<ジャパン ナショナル クラブカップ 2001 試合結果>
◆ 第5日(8月30日(木))
日本代表β 28 (14-13, 14- 9) 22 HC・ケヒラ
(1勝4敗) (1勝4敗)
カタルニア選抜 26 (12- 7, 14-14) 21 GF・クロップス
(3勝2敗) クルトゥール
(1勝1分3敗)
日本代表α 30 (17-10, 13-11) 21 SKIF・ロスネスト・
(5勝) クラスノダール
(3勝1分1敗)
◆ 第4日(8月29日(水))
SKIF・ロスネスト・ 21 (10- 8, 11- 8) 16 日本代表β
クラスノダール (4敗)
(3勝1分)
HC・ケヒラ 22 (11- 9, 11- 7) 16 GF・クロップス
(1勝3敗) クルトゥール
(1勝1分2敗)
日本代表α 30 (13- 6, 17- 7) 13 カタルニア選抜
(4勝) (2勝2敗)
◆ 第3日(8月28日(火))
カタルニア選抜 26 (10- 9, 16-14) 23 HC・ケヒラ
(2勝1敗) (3敗)
GF・クロップス 27 (15-16, 12-11) 27 SKIF・ロスネスト・
クルトゥール クラスノダール
(1勝1分1敗) (2勝1分)
日本代表α 30 (17- 4, 13- 9) 13 日本代表β
(3勝) (3敗)
◆ 第2日(8月27日(月))
カタルニア選抜 24 (11-11, 13- 9) 20 日本代表β
(1勝1敗) (2敗)
共に1敗同士の対戦。早いボール回しから、ポスト、サイドをねらうカタルニ
アに対し、日本代表βは、太田,小倉のミドルシュート,加藤の速攻などで対抗。
前半は、一進一退の接戦となった。日本代表βは20分過ぎ、7−7の同点から、
一気に4点を連取し、ペースをつかむかと思われたが、逆に25分過ぎ、一人退場
の隙をつかれ4連続失点、結局、前半は11−11の同点で終了した。
後半に入り、先手をとったのはカタルニア選抜。17番ロペス・エストティラド
・ファン選手がミドルシュート,速攻,7mtと大車輪の活躍で15分までに一人
で6点をゲット。小倉,太田らのシュートで食い下がる日本代表βに3点差をつ
けて優位にたった。日本も選手交代やタイムアウトなどで流れを取り戻そうとす
るが、あせりからか攻撃の歯車がかみ合わず、20分過ぎから8分間ノーゴール、
その間にロペス・エストティラド・ファンのミドルシュートや、パスミスを速攻
に結びつけられるなど失点を重ね、結局4点差をつけられて終了した。
SKIF・ロスネスト・ 30 (14-12, 16-12) 24 HC・ケヒラ
クラスノダール (2敗)
(2勝)
エストニアは攻撃のリズムが合わず、8分まで経過したところで、1点しか取
れず(1−6)、エストニアはすかさずタイムアウトをとった。その後は、攻守
が良くなり、16分までに相手のパス・シュートミスを誘うなどして、6−8と追
い上げて、両チーム、ゲームを盛り上げ前半を終了。
後半、ロシアは長身を生かした攻撃展開。高いところからのロングシュート,
そしてポストへの巧みなパス。また、守備でもシュートミスを誘い、速攻で徐々
に得点を重ね、18分までに12得点を奪った。エストニアは18分頃、起死回生の守
備体型(5−1)を出し、相手のロングシュートをおさえ、そして速攻、また、
好プレーのシュートで加点したが、時すでに遅かった。
日本代表α 27 (15- 6, 12- 7) 13 GF・クロップス
(2勝) クルトゥール
(1勝1敗)
緒戦で共に勝利を収めたチーム同士の対戦であったが、立ち上がりから日本代
表αがペースをつかんだ。1分20秒、中川の切れののいいミドルシュートで先手
をとると、野村のフェイントシュート、阿部のサイドシュート,下川の速攻など
で、次々と加点。守っては、GK四方を軸に積極的なディフェンスで、12分過ぎ
から10分以上、スウェーデンに得点を許さず、完全に試合の主導権を握った。
後半に入り、体格的に不利な日本は、スウェーデンの強引な攻撃に再三退場者
を出すなど、苦しい場面もあったが、2度にわたるコートプレーヤー4人の時間
帯も、共に無失点で乗り切り、逆に相手のパスミスを次々に速攻に結びつけてリ
ードを広げ、GKをベンチに下げての7人攻撃を試す余裕を見せて完勝した。
前半の四方、後半の坪根の両GKの好守が光った一戦であった。
◆ 第1日(8月26日(日))
日本代表α 26 (15-11, 11- 8) 19 HC・ケヒラ
(1勝) (1敗)
全日本α11番中川のシュートで先取点。11番中川,7番田場らが、すばやい
パス回しから得点する。ケヒラも長身をいかし、5番ロマン,6番ロアルドの
シュートで粘る。前半21分過ぎ、全日本αがペースをつかみはじめ、15−11の
4点リードで折り返す。
後半立ち上がりの速攻2本で、全日本αがこのままいくかと思われたが、6
番池辺の退場により、リズムを崩し始める。10分、5番野村の得点でリズムを
取り戻し、20分過ぎから3−2−1ディフェンスを試す余裕もでてきた。ケヒ
ラも5番ロマンらのシュートで粘るが、全日本αのディフェンスを崩しきれな
かった。
GF・クロップス 22 (10- 9, 12-11) 20 日本代表β
クルトゥール (1敗)
(1勝)
全日本β2番松林の速攻でゲームが始まる。SWEの高いディフェンス、全
日本βの当たりの激しい3−2−1ディフェンスをお互い崩しきれない。また、
両GKの好セーブにより、一進一退の攻防が続く。
後半βが一時逆転するもSWE6番ヨナサン,3番パトリクに点を許してし
まう。βは、6番斎藤らのシュートで粘るが、力およばず、22−20でSWEが
逃げ切った。
SKIF・ロスネスト・ 22 (13-10, 9-11) 21 カタルニア選抜
クラスノダール (1敗)
(1勝)
FCH(カタルニア選抜)は、GK1番チャビアルが好セーブでチームを盛
り上げる。一方、RUS(クラスノダール)も5番アンドレイ(200cm),21
番アレキサンダー(201cm)を中心に堅いディフェンスから速攻をしかける。
RUSの長身をいかした攻撃に徐々に点差がつきはじめる。FCHも5番エク
トー,8番エドアルドらのシュートで粘るが、後半18分RUS3人退場のチャ
ンスを生かしきれない。後半28分、FCH19番エステベンの7mtで1点差に
詰め寄り、残り30秒のオフェンスにかけるが、RUSのディフェンスに阻まれ
タイムアップ。最後まで目の離せない試合であった。