<IHFニュース 2005年09月29日号>



  このIHFニュースは、国際ハンドボール連盟(IHF)が、毎月発表している
  プレス・リリースを日本協会で和訳したものです。原文については、IHFのウ
  ェブに掲載されていますので、こちら(英語版)をご覧下さい。
  最新のニュースとさらに詳細な情報についてもIHFのホームページをご覧下さい。

  • 競技規則の公式解釈:顔面保護と膝の保護具

  • 競技規則の公式解釈:顔面保護と膝の保護具


    禁止用具に関する規則第4条9項について、特に顔面(と頭部)を保護するさまざまな形のものについて、説明
    を求める多くの依頼があったため、IHFの全ての関連する委員会(技術及び指導法委員会、医事委員会、競技
    規則及び審判委員会)は合同でこの問題を調査し、下記のような決定に達した。
    
    顔面(及び頭部)を保護する全ての種類・サイズのものを禁止している第4条9項の正しい解釈について。言い
    換えると、禁止されているのは顔全面のマスクだけでなく、顔のいかなる部分をも保護するものも含まれる。
    
    大陸及び国内連盟はこの競技規則の公式解釈を遵守し、各クラブやレフェリーに優先事項として知らせて頂きた
    い。個々のケースについて、連盟やレフェリーが主観的な判断を下す特権はない。
    
    同様に、硬く、堅固な材質の膝の保護具は禁止されていることを明確にしておく。安全でモダンな取組み方とし
    ては、やわらかい材質の保護具を使うか、または代わりに、同じ目的を果たす特別な形のテーピングである。
    
    原則として、上記の解釈は即時発効で、この情報が関係者に送られ次第、国際レベルでも国内レベルでも適用さ
    れなければならない。