<中国国際ハンドボール大会(男子) 試合結果>
◆6/9(土)
日 本 22(10-13, 12-17) 30 フランス
(3敗) (3勝)
【戦評】
練習でやってきたことを思い出して、すべてをぶつけようとチーム一丸となって臨んだ。
立ち上がり、GK高木が相手のカットインシュートを阻止し、豊田の速攻が決まり、幸先の良いスタートをきる。フランスは日本の3:2:1ディフェンスをしつこく攻めるが、GK高木のファインセーブでリズムに乗れない。日本は門山のカットイン、豊田・東の速攻で5−4とリードする。中盤から相手ディフェンスにけん制され、リズムを崩し、連続ミスをする。フランスにロングシュート、速攻と連続得点され、9−5とリードを奪われる。しかしここで流れを止めたのが、ベテラン山口のポストシュートであった。山口に続き香川がロングシュートを決め、日本は3点ビハインドで前半を折り返す。
後半、フランスのシュートが決まりだし嫌な雰囲気になるが、キャプテン中川の4連続ゴールで15−9と粘りを見せる。フランスも攻撃の手を緩めずサイド・ポストで突き放しにかかるが、日本は代わって入ったGK坪根が速攻・ポストなど3連続で阻止をする。攻撃も内田のサイドシュート、東長濱のロングシュート、末松のサイドシュートなどで最後まで諦めず戦ったが、フランスに及ばなかった。
《得点者》
豊田・中川5,東・下川・東長濱・門山2,末松・香川・山口・内田1
中 国 28(15-11, 13-12) 23 韓国(慶熙大学)
(2勝1敗) (1勝2敗)
◆6/8(金)
日 本 21(13- 9, 8-13) 22 韓国(慶熙大学)
(2敗) (1勝1敗)
【戦評】
韓国の3:3ディフェンスに対して、ボールのないプレーヤーが動くことを意識して試合に臨んだ。
スタート、日本はアグレッシブな6:0ディフェンスで相手にプレッシャーをかけ、ミスを誘う。豊田の速攻、門山のカットイン、下川の速攻などで5−1とリードを奪い、勢いに乗る。中盤から相手エースにロングシュートとサイドシュートを決められ、9−9の同点になる。相手に退場者が出たところを門山のカットインや下川のサイドなどで13−9で前半を折り返す。
後半、門山のカットインで先制するも、イージーミスから速攻などで3連取される。日本も山口・門山の得点で16−14と粘りを見せるが、中盤から足が止まったところをインターセプトされ、17−17の同点にされる。相手は勢いづき始めるが、高木のファインセーブや香川・前田の得点で1点差の攻防が続く。大事なところで相手のエースにロングシュートを決められ、2点差にされる。豊田の速攻が決まり1点差とするが、試合終了となり、1戦目に続く敗戦となった。
《得点者》
門山8,豊田・下川3,東・中川2,前田・香川・山口1
フランス 35 (17-11, 18-10) 21 中 国
(2勝) (1勝1敗)
◆6/7(木)
フランス 41 (22-11, 19-10) 21 韓国(慶熙大学)
(1勝) (1敗)
日 本 20 (10-12, 10-11) 23 中 国
(1敗) (1勝)
【戦評】
北京予選に向けて開幕戦の重要性をミーティングで話し合って臨んだ。
スタート日本は3:2:1ディフェンスから末松の速攻が決まる。中国もサイドきりのプレーからポストシュートで応戦。日本はサイド・速攻などでノーマークシュートになるも決められずリズムにのれない。中国は、徹底してポストにボールを集め粘り強く攻撃をしてくる。日本は退場者を出し、4−8とリードを奪われるが、坪根の好セーブから中川・内田の得点で前半10−12で折り返す。後半、日本は5:1ディフェンスにきりかえ相手のミスを誘い速攻・サイドでチャンスになるも相手GKに阻まれる。しかし、ディフェンスでよく耐え豊田の速攻で14−15となる。その後同点のチャンスが訪れるがシュートを外し、相手の速攻カットインなどで16−19と3点差に広げられる。猪妻の速攻、門山カットインで2点差まで詰め寄るがテクニカルミスが続き、追いつくことができない、ラスト2分マンツーマンにでるが速攻などで失点し、最後は永島のポストシュートが決まるも大事な開幕戦、痛い黒星となった。
《得点者》
豊田4,末松・永島3,中川・内田2,前田・東・東長濱・山口・猪妻・門山1
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