<機関誌2004年9月号巻頭言>


2004/2005 日本リーグ開幕



           (財)日本ハンドボール協会 常務理事  川上 憲太
                 (日本ハンドボールリーグ委員会委員長)

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 第29回日本ハンドボールリーグが、いよいよ9月18日に開幕、来年3月20日のプレーオ
フ決勝に向かって熱戦が展開。男子1部7チーム、女子1部5チーム、男子2部5チーム
それぞれ3回戦総当たりにてレギュラーシーズンが全国各地で繰り広げられます。ファン
の皆様、関係者の皆様、そしてマスコミ関係の皆様、どうぞ会場に足を運んでのご声援、
ご協力よろしくお願い致します。


北京オリンピック出場へのスタートの年

 日本リーグはまさに、日本のトップチームによる最高峰のゲームが展開されるわけです。 この激しい切嵯琢磨の中からナショナル代表の殆どが選出されます。アテネオリンピック 出場を果たせなかった日本の悲願、北京へのスタートの原点が、このリーグの中に集約さ れています。関係者は一致団結し、厳しい目でスタッフ・選手の育成、選出に専心し、選 手諾君には必ず自分たちが北京出場を果たす心意気で臨んでいただきたいと思います。

男子プレーオフは4チーム出場

 第29回のプレーオフは、ここ数年の3チームによる戦いを更にヒートアップさせるため、 レギュラーシーズン上位4チームによるプレーオフを行います。これにより、各チームの モチベーションアップとトップゲームの内容充実に役立て、ファンの皆様にも長期間にわ たるレギュラーシーズンとは違った醍醐味を昧わっていただきたいと思います。

今年も厳しい試合日程

 今シーズンは、男子ナショナルが3大会ぶりに世界選手権大会(チュニジア)出場権獲得、 大会出場のため男子1部レギュラーシーズンの日程調整が行われました。当然の事存がら、 国際競技力強化は日本リーグの主旨の一つでもあり、厳しい日程になりますがファンの皆 様始め、全員でご理解の上、ご協力お願い致します。  今年も「熱い日本リーグ」に皆様のご声援をお願い致します。     (財)日本ハンドボール協会機関誌「ハンドボール」2004年9月号より転載