デフリンピック代表選考会開催

5月3日（土・祝）から5日（月・祝）にかけて、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで、11月に開催される東京2025デフリンピックにむけた代表選考会が行われました。
全国から集まった代表入りをめざす選手たちは、トレーニングを通じてチームとしての戦術、約束事の理解を深めるとともに、紅白戦で個々の持ち味を存分にアピール。相互のコミュニケーションも活発に交わされました。
これまでの活動やこの選考会での動きや取り組みをもとに選考が進められ、聴力検査や健康診断の後、19人が代表候補選手として選出されます。
代表チームの次の活動は、6月中旬、東京都内で壮行会に参加するとともに、強化合宿を行う予定です。

【デフリンピック】
デフ（英語のDeaf。耳が聞こえない、という意味）＋オリンピックで、デフリンピック。国際的な耳が聞こえない、聞こえにくい人のためのオリンピックです。
オリンピックと同じように、4年に一度、夏季大会と冬季大会が開かれ、夏季大会は1924年のパリ（フランス）大会からの歴史があり、今秋11月、東京で開催される第25回大会（東京2025デフリンピック）は、第1回大会から100周年という節目での開催となります。
デフハンドボールは1969年の第11回大会（ベオグラード・旧ユーゴスラビア）から行われています。デフハンドボール日本代表（男子）がデフリンピックに出場するのは、男女を通じて今大会が初めてです。