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< 5th Women's Youth(U18) Handball World Championship >

<<第5回女子ユース世界選手権 >>

< 結 果 > 

予選ラウンド   7/20  7/21  7/23  7/24  7/26  <予選リーグ星取表

決勝ラウンド・プレジデントカップ   7/28  7/30  7/31  8/2  <勝ち上がり表


8月2日(土)

 Eighth Final 
 13-14位戦
日本 30 (15-14, 15-20) 34 ノルウェー
B4位(2勝2敗1分)         B3位(2勝2敗1分)

戦評:
  予選リーグで引き分けているノルウェーと二度目の対戦。インターハイに出場する3人の選手とドクターが大事な仕事で前の
試合終了後に日本に帰国したため、選手13名、スタッフくを入れて16名で戦った。日本は、ディフェンスからのスタート。立ち上がり
ノルウェーにカットイン、速攻で0対2とされるが、青のロングシュート、村松のミドルシュートで追いつくと、15分までディフェンスで粘り、
一進一退の攻防となり9対9の同点とした。ゴールキーパー岩見の好セーブもあり、その後も流れは日本のペースだったが、
ノーマークシュートミスを重ねてしまい、なかなか点差を広げることができなかった。ラスト5分で三橋のカットイン、團、藤田の速攻で
3連取し15対14で前半終了。
 後半、ノルウェーがダブルポストになる攻撃でポストシュート、ミドルシュートを決められるが、日本もクイックスタートから三橋の
サイドシュート、谷のカットイン、團、藤田の速攻で4連取し、22対20と2点リードした。後半10分過ぎからディフェンスの隙をつかれ
たり、日本の速攻のミスなどでノルウェーに4連取されてしまい2点のビハインドとなってしまった。中盤からスタミナも落ちてしまい、
速攻での加点が途絶えて、ノルウェーに4連取させてしまった。ラスト5分で26対31となってしまったが、日本は最後まで諦めず全力
を振り絞って戦った。藤田から近藤へのスカイプレー、三橋のポストシュート、最後は藤田のサイドシュートで30対34で試合終了と
なった。この大会14位となった。


   
個人得点:
       藤田・近藤:5点、村松・團・青:4点、谷・三橋:3点、川上・鈴木:1点


 

7月31日(木)

 Eighth Final 
 13-16位戦
日本 32 (14-10, 18-16) 26 フランス
B4位(2勝2敗1分)         D4位(2勝3敗)

戦評:
  フランスとの対戦は、昨日と同じスターティングメンバーでディフェンスからのスタート。開始57秒斗米のミドルシュートで日本が
先取点。相手にサイドシュートを決められ1対1。しかし、フランスにイエローカードが2枚続けて出て、河原畑の7MT、カットイン、三橋
の速攻で3連続得点をして4対1とする。中盤に日本のシュートミス、パスミスなどの連続ミスが続き、18分過ぎには8対8の同点にな
る。しかし、その後日本は、河原畑のカットイン、ロングシュート、村松のステップシュート、團の速攻、初見のポストシュートで5連取
し、13対8と5点リードして試合のリズムをつかんだ。14対10で前半終了。
 後半も、フランスのミスからの速攻、ディフェンスでの粘り、オフェンスでのリズムを作り、藤田から河原畑へのスカイプレーが決まる
など、8分には21対15と6点リードする。このまま日本のペースでいきたいところであったが、シュートミスなど引き離すところでのミス
が起こりフランスに点差を縮められる。ラスト10分を切り、2点差まで詰められるが、日本は村松のロングシュート、團の速攻などで
リードを広げる。ラスト2分、28対25となったところでタイムアウトを取る。やるべきことを確認して再びコートへ。ゴールキーパー岩見
の好セーブが光り、藤田のサイドシュート、速攻、團のサイドシュート、三橋の速攻で32対26で勝利した。

 13〜14位決定戦は、予選リーグで引き分けたノルウェーである。

   
個人得点:
       河原畑:8点、藤田・村松・團:5点、三橋:3点、初見:2点、谷・斗米・鈴木・青:1点

 

7月30日(水)

 Eighth Final 
 9-16位戦
日本 32 (14-20, 18-18) 38 ポルトガル
B4位(2勝2敗1分)         D2位(4勝1敗)

戦評:
  予選Dグループ2位のポルトガルとの対戦は、昨日と同じスターティングメンバーでディフェンスからのスタート。
立ち上がり團が速攻で7MTを取り、河原畑が決めて1対0。その後も初見のポストシュート、藤田のサイドシュートで3対1
とするが、日本のノーマークシュートミス、ディフェンスでの連携ミスなどでリズムがとれない間にポルトガルに6点連取され
てしまい20分で9対16となった。日本も速攻で差を縮めたいところだったが、シュートミスが続き14対20で前半終了。
 後半、ディフェンスから速攻の形にもっていきたいところであったが、ポルトガルの重くて早いオフェンスに押し込まれ、
リズムがつかめなかった。15分過ぎにはポルトガルに5点連取されてしまい24対36となる。ラスト10分過ぎてから、川上
のサイドシュート、三橋のカットイン、藤田のサイドシュートで追い上げたが32対38で試合終了。
 日本は、ディフェンスから速攻を仕掛けたが、再三のノーマークを相手GKに阻まれ、ディフェンスでもポルトガルの強い
押し込みからのシュートに手こずった。この課題を次の試合では克服できるよう、一丸となって試合に臨みたい。

  
個人得点:
       藤田:12点、河原畑:5点、川上・谷・三橋:3点、初見・斗米:2点、村松・鈴木:1点

 

7月28日(月)

 Eighth Final 
 1回戦 
日本 34 (12-22, 22-20) 42 韓国
B4位(2勝2敗1分)         A1位(5勝)

戦評:
  決勝トーナメントの初戦は、予選Aグループ1位の韓国との対戦。GK岩見、CP團、河原畑、斗米、初見、谷、藤田でスローオフ
からのスタート。先取点は、韓国の速攻。日本もすぐに河原畑のカットインで1対1。しかし、高さのあるポスト、1対1のスピードに
日本のディフェンスが機能せず前半10分で3対8とされてしまった。その後もチャンスがあったが、シュートミスが目立ち、なかなか
日本のペースに持っていくことができず12対22で前半を終える。
 後半は、ディフェンスを立て直し、藤田のサイドシュート、團、三橋の速攻で日本の流れに持ってゆきたいところであったが、日本
のミスから相手に速攻を許し3連取される。5分が過ぎたところで相手の連続退場を誘い、藤田、谷の速攻、團のサイドで追い上げ
たが、韓国のスピードある速攻、1対1の強い押し込みなどでなかなか点差を詰められなかった。18分過ぎ、谷、近藤、三橋の
速攻、斗米のポストシュートで4連続得点を挙げ29対36となるが、韓国もすぐに速攻、サイドシュートで5連取した。しかし、日本も
最後まで諦めず、ラスト3分切ったところで三橋、團の速攻、藤田のサイドシュートで追い上げたが34対42で試合終了となった。

  
個人得点:
       谷:9点、三橋:6点、藤田・團:4点、河原畑・鈴木:3点、川上・初見・斗米・近藤・青:1点

 

7月26日(土)

 Bグループ  日本 26 (10-14, 16-13) 27 ハンガリー
2勝2敗1分             5勝

戦評:
 予選リーグ最後の試合。日本はディフェンスからのスタート。先取点はハンガリーのサイドシュート。日本もセットオフェンスから
斗米のステップシュートで1対1。その後、ディフェンスからリズムがとれずハンガリーに3連取されるが、日本も谷のカットイン、藤田
のサイドシュート、河原畑の7MTで3連続とくてをし、1点差まで追い上げる。前半10分までにイエローカード三枚となり、メンバー
チェンジをしながら流れを変えようとするが、前半21分過ぎて7対13の6点差をつけられてしまった。ここで日本はタイムアウトを
取り、前半の残り時間でやるべきことを確認した。初見の速攻、鈴木のロングシュート、川上の速攻で追い上げ10対14で前半終了。
 後半開始5分過ぎにハンガリーの退場が続き、相手はゴールキーパーを外し、6人のコートプレーヤーで攻撃してきたが、ゴール
キーパー岩見の好セーブから村松のロングシュート、速攻、三橋、藤田の速攻、河原畑の7MTで、後半12分過ぎには、この試合
初めて19対17とリードするが、その後シュートミス、退場などがあり再び20分には4点ビハインドとなってしまった。しかし、日本の
粘り強いディフェンスからの速攻、ゴールキーパー岩見の7MTのセーブなどで25分を過ぎてからは日本のペースとなる。ラスト3分
にはハンガリーが7人攻撃をしてくるが日本は守り團の速攻で1点差まで追い上げた。ラスト1分、日本はディフェンスから速攻を
仕掛けたが、ミスで終わる。ラスト40秒、マンツーマンディフェンスでボールを奪いに行ってインターセプトに成功したが、シュート
直前にタイムアップになってしまった。
日本はBグループ4位で通過した。明後日からの決勝トーナメントには、気持ちを切り替えて臨みたい。

 
個人得点:
       河原畑:7点、鈴木:6点、谷:4点、村松・團・眞方:3点、藤田:2点、三橋・近藤:1点

 

7月24日(木)

 Bグループ  日本 30 (16-17, 14-16) 33 ロシア
2勝1敗1分             3勝1敗

戦評:
 日本のスローオフからのスタート。硬い立ち上がりでロシアに先取点を奪われるが、藤田のサイドシュートで1対1。日本のディフェンス
が噛み合わない間に3連取されるが、日本もデイフェンスを立て直し追い上げて前半11分河原畑、谷、近藤の3連続得点で8対8の
同点。17分過ぎ村松の速攻、河原畑の7MT、鈴木の2連続ロングシュートで13対10と3点リードするが、ロシアに4連取され、13対
14とリードを許した。このあと同点・1点リード・1点ビハインドという攻防が続き、前半16対17で終了。
 後半、立ち上がりロシアに2連取されるが、日本も粘りのディフェンスからロシアに食らいついていき團のサイドシュート、速攻、河原畑
の7MTで再び同点。ラスト10分過ぎたところで速攻のノーマークを2本連続で外してしまい、勝ち越すチャンスを逃す。逆に相手に4
連取され、29対33と4点リードされるが、最後まで諦めることなくラスト2分藤田から河原畑へのスカイプレーを決め3点差。その後、
1点でも差を縮めようと速攻を仕掛けたが30対33で試合終了となる。次は、予選リーグ最終戦となるハンガリー戦に向けて、万全の準
備をして臨みたい。
  
個人得点:
       河原畑:7点、鈴木:6点、谷:4点、村松・團・眞方:3点、藤田:2点、三橋・近藤:1点

 

7月23日(水)

 Bグループ  日本 33 (18-15, 15-18) 33 ノルウェー
2勝1分               1勝1敗1分

戦評:
 ノルウェーとの対戦は、ディフェンスからスタート。先取点は、藤田のサイドシュート。開始7分で2対2。日本は真方・川上の速攻
などで加点するが、相手も速攻・ロングシュートで反撃し、13分までは一進一退の攻防を繰り広げた。ラスト10分を切って相手が退
場になり、その間に初見のポストシュート、藤田のサイドシュートで点差を4点にした。29分過ぎて初見が退場したが、ディフェンス
が踏ん張り前半を18対15と3点差リードで終了。
 後半、日本は5人でスタート。河原畑のロングシュートが決まり、この勢いでペースを掴み切りたいところだったが、速攻からの
カットインを仕掛け相手が退場。河原畑が7MTを決め2点差に離した。その後、1点差・同点2点差リードと一進一退の攻防が続
いた。ラスト2分を切り藤田のサイドシュート、近藤の速攻で再び2点リード。ラスト1分で相手がチームタイムアウト。29分12秒で
相手のポストシュートが決まり近藤が退場。すかさず日本はラスト30秒でチームタイムアウト。5人で攻撃を仕掛けたが攻めきれ
ず相手ボールになり、ラスト10秒ボールを繋がれ、ラスト2秒でサイドシュートを決められ33対33の引き分けで試合終了となった。
   
個人得点:
       河原畑:9点、藤田:7点、三橋・團:4点、谷:3点、初見:2点、川上・斗米・近藤・眞方:1点

 

7月21日(月)

 Bグループ  日本 36 (19- 9, 17-18) 27 コンゴ共和国
2勝                  2敗

戦評:
 コンゴ共和国との対戦は、とにかく負けられない試合。日本は、GK岩見、CP團・河原畑・斗米・初見・谷・藤田でスローオフ
からのスタート。立ち上がり、斗米のカットインで7MTを取り、河原畑が決め、同じく斗米の速攻でで2対0とする。その後、同
点・1点差リード・1点差ビハインドと一進一退の攻防を繰り広げた。前半16分すぎ、青のロングシュート、三橋のカットイン、
初見の速攻などで8連取し、15対8とする。その後も藤田・川上の速攻・谷のミドルシュートで19対9で前半終了。
 後半、日本は頻繁にメンバーチェンジを行ったがディフェンスの連携が不安定で立ち上がり戸惑いがあったが、徐々にディフェ
ンスが機能してきた。このまま日本のペースに持ち込みたいところであったが、審判の判定にもかなり戸惑いなかなかリズムが
つかめなかった。14分すぎ亀井7MTを取り、谷が決めた。続いて真方のサイドシュート速攻ミドルシュートの3連取で29対20と
した。タイムアップ直前鈴木が渾身の力を振り絞りロングシュートを決め勝利した。
 一日休息日を経て、23日はノルウェー戦である。日本時間の18時45分からのライブ中継を多くの日本の方みてくれると思う
ので、日本選手も奮起すると思う。

   
個人得点:
       眞方:7点、河原畑・藤田:5点、谷:4点、川上・三橋・鈴木:3点、斗米・青:2点、初見・村松:1点
 

7月20日(日)

 Bグループ  日本 29 (16-12, 13-13) 25 パラグアイ
1勝                  1敗

戦評:
 5回女子ユース世界選手権大会の日本の初戦はパラグアイと対戦となった。日本はディフェンスからスタート。先取点は
パラグアイのカットインプレー。日本はすぐに藤田のサイドシュートで同点に追いつく。そして、團の速攻で2対1と逆転。しかし、
パラグアイも再びカットインを決め2対2の同点にする。その後すぐに團が7MTを取り3対2。谷の速攻で4対2として、徐々に
リードを広げていった。前半6点リードをした時もあったが、悩ましい審判の判定にディフェンスの基準が定まらずに7MTや足
が止まった攻撃で逆速攻を許し16対12で折り返す。
 後半になるとますます強引な1対1を仕掛けてくるパラグアイに対して、日本のディフェンスもフリースローラインより前で積極
的に当たるディフェンスを行ったが、オーバーステップとディフェンスの評価の基準が定まらない判定に選手が迷い、一時は1点
差まで追い上げられた。しかし、眞方・藤田のサイドシュートや三橋のカットインなどで加点し、なんとか4点差のまま逃げ切ると
いう大変タフな試合であった。選手は初戦の緊張と審判の不可解な判定に戸惑いながらもディフェンスとサイドシュートでよく頑
張った。明日のコンゴ戦では、バックコートプレーヤーとポストプレーヤーとのコンビネーションも多用しながらリーグ戦2勝目を目
指します。
   
個人得点:
       藤田:7点、河原畑:5点、團:4点、川上・谷・眞方:3点、三橋:2点、初見・近藤:1点
 

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