受賞年度 | 氏名・職業 | 選考理由 |
1999年度 第10回 ミズノメントール賞 |
竹野 奉昭 氏 たけのともあき (財)大崎企業スポーツ事業研究助成財団,事務局長 63歳 |
昭和35年大崎電気工業入社、ハンドボール部を創部、主将としてチームをまとめるとともに中心選手として活躍。同部の監督、副部長を40年に渡り務め、数 々の国内大会においてチームを優勝に導く。また、全日本の監督としてナショナルチームを昭和47年のミュンヘン、昭和51年のモントリオール両オリンピッ クに導くなど、ナショナルチームの基盤を作り上げる。全日本実業団ハンドボール連盟理事を始め副理事長、理事長、日本ハンドボール協会常務理事などをも歴 任、日本ハンドボール界の発展と技術力の向上に大きく貢献する。(埼玉県在住) |
2000年度 第12回 ミズノメントール賞 |
井 薫 氏 いい かおる 日本ハンドボール協会 元女子ナショナルチーム監督 63歳 |
大学卒業後、熊本大洋デパート、山鹿立石電気(現オムロン熊本)女子ハンドボール部の監督としてチームを率い、全日本総合選手権、全日本実業団選手権、日
本リーグ、国体等で数多くの全国制覇を達成、女子チーム指導者の第一人者として高く評価されている。これらの指導実績から女子ナショナルチームの監督に就
任、昭和51年にモントリオールで開催された第21回オリンピック競技大会ではチームを第5位入賞に導いている。その後、日本ハンドボール協会強化担当常
務理事、アジアハンドボール連盟競技組織委員として組織・強化体制の基盤作りに尽力するとともに、平成9年には熊本市で開催された第15回世界選手権大会
の運営等にも携わり大会を成功に導く等、日本ハンドボール界の発展に大きく貢献している。(熊本県在住) 【指導している主な選手・チーム】 日本女子代表チーム 第21回オリンピック競技大会(モントリオール) 第5位※蔵田照美(立石電気/大会得点王) |
2001年度 第13回 ミズノメントール賞 |
東 嘉伸 氏 ひがし よしのぶ 大阪ハンドボール協会副会長 66歳 |
公認A級コーチの資格を持ち、堺市ハンドボール連盟会長、大阪ハンドボール協会副会長、日本ハンドボール協会評議員として広くハンドボールの普及・発展に
努めている。日本ハンドボール協会強化コーチとして第21回オリンピック競技大会(モントリオール)、第9回・10回ハンドボール世界選手権大会及び第1
回・2回アジアハンドボール選手権大会において選手の指導・強化に貢献した。また、平成10年から現在まで大阪体育協会理事及び大阪ドッジボール連盟副会
長として、ハンドボールのみならず生涯スポーツの普及・振興に寄与し、生涯スポーツ社会の実現に向け尽力しており、その功績は高く評価されている。 |
2008年度第19回 ミズノメントール賞 |
蒲生 晴明 氏 がもう せいめい 中部大学ハンドボール部監督 54歳 |
選手としてモントリオール、モスクワ、ロサンゼルスの代表に選出。大同特殊鋼では、選手、プレイングマネージャー、監督、総監督を歴任、その指導力から全 日本コーチ・監督に抜擢され、'95世界選手権出場、アジア大会銀メダル等の成績をあげた。監督退任後は、一貫指導システム(ナショナルトレーニングシス テム)を構築、平成12年よりスタートさせ、現在の強化体制を築いた。JOCや文科省の競技者育成・指導者育成の各委員も歴任し今に至っている。 【指導している主な選手・チーム】 (大同特殊鋼、全日本にて指導) 酒巻清治、中山剛、橋本行弘、岩本真典 他多数 |
西川 勤也 氏 にしかわ きんや 愛知県体育協会ジュニアスポーツ指導員 78歳 |
中学校の教員であった同氏は、名古屋市立の中学校においてハンドボール部の顧問となり、ハンドボールの指導を永年続け、愛知県のハンドボール競技の普及及
び発展に尽力した。その一方で、昭和44年に自らが中心となって「正色スポーツ少年団」を設立し、正色スポーツ少年団代表及び指導者として、永年にわたり
地域における青少年の健全な育成に貢献している。 同氏は、ハンドボール競技の指導の他、愛知県スポーツ少年団副本部長、スポーツ指導者協議会会長として、愛知県スポーツ少年団組織の充実と指導者の資質向 上に大きく貢献をしている。愛知県スポーツ少年団発足当初より78歳の現在まで、愛知県スポーツ少年団の牽引者として子どもの体力向上、地域の子育てを提 唱し実践し続けたことは、特筆すべきものがある。 |