＜ＩＨＦニュース　2002年第５号＞

スーパーグローブ及びインターコンチネンタルカップ：４大陸のトップチームがドーハとモスクワで参加

男子ジュニア世界選手権、アルジェリアの辞退を受けてブラジルへ

女子ＷＣ、女子ジュニアＷＣに問題残る

www.ihf.info

アフリカ選手権（モロッコ）　-　22ヶ国が７つの枠を争う

スーパーグローブ及びインターコンチネンタルカップ：４大陸のトップチームがドーハとモスクワで参加

ＩＨＦ主催で男子のナショナルチーム、クラブチームが競う。

スーパーグローブはクラブチームの非公式ながら世界選手権で1997年に第１回が行われた。第２回は2002年６月３
−９日カタールの首都、ドーハで行われる。招待チームはザメレク・カイロ（エジプト）、アル・サルミヤ（クウ
ェート）、SC マグデブルグ（ドイツ）、メトディスタ　サンパウロ（ブラジル）が参加の確認している。エジプト、
クウェート、ブラジルの各チームは大陸チャンピオンとして、ドイツチームはヨーロッパスーパーカップの昨年の
勝者。開催国からはアル･サードが参加する。

地元連盟の強力な後援を得て、上位３チームには総額65,000USドルの賞金が出る。さらに開催国は招待チームの費
用も負担する。

第３回インターコンチネンタルカップは６月24−30日に開催。ヨーロッパチャンピオンのスウェーデン、アジアチ
ャンピオンのクウェート、パンアメリカのタイトル保持者アルゼンチン、それに開催国ロシアが既に参加資格を得
ている。アフリカ代表はモロッコの同選手権で決まる。

インターコンチネンタルカップは1999年逝去したファイサル・ビン・ファハド王子を追悼して２年毎に行われてい
るが、サウジアラビアハンドボール連盟とアラブART会社がスポンサーとなり参加者費用に加えて賞金総額10万ドル
を出している。

男子ジュニア世界選手権、アルジェリアの辞退を受けてブラジルへ

2000年ＩＨＦ総会で2003年８月24日−９月７日の男子ジュニアＷＣをアルジェリアハンドボール連盟に授与した
が、既に報告したように火事や水害など同国内の自然災害のため、体育館は家を失った多数の人々のために使わ
ざるを得ない状況になっているとの文書がＩＨＦに届いている。

ＩＨＦ評議員会は前回会議でこの件を取扱い、同選手権開催ををブラジルに依頼した。同国での女子ジュニアＷ
Ｃ開催は2003年パンアメリカ大会とぶつかることから不可、男子ジュニアがちょうどうまくあてはまる。

女子ジュニアＷＣ開催国は依然募集中。

女子ＷＣ、女子ジュニアＷＣに問題残る

2003年女子ＷＣ開催国オランダハンドボール連盟は、ＩＨＦ評議員会によって割当てられたＴＶ／広告権料について
仲裁委員会に申し立て、増額するように要望した。仲裁委員会はこれを拒否したためオランダ連盟は４月15日この問
題の進め方について臨時会議を開く。

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アフリカ選手権（モロッコ）　-　22ヶ国が７つの枠を争う

モロッコで第15回アフリカ選手権／2003男女ＷＣ予選を４月19−28日に開催。

男子12チームがカサブランカで、下記のグループで争う。

　Ａグループ　　モロッコ　　　　コンゴ　　　　　　　コンゴ民主共和国
　Ｂグループ　　アルジェリア　　コートジボワール　　アンゴラ
　Ｃグループ　　エジプト　　　　ナイジェリア　　　　セネガル
　Ｄグループ　　チュニジア　　　カメルーン　　　　　ガボン

女子10チームがラバトで３グループで争う。

　Ａグループ　　チュニジア　　カメルーン　　　　　モロッコ　　　　　　セネガル
　Ｂグループ　　コンゴ　　　　アルジェリア　　　　コンゴ民主共和国
　Ｃグループ　　アンゴラ　　　コートジボワール　　ガボン

男子は上位４チームがポルトガルＷＣに出場、女子は上位３チームがＷＣに出場する。