6月30日(日) 韓国・ギョンナム
日本 16 ( 7- 8, 9-14) 22 韓国 スコアシート
戦評:
前半は、日本のスローオフでゲームが開始された。試合開始1分で、前田のサイドシュートが決まったものの、すぐに韓国が速攻とサイドシュートで2点奪取した。その後、両チームともミスが続いたが、相澤、谷のカットインや速攻が決まり、日本のリズムで1点差のゲームを展開することができた。しかし前半終了間際、韓国のサイドシュートが決まり、7対8韓国リードで終了した。
後半は、韓国のスローオフで試合が再開された。日本は青の退場によりDF5人からのスタートとなった。韓国の速いステップワークを生かした攻撃でDFを崩され、立ち上がり5分で日本が3点差を追いかけるゲーム展開となった。しかし青、渡部が韓国チームのエースとポストをよく守り、前田の活躍で日本のリズムを取り戻したが、残り5分で韓国チームに連続得点を許し、16対22でゲームを終了した。
ややミスが目立ったゲームではあるが、日本チームは監督を中心に最後まであきらめることなく粘りのあるゲームをすることができた。また選手たちは、韓国の力を体感したことで、自分の成果や課題を明確にすることができ,10月の親善試合に繋がるゲームにすることができた。
個人得点: 相澤・前田:4点、谷:3点、青・安藤:2点、林:1点
10月13日(日) 愛知県・名古屋市
日本 23 (11- 5, 12-12) 17 韓国 スコアシート
戦評;
前半、韓国のスローオフでゲームが開始された。先取点は韓国のポストプレーであったが,日本も負けじと,前田,谷の速攻と安藤のサイドシュート
などで3連取し,日本チームリードでゲームが展開された。韓国チームの速いカットインで4対3と迫られたが,大沢の度重なるナイスセーブによりリズ
ムを取り戻した日本は,前田,林,両サイドの速攻や渡部,相澤のカットイン,青のポストプレーがたて続きに決まり,前半11−5の日本リードで折り
返した。
相澤のミドルシュートが決まり,後半日本の流れのままゲームが開始されように見えたが,その後韓国チームの怒濤のカットインや高めの3−3DF
などを仕掛けられ,徐々に韓国のペースにのまれ始めた。韓国チームが流れに乗る前に日本チームはタイムアウトをとり,落ち着きを取り戻した日本
選手は,谷のカットインを皮切りに,林の速攻,青のポストプレー等で韓国のリズムを崩し,最後まで日本のペースでゲームが展開でき,快勝するこ
とができた。
韓国11番のMOON・SUHYEON選手1人に9点取られるなどの課題も残るが,強く前向きな気持ちで終始闘うことができ,次のカテゴリーに繋がる
ゲームができたことは間違いない。試合後,お互い言葉は通じないものの,コートの上で真剣勝負をしたからこそお互いを称え合い,また良きライバ
ルとして認め合う事ができた。7年後の東京五輪で再会を誓い合った。
個人得点: 前田:7点、谷:4点、相澤・渡部:3点、青・林・安藤:2点