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2025-08-21

【マッチレポート】女子ジュニア日本代表、イランを破り2連勝《女子ジュニアアジア選手権》

日本、苦しみながらも予選ラウンド突破に前進


ウズベキスタン・タシュケントで開催されている第18回女子ジュニア(U-20)ハンドボールアジア選手権。グループBに入って戦う女子ジュニア日本代表は、8月20日(水)のカザフスタン戦で白星発進のあと、21日(木)のイラン戦は苦しい戦いを強いられたものの一丸となってしのぎきり、30-18(前半12-10、後半18-8)で勝利。2連勝で予選ラウンド突破に向けて前進しました。

試合展開

前半:相手に押し込まれ、シュートも決まらず苦戦
序盤から主導権を奪いたい日本でしたが、イランの体格を活かして押し込んでくるOFに手を焼くとともに、決めるべきシュートが決まらず、重苦しい流れの戦いに。先行しかけては追いつかれ、途中、リードも許す苦しい展開が続きましたが、キャプテン中尾藍、ゴールキーパー尾崎羽南(ともに大阪体育大)を中心に、要所を締め、12-10と2点リードして前半を折り返しました。

後半:DFを修正して主導権を奪う
後半、日本は前半に続いてシュート決定率に不安を残しつつもDFを修正してイランのOFに対応。13分過ぎまでイランを無得点に封じる間に、加藤真央(大阪体育大)のポストシュートや河上亜里沙(筑波大)、福田舞希(東海大)のサイドシュートなどで9連取。この時間帯の攻防が大きく明暗を分けた形となり、日本は苦しみながらも30-18で勝利し、2勝目をマークしました。

Match MVP

中尾藍(大阪体育大):前後半ともにコンスタントな活躍でチーム最多の7得点をマーク。キャプテンにふさわしい活躍で、苦しい展開から抜け出す原動力に

試合結果

日本 30(12-10, 18-8)18 イラン


■ 得点者
中尾 藍(大阪体育大) 7点
木尾 珠里奈(筑波大) 3点
村松 未来(国士舘大) 3点
河上 亜里沙(筑波大) 3点
安ケ平 優衣(国士舘大) 3点
阿部 楓(東海大) 2点
中村 真心(大阪体育大) 2点
齋藤 史歩(順天堂大) 2点
加藤 真央(大阪体育大) 2点
福田 舞希(東海大) 1点
大堀 もも(関西学院大) 1点
本田 心那(関西学院大) 1点

次戦への展望

カザフスタン、イランに連勝し、順調に滑り出した日本。この良い流れで22日(金)18:00(日本時間)からのキルギスとの第3戦も白星を手にできれば、予選ラウンド突破が近づきます。

■ 次戦スケジュール(日本時間)
第3戦 8月22日(金)18:00~ vs キルギス
第4戦 8月25日(月)20:00~ vs 韓国
※各グループ上位2チームが準決勝(8月27日)に進出。準決勝・決勝および順位決定戦は8月27日、29日に行われます。
試合はYouTubeで配信予定。
詳細スケジュールは大会ページを参照ください。

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