東日本大震災復興支援
「とどけよう スポーツの力を東北へ！」
７月２１日（日）
決勝 八光自動車工業（株）
（開催地＝大阪府）31 (13-13, 18-10) 23 ＨＣ新潟
（新潟県）
戦評：
新潟のスローオフで試合が始まり、新潟仲井のポストシュートで得点すれば、八光も高野のサイド
シュートで得点。その後、両チームともミドルシュート、サイドシュート、ポストシュートを決め一進一退の
好ゲームを展開。前半の中盤、八光高野の速攻が決まり、２点リードする。さらに、新潟仲井の退場で
一人少なくなり、八光の速攻が決まり八光３点リードするが、八光のミスをつき新潟も同点まで頑張って
前半を１３−１３で終了。
後半開始早々新潟に退場者が出たが、一進一退でゲームが進んだのは新潟のGK小林の活躍が
光った。その後、八光の速攻が決まりだし６点リードする。新潟越前のカットインからのシュートを決め
るが、八光も高野がサイドシュートを決め、走り勝った試合であったが、両チームのGKのすばらしい
プレーが光った好試合でもあった。
準決勝 ＨＣ新潟
（新潟県）26 (15-11, 11-14) 25 SOCIO OSAKA
（大阪府）
戦評：
HC新潟のスローオフでゲーム開始。SOCIOは3番大坂の７ｍシュート、2番小幡のミドルシュートで
２点を連取し、好スタートを切ったが、HC新潟も4番猪爪、10番早瀬の得点で応戦し、一進一退の攻防
が中盤まで続いた。１５分過ぎからHC新潟は、11番越前の速攻、20番仲井のサイドシュートなどで４点を
連取して試合の主導権を握り４点差で前半を終了した。
後半開始後、SOCIOは２番小幡のロングシュート、７番泉原のポストシュートで得点するが、HC新潟
も２０番仲井、１０番早瀬が得点を決め、４点差での攻防が続いた。しかし、１０分を過ぎたあたりから、HC
新潟の足が止まり始め、SOCIOは３点を連取、その後も２番小幡、３番大坂の活躍で１６分には、ついに
同点に追いついた。HC新潟はタイムアウトを取ったが、一度傾いた流れは止められず、その差は３点まで
広がってしまった。しかし、残り５分を切ったところで、SOCIOに退場者が二人出てしまい、その機に乗じて
HC新潟が４点を連取し、逆に１点をリードした。緊迫した攻防が続いたゲームは、残り３０秒でSOCIOの
サイドシュートをGK小林がファインセーブ、残り４秒でのサイドシュートもまたもやGK小林がファインセーブ
を見せタイムアップとなった。
両チームともに全力を出し切った、白熱した好ゲームであった。
準決勝 八光自動車工業（株）
（開催地＝大阪府）25 (12- 9, 13-10) 19 Ｄ・Ｂ・Ｃ
（愛知県）
戦評：
地元大阪の八光自動車と愛知D・B・Cの一戦。八光は積極的な3-2-1、DBCはよく足の動いた0-6
ディフェンス。両チームともGKの好セーブからの速攻が持ち味である。八光はセンター宮本からの
配球でバックプレーヤーとポスト日高のコンビプレーで得点を狙うのに対して、DBCは11番鹿島の
好配球から7番加藤聖、2番山内のミドルシュート、カットインで対抗する。前半20分まで８−８の互角
の展開であったが、DBCの足がやや止まった隙に八光が速攻で連取し、１２−９で前半を終える。
後半、八光は日高のポストプレー、2番服部の確実なサイドシュートで得点を重ね、DBCは後半から
バックプレーヤーに入った4番中村のミドルシュート、3番榎本のサイドシュートで対抗し、後半１５分
１７−１６と一進一退の攻防が続く。しかし、ラスト１０分で八光が速攻を仕掛け２５−１９の６点差で
ゲームオーバー。両チームの健闘が光る好ゲームであった。
７月２１日（日）
決勝 富山エンジェルス
（富山県）16 ( 9- 6, 7- 7) 13 御座候
（大阪府）
戦評：
地元大阪の御座候と元韓国ナショナルプレーヤー柳、元全日本プレーヤー角、若松を擁する富山
エンジェルスの対戦。
前半開始、御座候はGK仲村の好セーブ、サイド池内、三谷、ポスト太田の得点で５−１とリード
する。エンジェルスは、柳と若松のパス交換からポスト沖田とのコンビプレー、若松のプレスディフェンス
からの速攻で５点を連取し、１３分に逆転、前半を９−６の３点リードで折り返す。
後半も出だしから、若松のゲームメークから着実に得点し、後半１５分で７点をリードし、メンバーを
チェンジする余裕の試合展開となる。御座候は、後半１５分から粘りを見せ、関山、齋藤の得点で追い
すがり１６−１３でタイムアップ。富山エンジェルスが見事優勝を勝ち取る。
準決勝 富山エンジェルス
（富山県）18 ( 6- 3, 12- 6) 9 五ツ星
（石川県）
戦評：
五ツ星のスローオフで試合が始まり、３分経過して五ツ星武田のシュートが決まった。両チーム決め手
がなく、得点には結びつかない時間が経過していったが、五ツ星村田のミドルシュート、エンジェルス沖田
のポストシュートで点が動き出した。中盤以後、エンジェルスの若松がカットインプレーやパスカットで
リードし、柳のカットインプレーで点を重ねて、エンジェルスが３点リードで前半が終わった。
後半開始早々エンジェルス辰口のポストシュートが決まり同時に五ツ星村田が退場、さらに、エンジェルス
若松の速攻が決まりリードを広げる。五ツ星は再三のチャンスにシュートが決まらず、１０分経過した時に
７ｍスローで得点したが、退場で人数の少ないエンジェルスが辰口のサイドシュートや若松のパスカットから
の速攻で得点、五ツ星も村田のミドルシュートで得点するも、エンジェルスの速攻、カットイン、ミドルシュート
が決まり、勝利した。
準決勝 御座候
（大阪府）11 ( 5- 4, 6- 2) 6 GET"S
(近畿）
戦評：
御座候のスローオフでゲーム開始。御座候は、前半３分過ぎに７ｍシュートをはずしてしまうものの、
GKがはじいたボールを4番三谷がよくフォローし、先取点を奪った。その後、両チームとも多彩なセット
オフェンスからシュートを放つが、御座候GK中村、GET"S GK亀田の好セーブによりロースコアの展開
となった。前半１５分過ぎに御座候が２点を連取し、５−２と点差を３点に広げたが、GET"Sも7番矢野の
サイドシュートと７ｍシュートで点差を縮め５−４で前半を終了した。
後半開始早々、御座候5番山本のロングシュートなどで5分までに4点を連取し、試合を優位に進めた。
GET"Sは、速攻やカットインで反撃するものの、御座候GK中村の再三の好セーブに阻まれ、後半の得点
は終盤の7番矢野の2点にとどまり、御座候が勝利した。両チームのGKの好守が光った引き締まった
好ゲームであった。