点を重ね、佐々木のカットインプレー等で相手につけ入る
すきを与えなかった。非常にバランスの良いゲーム運びで安定感があり、
今後に大きな期待が持てる。
【日本の得点】宮崎10,内田6,中川5,山口5,池辺3,
茅場2,佐々木1,下川1,永島1,古家1
◆ 第2日(10月1日(火))
<男子B組>
クウェート 28 (18-12, 10-14) 26 カタール
(1勝) (1敗)
<女 子>
韓 国 28 (13-12, 15- 9) 21 日 本
(1勝) (1敗)
初戦とということで、お互い固さが見られ、12分過ぎまでロースコア
の展開となるが、日本は、山田,金城らの活躍とGK山下のファインセ
ーブもあり、一時は2点リードする攻勢を見せた。その後、3点差とな
る7mスローを外した後の8分間、無得点に押さえ込まれ、その間に逆
転され前半を1点ビハインドで終了した。
後半立ち上がりに3連続失点を喫し、リードを広げられたが、稲吉,
金城らの気迫とGK山下のスーパーファインセーブで何とか食らいつく
ものの、力つきて7点差で敗れた。
【日本の得点】金城5,佐久川4,山田4,田中3,
中村2,稲吉2,藤浦1
カザフスタン 24 (13-12, 11-12) 24 中 国
(1分) (1分)
◆ 第1日(9月30日(月))
<男子A組>
韓 国 59 (33- 2, 26- 5) 7 モンゴル
(1勝) (1敗)
日 本 30 (14- 8, 16- 7) 15 中 国
(1勝) (1敗)
立ち上がりから日本は、宮崎,中川の鋭いシュートで中国を突き放し
にかかり、守ってはGK坪根を中心に、池辺,羽賀らの鉄壁のディフェ
ンスで相手の攻撃を最小限に抑え、前半を6点リードで折り返す。
後半に入っても、ディフェンスにおいて集中力を途切らすことなく、
攻めては、控えのメンバーも含め、ほぼ全員が得点するなど、快勝した。
今後に向けて、大変素晴らしい内容での勝利となった。
【日本の得点】宮崎6,中川6,茅場6,内田3,佐々木2,
古家2,松林2,池辺1,羽賀1,下川1