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2025-08-30

【マッチレポート】日本、韓国に競り勝ち初優勝《女子ジュニアアジア選手権》

粘り強く戦い、リードを守り抜く


ウズベキスタン・タシュケントで開催中の第18回女子ジュニア(U-20)ハンドボールアジア選手権。女子ジュニア日本代表は、大会最終日の8月29日(金)、決勝で韓国と対戦しました。予選ラウンド最終戦で敗れていた相手のフィジカルの強さを活かした攻守に苦しむ時間帯も長く続きましたが、後半中盤の4連打で先行。そのリードを懸命に守り抜き、20-18で韓国に勝利。初のアジア選手権制覇を果たしました。

試合展開

前半:苦しみながらも終了間際に勢いづく
相手のフィジカルの強さに苦しみ、テクニカルミスやシュートミスも多く出て、一気に流れを奪われてもおかしくない展開でしたが、GK尾崎羽南(大阪体育大)を軸に粘り強く守るとともに、OFでは中村真心(大阪体育大)が相手のマークを力強くはね返してのカットインシュートを決めて食らいついた日本。

残り5分を切った場面で、日本の速攻を防ごうとした韓国GKが失格。これを機に前半終了までに3連取した日本が、11-10と1点リードで前半を折り返しました。

後半:守護神の堅守を軸にリードを守り抜く
リードを広げて試合を進めたい日本でしたが、今大会を通しての課題となっているノーマークシュートを決め切れず、試合は一進一退で進んでいきます。どちらにも抜け出すチャンスがある中から、先にリズムに乗ったのは日本。11分過ぎ、13-13の同点から中尾藍(大阪体育大)の7mTをきっかけに、18分過ぎにかけて4連取(17-13)。尾崎の堅守を中心に、DFの安定もこの連続得点の呼び水となりました。

残り5分を切って中村の7mTが決まり、19-14と日本のリードは5点。初優勝に大きく近づいたかに思えましたが、ここから韓国も底力を見せて3連取。残り3分を切って17-19と2点差に迫ります。日本にとっては、初優勝に向けて最後の難関となりました。

この正念場でも、この試合、何度もピンチを救ってきた尾崎がファインセーブ。20-18と2点差を守り切り、悲願のアジア選手権初優勝をつかみ取りました。

Match MVP

尾崎 羽南(大阪体育大):韓国の力強いシュートを再三のファインセーブで食い止めてチームを盛り立て続け、最後の正念場でも相手の望みを断ち切る好守で、初優勝を手繰り寄せるヒロインに

試合結果

日本 20(11-10, 9-8)18 韓国


■ 得点者
中村 真心(大阪体育大)9点
北 和香奈(武庫川女子大)3点
中尾 藍(大阪体育大)2点
加藤 真央(大阪体育大)2点
木尾 珠里奈(筑波大)1点
河上 亜里沙(筑波大) 1点
齋藤 史歩(順天堂大) 1点
福田 舞希(東海大) 1点