8月10日(火) 18:00- 15-16位決定戦
日本 29 (14-14, 15-11) 25 カザフスタン
B組4位 C組4位
通算2勝3敗 通算1勝5敗
<戦評>
日本は、DF(6-0デフェンスシステム)からスタート。
カザフスタンのOFはセンタースリー。試合開始から両チームシュートまでいかないミスが目立ち、前半は1点を争うシーソーゲームとなった。日本は、速攻とカザフスタンの間の広い5-1DFを主にカットインで得点を挙げる。カザフスタンは長身のポストのブロックからカットインを利用した攻撃にミドルシュートを要所で打つ展開。途中センタースリーからダブルポストとなり、巧みなコンビネーションをみせるが、日本のDFもかなり粘った。
後半も11分までは1点を争う展開であったが、カザフスタンの足が止まったところを日本がうまく攻め、2人の退場者を出した時に古関の速攻などで4点差とリードを広げることに成功。そこから、日本は計4人の退場者を出すが、バランスの良い攻撃で25分40秒には7点差までリードした。最後までチーム一丸となって戦うことができた。フル出場の一木がチームを良く引っ張った。(文責 石川浩和)
得点:一木8点、黒木6点、小舘4点、橋本・古関3点、渡邊2点、林・塩野・朝倉1点
8月9日(月) 14:00- 13-16位順位決定1回戦
日本 29 (12-17, 17-15) 32 ドイツ
B組4位 A組4位
通算1勝3敗 通算2勝3敗
<戦評>
日本は、デフェンスからスタート。
開始早々0-3とリードされるが、6-0ディフェンスシステムからのクロスアタックでドイツオフェンスのリズムを崩し、速攻に持ち込む展開で16分まで5-9と4点差。その後、6-12と6点のリードを許すが、22分39秒渡辺から大谷への速攻のパスが決まり再び9-13と4点差まで追い上げる。ドイツベンチが慌ててタイムアウトを請求した。その後、両チームの激しい攻防が続き12-17で前半終了。
後半も日本の積極的な攻防は衰えなかったが、ドイツも要所でロングやカットインを決めるので追いつく事がなかなかできなかった。しかし、一木、大谷らの力強いプレーが流れを変えた。17分43秒には川畑の速攻で同点とし、18分51秒には大谷が7MTをとり、一木が決め25-24とこの試合初めてのリードとなる。勝利の行方がわからなくなったと思えたが、その後ドイツに5連続得点を許し、25-30となり、キャプテン大谷も右足首を捻挫し、コートに立てなくなってしまった。日本は最後までドイツに対してあきらめずに攻撃したが、最終スコアは29-32であった。(文責 石川浩和)
得点:一木9点、大谷7点、古関5点、川畑3点、渡邊・林2点、小舘1点
8月5日(木) 20:00- 予選ラウンドB組
日本 22 (12-17, 10-21) 38 ドミニカ
1勝2敗 1勝1敗
<戦評>
日本のオフェンスで試合開始。
その攻撃で7MTをとり、一木が決めてさい先良いスタートをきったが、すぐに体格で勝るドミニカのポストプレーで同点とされる。日本は、高い3-2-1ディフェンスでドミニカの体格を活かした攻撃を高い位置で防ごうとするがパスを繋がれ、オフェンスの間が広くなったところで1対1を抜かれたり、ポストへのパスをだされて失点を重ねた。日本はスピーディーな攻撃展開で速攻、セットオフェンスでチャンスをつくるがミスにより得点チャンスを逃す場面が目立ち前半を12-17で折り返した。
後半のスタートで途中出場の川畑が5点目の速攻でのシュートを決め波に乗ったが4連続失点で13-22とあけられてしまった。日本のデフェンスから速攻の流れが良くなって後半11分には3連続得点をしたが、その後9連続失点を許し17-36となってしまった。しかし、選手は諦めずに24分から古関、林、一木、川畑、朝倉と5連続得点をしたが,22-38でゲーム終了となる。(文責 石川浩和)
得点:川畑6点、古関4点、一木・橋本3点、林2点、渡邊・小舘・朝倉・中田1点、
8月4日(水) 20:00- 予選ラウンドB組
日本 28 ( 8-12, 20-22) 34 ノルウェー
1勝1敗 1勝
<戦評>
日本はディフェンスからのスタート。開始早々3連続失点を許すが、7分でデフェンスシステムを6−0から3−2−1に変えて小館から大谷へのポストシュートで1−3とする。日本の積極的な攻撃に8分ノルウエーに退場者がでて、その後も警告退場を取るが、中々得点に結びつかず22分20秒で4−11と点差が開き日本はタイムアウトを要求。そこから、流れが変わり前半を8−12で折り返す。
後半は林のインターセプトからの速攻で3点差に詰め寄る。開始6分まで3〜5点差の攻防が続いたが、その後体格を活かしたシュートを決められ一時は7点差となった。しかし、途中出場の朝倉の速攻、林のディスタンスシュート、橋本のポストなどで4点差まで追い上げる。しかし、地力に勝るノルウエーが34−28で勝利する。この試合では、林、一木.橋本の活躍と積極的なけん制を伴った粘り強い3−2−1ディフェンスが光った試合であった。得点チャンスでのシュートミスが悔やまれる。(文責 亀井好弘)
得点:林8点、一木7点、橋本5点、小舘・大谷2点、朝倉・黒木・古関・加納1点
8月2日(月) 14:00- 予選ラウンドB組
日本 34 (12-13, 22-14) 27 ウルグアイ
1勝 1敗
<戦評>
日本からアメリカ/アトランタ経由で現地入りしたため,練習できない日が2日間あり、第一戦のコンディションが心配された。午後2:00からのゲームであったため余裕を持ってウオーミングアップを行う予定でしたが、バスが遅れてギリギリ1時間前に会場到着。スコールもあり湿度が上昇したりと悪条件が重なる中ではあったが、日本選手が粘り強い試合を行った。(以下試合の流れ)
日本チームのスローオフでゲーム開始。ミスから連続失点で0−2となってしまったが、古閑の速攻で1−2とし、その後両チームミスが続きながら12−13と前半を終える。
後半3分でやはり古閑の速攻で15−14と逆転するが、相手退場でミスから再び逆転される。その後、林の速攻で17−16と逆転し、3連取で19−16。林・塩野のコンビで20−17から4点連取するが(22−17)、ミスが多発し22−22の同点に追い上げられてしまった。そこからまた古閑のサイドシュートで23−22とし、7点連取(29−22)となる。GK名渕の後半の好守もあり、全員出場で速攻を中心にゲームを制した。(文責 石川浩和)
得点:古関9点、大谷・塩野5点、橋本4点、渡邊・小舘・一木・朝倉・林2点、加納1点
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