平成18年度 実践研究推進校募集要項
「小学校体育科授業におけるハンドボール教材の展開について」
1 趣旨
小学校における教材としてのハンドボールの課題について、総合的に実践研究を行ない体育科授業の充実を図るとともに、ハンドボールの普及を図る。
2 研究実践内容
(1) 実践研究のテーマは次のとおりとする。
ア 課題解決型の学習(めあて学習)の充実とその進め方。
イ 児童の体力(投能力)の向上に関する取組の在り方と進め方。
ウ 「体ほぐしの運動」の内容と方法
エ 運動部活動の充実と運営の在り方
オ その他
(2) 推進校は、「ボール運動」、もしくは「ゲーム」でハンドボールを取り上げ、上記の内容から二つ以上のテーマを選び、その一つを主テーマとして、実践研究を進めることとする。
なお、上記のテーマのうち、例えばイとウなどは一体的に実践研究することもできるものであり、一体的に行なう場合は、一つのテーマでまとめて実践研究することができることとする。
3 研究実践期間
おおむね2年間とする
4 対象推進校
各都道府県協会より推薦された小学校の中から8校程度選定する。選定は(財)日本ハンドボール協会学校体育ハンドボール検討専門委員会で行なう。
5 推進校の運営
(1) 推進校は、校内における研究体制を整備し、必要に応じて家庭や地域との連携も図りながら、計画的、継続的に実践研究を推進する。
(2) 推進校は、(財)日本ハンドボール協会、都道府県ハンドボール協会(市町村ハンドボール協会)の助言の下に実践研究を推進すること。
(3) 推進校は、第1年次には実践研究の中間報告書を、また、実践研究期間の終了時には、研究成果報告書を、それぞれ日本協会の指定する様式にしたがって、都道府県協会を経由して日本協会に提出すること。
(4) 日本協会は、必要に応じて推進校および都道府県協会と連絡をとり、実践研究の推進について意見および情報の交換を行なう。
6 経費
日本協会は、研究委託費として予算の範囲内で支出委任する。委託費は、1年目が6万円、2年目が4万円とする。
7 その他
日本協会は、必要に応じて実施状況および経理処理状況について、実態調査を行なう。
8 締切
第一次締切: 平成18年7月24日(月)
第二次締切: 平成18年9月22日(金)
9 申込、および問合せ先
ご不明な点は、以下にお問い合わせ下さい。
(財)日本ハンドボール協会学校体育ハンドボール検討専門委員会(代表 佐藤 靖)
〒010-8502 秋田市手形学園町1-1秋田大学教育文化学部
スポーツ・健康教育講座 佐藤研究室 TEL/FAX:018-889-2577