<日本代表女子U18ノルウェー合宿試合結果>

2006年2月24日(金)〜3月6日(月)ノルウェー遠征 3月4日  3月3日  3月2日  3月1日  2月28日

3月4日(土)

日本 30 (14-14, 16-15) 29 BSK(U17)
 いよいよ最終戦。相手は前回ドローのBSK(U17)。開始2分左腕山野が2連続。幸先良いスタートと思いきや、BSK左腕に豪快に打ち込まれ、前につめればポスト、7mとDFを崩される。それでも山野、作内のロングが決まり、8−10で次チームへ引き渡す。即、岡本がサイドカットで速攻。引き込まれるかのように、樽井、高良の速攻、ポスト戎野の高1トリオが存在感をアピール。その後も速攻、7mと得点チャンスとなるが相手GKに阻まれ逆に得点され、14−14で折り返す。
 後半スタートでつまづき、3連続失点。しかも作内退場で辛い場面。しかし、ここでDFがよく頑張り中西の速攻22−23とする。容赦なく鋭いロングを打ち込む左腕に対し、GK亟々がナイスセーブ。ここで元気を取り戻した後藤が絶妙のステップシュートを遠目上に。これに引き込まれ鳥飼のロングが決まる。このまま引き離したいが、逆に速攻、ポスト、7mと残りラスト40秒で29−29と追いつかれる。最後のワンチャンスに後藤アウト割りからサイド樽井が決め1点差。相手クイックスタート、左腕のロングがバーにあたりリバウンドからのサイドシュートをGK亟々がナイスセーブしゲームセット。
 多くの課題を残すも最終戦を勝利で終えた選手の健闘を讃えたい。
個人得点 前半 後半 合計
後藤
山上
山野
岡本
石野
荒金
鳥飼
作内
塩田
樽井
戎野
高良
中西
亟々
橋本
合計 14 16 30

3月3日(金)

日本 (12−8, 10−19, 16−13) Wang    *25分3セット
1セット目
 センター石野のカットインで先取点。すぐさま真ん中からパワフルロングで返される。10分過ぎまで取ったり取られたり。鳥飼が連続ロングを決めリズムに乗りきり12−8。
2セット目
 開始早々ミスとシュートブロックから3連続速攻で走られる。DFのつめも甘くフリーで打ち込まれる。終盤、山野、作内、岡本と3連続で追いすがるが、またもや速攻とロングで突き放され、力を発揮できなかった。
3セット目
 先取点を取られるも、すぐ戎野がポストで返す。作内もパワーを取り戻し2連続で7−4。一気に突き放したいが速攻で10−8とされる。ここで交代したサイド高良、中西が両サイドから確実に決め16−13で逃げ切った。
個人得点 1セット 2セット 3セット
後藤
山上
山野
岡本
石野
荒金
鳥飼
作内
塩田
樽井
戎野
高良
中西
亟々
橋本
合計 12 10 16

3月2日(木)

日本 26 (15-10, 11-17) 27 Treider(U17)
 中西のサイドシュートで先取点をするも、立て続けにセンターとポストで失点。ここでDFが踏ん張り、塩田、中西の速攻で連続4得点。15分でメンバー交代後も男子相手に後藤のコギレ良いプレーが通用し、前半15−10で折り返す。
 後半も高良の速攻、戎野ポストで加点し15分まで22−13と大きくリードする。ここでメンバー交代するが、男子の高い5−1DFに攻撃が捕まり、逆に速攻を許し、ラスト2分で同点。層の厚さの必要性を強く感じた。
個人得点 前半 後半 合計
後藤
山上
山野
岡本
石野
荒金
鳥飼
作内
塩田
樽井
戎野
高良
中西
亟々
橋本
合計 15 11 26
日本 37 (21- 8, 16-16) 24 Treider(U16)
 2度目の対戦。初戦と違いエースが参加し、パワーとテクニックで随所に外国人のパワーを見せられた。開始から石野、鳥飼、林のロング陣がよく頑張り加点。守りも課題の45度プレスが巧く機能し攻撃を封じ込んだ。
 後半、気のゆるみがミスを生み連続失点を許す。代表選手としての自覚を促した。
個人得点 前半 後半 合計
後藤
山上
山野
岡本
石野
荒金
鳥飼
作内
塩田
樽井
戎野
高良
中西
亟々
橋本
合計 21 16 37
日本 (8−12, 10−9, 12−7) オスロ選抜(U17)    *25分3セット
1セット目
 作内、山野のロングが決まるも個々のシュート力、脚力の強い相手にサイド、速攻とスピードに押された。身長の高さはないが切れ味の良い魅力のあるチームである。
2セット目
 「スピード勝負では負けてはいけない」ベンチの檄。早いパス回しから鳥飼、林のロングが良く決まり、相手の速攻を食い止めた。
3セット目
 1セット目と2セット目の混成で臨んだ25分。開始から岡本の速攻、戎野のポストで3−0とリード。しかし、右45度で球足の速いロングを立て続けに見事に打ち抜かれ4−3。ここでGK亟々とDFがよく辛抱し、山野、鳥飼のロングと繋げた。
個人得点 1セット 2セット 3セット
後藤
山上
山野
岡本
石野
荒金
鳥飼
作内
塩田
樽井
戎野
高良
中西
亟々
橋本
合計 10 12

3月1日(水)

日本 24 (14-13, 10-16) 29 NTG(U17)
 山野、作内のロングを軸に15分まで9−5とリード。その後も樽井、石野がよく走り、一気に引き離したいが、相手も多彩なシュート力をもつセンターが確実に決め14−13で折り返す。
 後半は全く出だしが悪く10分過ぎて2−7。メンバーチェンジするも立て直しが出来ずズルズルと後退。大事なところでのシュートミスやパスミス等選抜チームの悪さが露呈した後味の悪いゲームであった。
個人得点 前半 後半 合計
後藤
山上
山野
岡本
石野
荒金
鳥飼
作内
塩田
樽井
戎野
高良
中西
亟々
橋本
合計 14 10 24
日本 24 (14-24, 10-21) 45 BSK-elite(シニア)
 2日間で5試合と強行スケジュールの中、5試合目の相手は海外活躍選手や好GKを擁するBSK-elite(成人)。チャレンジャーとして勇気を持って臨んだ日本の若者達。開始早々、高良のリバウンド、センター石野で2連取。早いパス回しと重いポストでBSKに振り回されるも交代の15分まで8−9と大健闘。しかし、エンジンのかかったBSKに攻撃は為す術もなく23分でようやく9点目を山野が決める。
 後半も速攻、ポスト、速攻、ポスト、ロングと翻弄され、本場のパワーを見せつけられた。とはいえ勇猛果敢に攻め続けた姿を讃えたい。
個人得点 前半 後半 合計
後藤
山上
山野
岡本
石野
荒金
鳥飼
作内
塩田
樽井
戎野
高良
中西
亟々
橋本
合計 14 10 24

2月28日(火)

日本 45 (20-10, 25-13) 23 Treider(U16)
 こちらに来て4日目にして初めての試合。初戦の相手は地元高校チーム(U-16)。
 開始早々より樽井、後藤の速攻を皮切りに、セットでは石野が切れの良いフェイントで間を抜き、主導権を握る。15分でメンバーを総替えし、負けじと攻撃の手を緩めず、よく走り加点する。
 後半に入っても作内のロング、荒金のポストが良く機能し快勝した。
個人得点 前半 後半 合計
後藤
山上
山野
岡本
石野
荒金
鳥飼
作内
塩田
樽井
戎野
高良
中西
亟々
橋本
合計 20 25 45
日本 32 (16-12, 16-15) 27 Treider(U18男子GKのみ女子)
 午後の相手も地元高校TreiderのU-18男子(GK女子)。開始30秒左45度から豪快なロングを決められるが、すぐ中西が角度のない難しいサイドシュートを決め、GKにプレッシャーをかける。しかし、男子のスピードと高さに単発で得点を許し、序盤まで一進一退。メンバー交代後、石野−戎野の縦のラインが巧く絡み、連続5得点し前半16−12.
 後半疲れの見えた相手に樽井の速攻、山野の3連続ロング、守っても亟々のナイスセーブで32−27と勝利。年下とはいえ男子相手に好ゲームであった。
個人得点 前半 後半 合計
後藤
山上
山野
岡本
石野
荒金
鳥飼
作内
塩田
樽井
戎野
高良
中西
亟々
橋本
合計 16 16 32
日本 26 (12-14, 14-12) 26 BSK(U17)
 本日3試合目の相手はノルウェー2位のBSK(U17)。開始2分でセンターから早いステップと高いポストで2連取されるが、7分8分と林が2本のロングを豪快に決め存在をアピール。一方BSKは、左腕センターを軸にステップ、ランニングシュートと高い個人技を発揮。前半12−14リードを許す。後半すぐに鳥飼、石野また鳥飼と3連取し逆転。15分21−19リードでメンバー交代、相手も高いポストで応酬。
 一進一退が続くが25分で追いつかれ28分で逆転を許す。しかし、29分で山野が決め、何とか同点に追いつきゲームセット。終盤の集中力が切れ悔やまれる。
個人得点 前半 後半 合計
後藤
山上
山野
岡本
石野
荒金
鳥飼
作内
塩田
樽井
戎野
高良
中西
亟々
橋本
合計 12 14 26

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