<日本代表女子 2007.11.20(火)〜 海外遠征(ウクライナ)>

 
   

<トゥルチンカップ> 出場国;4ヶ国
ウクライナ,日本,アルゼンチン,オーストリア
 
◎試合結果   11/23(金)   11/24(土)   11/25(日)
   
 最終順位; 1位;ウクライナ(3勝), 2位;日本(2勝1敗)
         3位;アルゼンチン(1勝2敗),4位;オーストリア(3敗) 




◆トゥルチンカップ;11/25(日)

日 本   28 (10-19, 18-20) 39   ウクライナ

      ※日本2位,ベストセブンに藤井紫緒選手が選ばれました

【戦評】
 ウクライナカップ最終戦は、地元ウクライナと全勝対決となり、勝利した方がカップを手にする一戦となった。
 日本は5−1ディフェンスシステムでタイトにコンタクトしてくるウクライナディフェンスを崩せず、4連続逆速攻などで開始5分、いきなりの0−5ビハインドスタートとなった。7分過ぎにやっと初得点をし、さらには逆速攻から水野のゴールでくらいつこうとするも、リズムを掴めず13分4−10となったところでタイムアウト。立て直しを図ろうとするが、ディフェンスでは間のスペースが広がり、オフェンスにおいては組み立てのコミュニケーションが不足し、相手退場の好機も活かせず反対に失点をするなどで25分には8−18とされてしまった。
 後半に入り、セットオフェンスにおいて落ち着きだし、ディフェンス裏のスペースを利用した坂元の得点や、藤井・東濱のミドルシュートで加点し、徐々にリズムを掴み12分20−26と詰め寄る。しかしディフェンスにおいてコンタクトが弱く守り切れず、17分に24−31と得点差を詰められなかった。この後もずるずると失点を重ね、20分には25−35と
10点差をつけられた。最終的には28−39で敗北となり、ウクライナカップ準優勝となった。
なお、藤井紫緒選手が大会ベストセブンに選出された。
引き続き女子ナショナルチームはこのカップ戦で明らかになった課題をトレーニング及びトレーニングマッチにおいて修正し、世界選手権に向かう。

《得点者》
藤井7,谷口5,東濱・植垣3,坂元・水野・小松2,
佐久川・田中・長野・早船1


      【他試合結果】    

アルゼンチン   21-25   オーストリア

 

 




◆トゥルチンカップ;11/24(土)

日 本   35 (18-18,17- 9) 27   オーストリア
【戦評】
 今日対戦のオーストリアは、長身を活かし、そこから繰り出す強打が脅威のチームである。
 オーストリアは背の高さというアドバンテージを利用し、開始から5点目まですべてのポストでの得点という徹底ぶり。この後も相手ポスト攻撃を防げず、15分6−10と劣勢であった。しかしここでGK飛田がファインセーブを連発し、20分に11−11と同点とした。流れをつかみかけた日本だったが、ディフェンスにおいてポストプレーに対応できず、25分過ぎには12−16と離される。早船のカットインなどでなんとか持ち直し、タイムアウト明けの残り25秒の攻撃で水野のスカイプレーにより同点として前半を終えた。
 後半は、前半ポストだけで12点やられていた課題に対応し、相手退場を機に1人マンツーマンをつけ積極的にディフェンスでしかけオーストリアのオフェンスミスを誘い、田中のハイテンポなコントロールにより8分24−20と引き離しにかかる。さらにクロスアタックからのアグレッシブなディフェンスへの変化により相手を混乱させ、ボールをインターセプトして速攻につなげた。日本もパスやシュートのミスにより加点が止まり、さらには退場により4人になる場面もGK勝田のセーブでしのぎ、東濱、早船のミドルシュートにより25分31−25と引き離す。オーストリアは決死のダブルマンツーにくるも、佐久川から田中へのスカイなどでかわし、ディフェンスにおいても前半のようにはポストを働かせず、ハイスピードな速攻展開の手を緩めず8点差で勝利した。

《得点者》
早船8,田中7,坂元6,東濱5,佐久川4,小松2,
水野・谷口・植垣1


  

     【他試合結果】    

ウクライナ   26-16   アルゼンチン

 



◆トゥルチンカップ;11/23(金)

日 本   28 (16-14, 12-11) 25   アルゼンチン
【戦評】
  12月フランスで開催の世界選手権に出場する4チーム;日本・アルゼンチン・ウクライナ・オーストリアによる大会。
 出だしから動きの重い日本はアルゼンチンに2点先取される。その後、ミスの多いアルゼンチンに対し、速攻をしかけるも、初戦ということもあり思いきりが悪く、20分10-10の同点という展開となる。クイックスタートを含めた速攻でハイテンポな展開に持っていこうとするも、2本の7mスローをはじめ、多くのシュートミスにより、重い流れのままであった。佐久川や坂元の速攻でかろうじて2点のリードして前半を修了した。
 後半に入り、特にディフェンスにおいて動きの出てきた日本は、アルゼンチンの攻撃をミスに終わらせ、そこから速攻にもっていく展開となり、植垣や藤井が得点を重ね、10分過ぎには6点差とした。この後もディフェンスにて優位にたち点差を広げる。しかし8点差まで開いたところから集中を切らし、アルゼンチンにスピード負けし、カットインなどで失点を続け、残り5分3点差まで詰め寄られる。しかしここでタイムアウトを取りそのまま3点差をキープし、初戦で勝利を収めた。

《得点者》
谷口・植垣5,水野4,佐久川・藤井3,田中・早船2,
坂元・小野澤・金城・小松1

 

     【他試合結果】    

ウクライナ   32-20   オーストリア

 



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