< 第15回男子アジア選手権(兼2013年男子世界選手権アジア予選) >


 < 試合結果 >

◎予選ラウンド  < 星取表 >
1/26(木)   1/27(金)   1/28(土)   1/29(日)   1/30(月)   1/31(火)   2/1(水)

◎本戦ラウンド・順位決定戦
2/2(木) 2/3(金)   2/5(日)

    <最終順位>
       1位:韓国  2位:カタール  3位:サウジアラビア  4位:日本  5位:イラン
       6位:バーレーン  7位:UAE  8位:クウェート  9位:ヨルダン  10位:ウズベキスタン



■2/5(日)

3-4位決定戦   サウジアラビア   25 (13-11, 12-10) 21   日 本
【戦評】
3位決定戦。
立ち上がり、先制点は奪われるもののGK松村の連続セーブから門山がミドルを決め1−1。流れの乗りたい日本だが、オフェンスミスから逆速攻での失点が重なり8分までに3−5とされる。ようやく東長濱秀作・小澤の連続得点で4−5とし、1点を追いかける試合展開のなか、17分に富田・豊田・小澤の3連続得点で10−9と逆転。さらにGK篠内の7mスローセーブから東長濱秀作のミドルを決め11−9。しかし、残り7分間を無失点に抑えられ、連続失点で前半を11−13で折り返す。
後半、相手のミスから速攻のチャンスを得るがシュートが決まらず7分過ぎの野村の7mスローが後半の初得点。その間の連続失点で12−16。11分過ぎ、一人退場者を出す間にも3連続失点で12−19と7点差をつけられる。残り10分を切り16−23の7点差は変わらないが、ここから豊田・小澤・武田・高智と4連続得点で20−23と3点差まで詰め寄り、逆転を狙うが、攻めきることができず21−25で試合終了。
最終順位は4位となり、2013年にスペインで行われる世界選手権の切符を獲得することはできなかった。

【得点者】
豊田:5点,小澤:4点,東長濱秀作:3点,富田・門山:2点,
末松・高智・武田・岸川・野村:1点

決勝戦       韓 国   23 (10-11, 13-11) 22   カタール



■2/3(金)

7-8位決定戦   UAE   31 (15-12, 16-17) 29   クウェート
  (B−4位) (A−4位)
 
5-6位決定戦 イラン 25 (11-12, 14- 8) 20 バーレーン
(A−3位) (B−3位)
 
準決勝 韓 国 27 (14-13, 13-13) 26 サウジアラビア
(A−1位) (B−2位)
 
準決勝 カタール 33 (19-13, 14-15) 28 日 本
(B−1位) (A−2位)
【戦評】
準決勝、カタール戦。
門山のミドルで先制するものの、マークミスからサイド・ポストにボールを集められ失点。
それでも17分までは東長濱秀作・小澤・高智・豊田らの得点で8−9と1点差。しかしここから連続ミスがすべて失点につながり8−13とリードを広げられる。その後、豊田のシュートで応戦するが、点差を広げられ13−19で前半を折り返す。
後半、GK松村のセーブから速攻を仕掛けるもゴールを奪うことができない。点差を縮めたい日本は小澤のサイドシュートなどで加点するも、9分まで17−23と6点差は変わらず。何とか日本のリズムの変えたいところだったが、攻撃が単調になり、シュートが決まらない。この間に5失点で15分過ぎで17−28と点差を広げられてしまう。その後、日本は4−2ディフェンスにしてカタールのミスを誘い、高智・豊田らの速攻で加点。さらに残り5分を切ってから末松の7mスロー・藤田・村上ら速攻で追い上げるが、28−33で試合終了。
残り1つの世界選手権の出場権をかけて2日後に地元・サウジアラビアと対戦する。

【得点者】
豊田:9点,門山:6点,小澤・高智:4点,末松:2点,
藤田・村上・東長濱秀作:1点



■2/2(木)

9-10位決定戦 ヨルダン   32 (17-17, 15-13) 30   ウズベキスタン
(A−5位) (B−5位)



■2/1(水)

Bグループ バーレーン 30 (14-12, 16-17) 29 UAE
(2勝1敗1分) (1勝3敗)
 
Aグループ   韓 国   28 (14-13, 14-14) 27   日 本
(4勝) (2勝2敗)
【戦評】
予選リーグ最終戦、韓国との対戦。
立ち上がり、富田のポストシュートで先制するとGK篠内の連続セーブから東長濱秀作・門山の速攻、さらに岸川がパスカットから自らシュートを決め5−2とリード。ディフェンスではキャプテン武田を中心とした気迫あふれるプレーとGK松村の7mスローセーブなどで日本のペース。しかし、シュートミスなどから連続失点で14分に8−7と1点差まで詰め寄られる。24分、12−11で日本は一人退場者を出してしまうと、ここで12−12の同点に追いつかれるが、すぐに東長濱秀希のミドルシュートで13−12。前半終了間際に連続失点をしてしまい13−14で折り返す。
後半、日本は追いかける立場になるが小澤のサイド、クイックスタートから富田のポストなどで加点し16−17。追い上げムードになるが、大事な場面にミスが重なり、13分で18−22と4点差をつけられてしまう。ここから日本は粘りを見せ、高智・豊田・東長濱秀作らの得点で22−25。さらに27分までに門山・小澤らの得点で26−27の1点差。ここで韓国はタイムアウトを請求するが、チャージの判定で日本ボール。28分、韓国が1人退場し、日本はチャンスを得ると小澤がサイドシュートを決め、27−27の同点に追いつく。29分、韓国もエースがカットインを決め27−28。残り15秒、日本はタイムアウトを請求し1点を奪いに行くが、最後はシュートまで持ち込めず27−28で試合終了。
最終戦でクウェートが勝利したため、日本・イラン・クウェートの3カ国が2勝2敗となったが大会規定により日本がAグループ2位となり、準決勝に進出した。

【得点者】
東長濱秀作:7点,豊田・門山:6点,小澤:3点,
富田:2点,高智・岸川・東長濱秀希:1点

Aグループ   クウェート   31 (12-15, 19-13) 28   ヨルダン
(2勝2敗) (4敗)



■1/31(火)

Aグループ   イラン   27 (13-12, 14-13) 25   日 本
(2勝2敗) (2勝1敗)
【戦評】
予選リーグ3戦目、イランとの対戦。
大型のバックプレーヤーを擁すイランに対しディフェンしの足が動かず、立ち上がりに連続失点を喫し、6分過ぎで2−6とリードされる。徐々にディフェンスも機能し、イランを約10分間無失点に抑える。その間に小澤・門山の連続得点で6―6の同点に追いつく。このまま勢いに乗りたいところだが、イランもロングシュートで応戦し逆転できず、前半を12−13で折り返す。
後半、岸川らの得点で加点するが、イランの攻撃への対応が遅れ、12分までに15−20の5点差をつけられてしまう。その後、GK篠内の好セーブから流れをつかみ東長濱秀希、末松、富田、武田らの得点で22分に21−21と同点に追いつく。この流れを継続したいところだったが、ミスから4連続失点してしまい21−25。残り3分を切り、村上、東長濱秀作、豊田らの得点するが、追いつくことができず25−27で試合終了。
明日、予選リーグ1位をかけて韓国戦に臨む。

【得点者】
小澤・門山:5点,豊田:4点,高智・岸川・村上:2点,
末松・武田・富田・東長濱秀作・東長濱秀希:1点
 
Bグループ   サウジアラビア 24 (10-14, 14-10) 24   カタール
(2勝2敗) (3勝1敗)



■1/30(月)

Bグループ   カタール   28 (12- 9, 16-12) 21   UAE
(3勝) (1勝2敗)
 
Aグループ イラン 25 (16-10, 9- 7) 17 ヨルダン
(1勝2敗) (3敗)
 
Bグループ バーレーン 52 (24- 8, 28- 7) 15 ウズベキスタン
(1勝1敗1分) (4敗)
 
Aグループ 韓 国 27 (14-12, 13-14) 26 クウェート
(3勝)) (1勝2敗)



■1/29(日)

Aグループ   日 本   30 (14-14, 16-13) 27   クウェート
(2勝) (1勝1敗)
【戦評】
アジア選手権2戦目 クウェートとの対戦。昨日同様、立ち上がりGK甲斐のセーブから東長濱秀作が持ち込み先制点を奪う。ディフェンスではクウェートの大型バックプレーヤーへのマークミスから失点してしまうが、日本はクイックスタートで対応し、11分過ぎで6−7。16分過ぎには連続失点で7−12とリードを広げられてしまう。しかし、ディフェンスでリズムをつかむとクウェートのミスを誘う。これを武田・豊田・藤田らの連続ゴールで再び11−12と1点差に。その後もこの攻防が続くが残り2秒、相手のシュートミスを藤田が持ち込みゴール。前半を14−14の同点で折り返す。
後半も日本はクイックスタートを継続し、相手の体力を消耗させる。8分、村上のカットインで17−17の同点に追いつくと、末松・豊田・高智の連続ゴールで20−17と逆転。中盤以降、2点差まで詰め寄られるものの、門山・富田らの得点でリードをキープして試合終了。30−27で勝利。一試合を通じてGK甲斐の集中力が光った試合であった。
日本はクウェートに対して1991年アジア選手権以来の勝利となった。

【得点者】
豊田・東長濱秀作:7点,末松・門山:4点,
高智・藤田・村上:2点,武田・富田:1点
Bグループ   サウジアラビア   47 (22-6, 25- 8) 14   ウズベキスタン
(2勝1分) (3敗)



■1/28(土)

Aグループ   日 本   35 (18-10, 17-12) 22   ヨルダン
(1勝) (2敗)
【戦評】
予選リーグの初戦はヨルダンとの対戦。
試合開始直後、GK甲斐のセーブから岸川が速攻を決め先制点を奪うと、小澤・富田・豊田らの得点で6−2とリードする。その直後にもGK篠内が7mスローのセーブから武田の速攻、さらに門山・小澤・東長濱秀作らの5連続得点などで16分には14−4と10点差をつける。前半終了間際にミスから連続失点するものの18−10で前半を折り返す。
後半も安定した6−0ディフェンスから得意の速攻につなげ、村上・高智・藤田らの速攻で加点。終始、日本ペースで試合が進み35−22で初戦に勝利した。

【得点者】
小澤:9点,豊田・門山:5点,村上:4点,岸川:3点,
末松・高智・東長濱秀作:2点,武田・富田・藤田:1点
Bグループ   カタール   27 (12-13, 15-13) 26   バーレーン
  (2勝)
 
Bグループ サウジアラビア 26 (15-10, 11- 9) 19 UAE
  (1勝1分) (1勝1敗)
 
Aグループ 韓 国 26 (16- 7, 10-14) 21 イラン
(2勝) (2敗)




■1/27(金)

Bグループ カタール 41 (23- 5, 18-14) 19 ウズベキスタン
  (1勝) (2敗)
 
Aグループ 韓 国 25 (11- 7, 14- 6) 13 ヨルダン
  (1勝) (1敗)
 
Aグループ   クウェート   27 (14-14, 13-12) 26   イラン
(1勝) (1敗)



■1/26(木)

Bグループ   UAE   40 (22-13, 18- 7) 20   ウズベキスタン
  (1勝) (1敗)
 
Bグループ バーレーン 23 ( 9-13, 14-10) 23 サウジアラビア
  (1分) (1分)





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