戦評: 5/30男子 5/31女子 5/31男子 6/1女子 6/1男子 6/3女子 6/3男子 6/4女子 6/4男子
男子星取り表 女子星取表
男子 日本 30 (16-19, 14-13) 32 韓国体育大学 スコアシート
3勝2敗 4勝1分
戦評:大会最終日、勝利して韓国体育大学の優勝を阻みたいところ、レフリーは、台湾ペアでスタート。
日本は、元木の速攻、藤江・東江のポストシュートで攻撃、韓国は、DF中央からのカットイン・ロングなどで5-5と一進一退の攻防が続く。中盤から日本のミスが続きその隙を韓国が確実にシュートを決め8-12と突き放しにかかるが、杉本・玉川・藤江の速攻で食らいつき16-19で前半終了。
後半、日本は岩下の好セーブがあるもパスミスやシュートミスで追いつくことができない。中盤からメンバーをフルチェンジして流れを変えようとするがシュートミスが続き、点差は変わらず韓国リード。ラスト10分切ったところでタイムアウト。スタートのメンバーに戻し、元木の会場を沸かせるゴールが続くも2点差でタイムアップの笛がなる。
レフリーは、問題なく、実力による敗戦であった。代表チームが単独の大学に負けたことを厳粛に受け止め、今後、日本代表として戦う姿勢を全面に出せるように強化していく。
個人得点 元木:11点、杉本:5点、藤江・東江:3点、石橋・田中:2点、玉川・堤・平子:1点
女子 日本 24 (11-15, 13-12) 27 韓国体育大学 スコアシート
3勝1敗 4勝
戦評:最終となる第4戦は優勝をかけ韓国体育大学との対戦。
前半、OFスタートの日本はミスから韓国に速攻で決められ先制点を許す。日本は韓国の早めに仕掛けてくるDFに対して、OFでのリズムを狂わされ韓国ペースの展開となる。9分2-6となったところで日本がタイムを要求。タイム後もなかなかペースが掴めない中韓国も決め手にかき4点差の展開続く。終盤日本はOFミスから連続得点を許し22分7-13とされたところでタイムを要求。タイム後は、韓国のミスを得点に結びつけ点差をつめ、前半を11-15で折り返す。
後半、日本DFが機能しだし韓国OF陣を止めるが、追い込んだシュートが前半同様決められリズムに乗れない。しかし、日本DF陣は足を止めずに果敢にプレッシャーを掛け続け9分16-18と2点差に追い上げる。ここから中盤まで2点・3点差の攻防が続く緊迫した展開が続く。しかし終盤にさしかかるころ連続得点を許し20分20-25となったところで3回目のタイム。
追い上げたい日本だったが、終盤韓国OF陣はあわてることなく時間を使い24-27で終了。
この大会2位という結果になった。
なお、ベストセブンに角南・錦織が選出された。
個人得点 原:7点、松村・角南:5点、長尾:3点、川村:2点、錦織・松尾:1点
男子 日本 46 (24-15, 22- 9) 24 中国 スコアシート
3勝1敗 1勝3敗
戦評:中国戦に向けて、DFはポストの守り、OFは横の2対2FBは攻守のきりかえを重点的に実施した。スタート東江のフェイントから石橋のサイドシュートで先取点を奪う。中国もポストとロングで応戦する。しかし、日本は攻撃の手を緩めず、東江・元木のロング杉本のサイド速攻、石橋・松本の速攻で12-4とする。終盤、中国もポストプレーで得点を奪うも加藤の好セーブから速攻を繰り出し、24-15で前半を折り返す。
後半スタート、ポストパスをカットし、元木ロング石橋速攻杉本のサイドシュートなどで32-18とする。交代した池辺・堤・玉川らの活躍により46-24と快勝した。
明日は、完全アウェー状態になると思うが最後まで諦めずにフェアープレーの精神で戦う。
個人得点 元木:11点、石橋・杉本:7点、玉川・東江:4点、藤江・池辺・堤:3点、平子:2点、須坂・松本:1点
女子 日本 42 (21- 6, 21- 7) 13 香港 スコアシート
3勝 3敗
戦評:第3戦は香港との対戦。
日本はスタートメンバーを大きく変更して挑む。前半立ち上がり、DFスタートの日本は相手の単調なOFを守りきれず失点を許してしまう場面があったが、徐々に対応しだすと速攻につなげ点差を広げ10分過ぎ7-3とする。中盤、なかなか点が伸びない中、15分9-4となったところで香港がタイムアウトを要求。タイム後、日本の優位は変わらず点差をはなし前半を21-6で折り返す。
後半、DFの安定しない日本は連携ミスから失点しまいリズムにのれない。しかし香港DFも日本のOF陣を止めきれずさらに点差がつき始める。9分26-9となり香港がタイムアウト。タイム後も日本ペースは変わらず結果42-13で終了。
個人得点 原:11点、多田・森本:7点、佐々木:5点、深田:4点、林:3点、松村:2点、錦織・松尾・長尾:1点
男子 日本 55 (27- 9, 28- 8) 17 マカオ スコアシート
2勝1敗 3敗
戦評:大会3日目、マカオとの対戦。
スターティングメンバーを総入れ替えして、全員ハンドボールで臨んだ。左SP柳、左BP須坂、センター田中、右BP池辺、右SP堤、ポスト玉川、GK佐々木の布陣でスタート。スタートの固さからかマークミスで先取点はマカオが奪う。日本は、佐々木セーブから須坂・柳・池辺の速攻が決まり9-2と一気にリードを広げる。マカオもポジションチェンジプレーから追いすがるが、日本は、玉川・田中の速攻で前半で息の根を止めた。
後半は、全員が出場し、55点を奪い快勝した。
前試合、韓国同士の対決。慶煕大学vs韓国体育大学レフリーは、韓国人ペア(韓国体育大学出身)で始まる。後半、判定に抗議した慶煕大学の監督がレッドカード。終了間際、慶煕大学の選手が韓国体育大学の選手にボールをぶつけレッドカードとなり、慶煕大学は、終了の挨拶もせずにコートを去った。
個人得点 池辺・玉川:8点、須坂・石橋・杉本:6点、柳・田中:5点、堤・東江:4点、元木・藤江・平子:1点
女子 日本 27 (15-13, 12-11) 24 中国 スコアシート
2勝 2敗
戦評:第2戦の相手は中国。前半立ち上がりダブルポストで攻撃してくる中国に先制を許すが、松尾・松村の連続得点ですぐに逆転すると5分すぎ中国がタイムアウトを要求。タイム後、日本はOFミスが目立ち始めリズムがなかなか掴めず、8分過ぎ2-3と逆転を許す。しかし、角南の体を張ったOFで退場を立て続けに取り、一気に逆転すると13分6-3とする。ここで中国は2回目のタイムを要求。タイム後、互いに点の取り合いなり、なかなか中国を引き離せない展開が続く。中国は11番のロングを基点にポストを多用し始めると、ここから中国ペースとなり、徐々に点差を詰められ前半を15-13で折り返す。
後半、日本はDFの修正がはかれず真ん中を崩され2分15-15と追いつかれる。ここから一進一退の攻防が続き15分過ぎ20-21と中国にリード許した場面で日本はタイムアウトを要求。タイム後1点差の展開が続いたが、20分過ぎ23-23の場面から日本のペースとなり、連続得点を奪い28分26-23とする。終盤は1点ずつ奪い結果27-24で終了。
個人得点 川村・角南:5点、松尾:4点、錦織・松村・長尾:3点、深田:2点、佐々木・多田:1点
男子 日本 33 (17-12, 16-15) 27 チャイニーズタイペイ(台湾) スコアシート
1勝1敗 1敗1分
戦評:大会2日目、昨日、韓国体育大学に引き分けている台湾との対戦、スタート両チーム健闘を誓い、握手から始まるが、台湾が3秒オーバータイムを取られる反則日本ボールになるも松井監督の指示で台湾にボールを渡し、再度スローオフのような形から仕切り直す。スタート岩下の好セーブから杉本サイド、石橋速攻、元木のロングで5-3とリード台湾も左利きの大型BPを起点に11-8と食い下がるラスト10分相手の足が止まったところを東江速攻、田中の活躍により前半17-12で折り返す。
後半、藤江の速攻ロング、松本のポストなどで23-15と突き放す。また、相手が不正交代をして退場となり楽勝ムードのところ相手ベンチの抗議から15分近く中断再開後、審判の笛が変わりリズムが取れず26-21日本は、一度落ち着き藤江カットイン、石橋速攻元木7Mなどで立て直す。最後は、最年少玉川のゴールでとどめをさし、大会初勝利を飾った。
個人得点 元木:9点、石橋:7点、松本:5点、杉本:4点、藤江:3点、東江・田中:2点、玉川:1点
女子 日本 32 (16- 3, 16- 9) 12 チャイニーズタイペイ(台湾) スコアシート
1勝 1敗
戦評:第1回U-22東アジア選手権大会初戦の相手は台北。前半2分過ぎに松村の得点で先制すると、立ち上がりから日本のペースとなり、台北の単調で強引なOFを日本DFは、機動力を活かし得点を許さない。7分過ぎに1点取られるが、日本の優位は変わらず19分過ぎ10-1としたところで台北がタイムアウトを要求。タイム後も日本ペースは変わらず、16-3で前半を折り返す。
後半立ち上がり、相手のシュートミスから速攻につなぎ長尾が決め幸先よくスタートを切ると連続得点し10分過ぎ21-4とする。しかし中盤集中力が切れ、連続失点をするなどしリズムが取れない時間帯があったが、試合の大勢には影響なく結果32-12で勝利した。
個人得点 長尾:5点、錦織・川村・松村・角南・多田:4点、原・松尾・深田:2点、佐々木:1点
男子 日本 32 (17-18, 15-19) 37 慶煕大学 スコアシート
1敗 1勝
戦評:大会初日、地元学生を動員し、また、レフリーは韓国ペアの完全アウェー状態でのスローオフ。
スタート日本は、石橋の速攻、元木のロングなどで主導権を握る。慶煕大もポスト・カットインなどで応戦する。中盤、韓国の3連続ゴールで11-12と逆転されるが日本も平子のカットイン藤江のロングなどで粘り、前半、17-18と1点差で折り返す。
後半、杉本のサイド、元木・東江のカットインが決まるが慶煕大も速攻・カットインなどで攻撃の手を緩めず20-24とされる。中盤から大事なシュートを決められず、ジワジワと離され27-32と5点差にリードを広げられてしまう。残りラスト5分でタイムアウト。メンバーをチェンジし、オールコートマンツーで応戦、堤の速攻、須坂のサイド、田中の速攻・サイドシュートなどで諦めず戦うが失点が止めれず、32-37の5点差で終了。開幕戦を勝利で飾ることができなかった。明日からきりかえて台湾戦に臨みたい。
個人得点 元木:11点、石橋:5点、杉本・平子:3点、堤・田中:2点、藤江・須坂・池辺・松本・柳・東江:1点