<第13回男子アジア選手権(2009年男子世界選手権予選)試合結果>
◆本戦ラウンド;2/26(火)
<決勝戦>
韓 国 |
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27 (15- 9, 12-12) 21 |
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クウェート |
(B組1位) |
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(A組1位) |
<3位決定戦>
サウジアラビア |
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24 (13-12, 11-11) 23 |
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イラン |
◆本戦ラウンド;2/25(月)
<5位-6位決定戦>
カタール |
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( カタールの不戦勝 ) |
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バーレーン |
(B組3位) |
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(A組3位) |
<7位-8位決定戦>
日 本 |
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38 (22-15, 16-20) 35 |
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中 国 |
(B組4位) |
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(A組4位) |
【戦評】
日本は立ち上がり、末松の速攻で先制するも、ミスからの速攻で4連取され、中国に1-4とリードを奪われる。日本はGK志水の好セーブで粘り、豊田のサイドシュート、末松の7mスロー、宮アのロングシュートで4-4と振り出しに戻す。中盤、中国のテクニックミスから門山・豊田の速攻、海道のロングシュート、富田の速攻で9-6とリードを奪う。終盤もGK志水のセーブから門山のポストシュート、猪妻のサイドシュート、宮アのロングシュート、永島のポストシュートと連続得点をし、7点のリードで前半を終える。
後半、日本は、シュートミスから得点を許し、26-23と3点差まで追い上げられる。日本は積極的にシュートを狙い、豊田の速攻、末松の7mスロー、富田の速攻、門山・海道のカットインシュートと攻撃の手を緩めず、3点差をキープするが、失点は止まらない。中盤、中国のテクニックミスをつき、富田のポストシュート、猪妻のカットインシュート、豊田のサイドシュート、武田の速攻で、35-30とリードを5点差とする。最後は単発シュートを決められるが、危なげない試合運びで最終戦を白星で飾ることができた。
【得点者】
豊田・末松8,門山7,宮ア5,富田・海道3,猪妻2,永島・武田1 |
◆本戦ラウンド;2/24(日)
<9位-10位決定戦>
UAE |
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38 (20-12, 18-13) 25 |
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レバノン |
(B組5位) |
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(A組5位) |
<準決勝>
クウェート |
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32 (16-14, 16-15) 29 |
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サウジアラビア |
(A組1位) |
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(B組2位) |
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韓 国 |
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33 (13-12, 20-12) 24 |
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イラン |
(B組1位) |
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(A組2位) |
◆予選ラウンド第6日目;2/22(金)
<Aグループ>
中 国 |
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28 (16-14, 12-13) 27 |
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レバノン |
(1勝3敗) |
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(4敗) |
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イラン |
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35 (15-18, 20-16) 34 |
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クウェート |
(3勝1敗) |
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(3勝1敗) |
【予選ラウンドA;最終順位】 |
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1位 |
: |
クウェート(3勝1敗) |
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2位 |
: |
イラン(3勝1敗) |
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3位 |
: |
バーレーン(3勝1敗) |
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4位 |
: |
中 国(1勝3敗) |
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5位 |
: |
レバノン(4敗) |
※クウェート・イラン・バーレーンは3勝1敗(勝ち点6)で並んだが、大会規定により、
該当3チーム間の試合における得失点差により、上記順位が確定。
得失点;クウェート(+1),イラン(0),バーレーン(-1) |
<Bグループ>
サウジアラビア |
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31 ( 確認中 ) 26 |
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UAE |
(2勝1分1敗) |
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(4敗) |
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韓 国 |
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31 (14- 9, 17-14) 23 |
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カタール |
(4勝) |
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(2勝2敗) |
【予選ラウンドB;最終順位】 |
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1位 |
: |
韓 国(4勝) |
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2位 |
: |
サウジアラビア(2勝1分1敗) |
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3位 |
: |
カタール(2勝2敗) |
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4位 |
: |
日 本(1勝1分2敗) |
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5位 |
: |
UAE(4敗) |
※日本は2/25(月)7位-8位決定戦へ(対戦相手は中国)
◆予選ラウンド第5日目;2/21(木)
<Aグループ>
バーレーン |
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33 (12-20, 21-12) 32 |
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イラン |
(3勝1敗) |
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(2勝1敗) |
<Bグループ>
カタール |
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32 (11-17, 21-14) 31 |
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日 本 |
(2勝1敗) |
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(1勝1分2敗) |
【戦評】
決勝ラウンド進出に向けこのゲームに快勝し、サウジアラビアとの得失点差を広げたい。試合立ち上がり、日本は3:2:1ディフェンスで富田が積極的に動き、カタールのミスを誘い、宮アのロングシュート、末松のカットインシュート、武田の速攻などで4-0と幸先の良いスタートをきる。カタールはライン際のプレーをオーバーアクションで7mスローを誘い、追い上げを図る。日本も宮アのロングシュート、豊田の速攻、末松の速攻で流れを渡さず、10-6とリードする。しかし相手のラフプレーからか日本はシュートミスが続き、6点差から突き放すことができず、17-11で前半を折り返す。
後半スタート、お互いに退場者を出しながらの攻防が続く。日本は豊田の7mスローや門山・豊田のロングシュートで22-16と8点差とするが、途中、3人目の退場者を出してしまう。日本は退場対策で6-0ディフェンスにシステムチェンジするが、カタールのクロス攻撃からロングシュートを決められ、カタールが勢いをつけ、26-26と同点に追いつかれる。そこからは1点差の攻防が続き、カタールに退場者が出るも、日本は失点を抑えることができず、テクニックミスから逆転を許し、大事な一戦を落としてしまった。
日本は予選リーグBグループ3位以下が決定した。
【得点者】
末松13,豊田8,富田・宮ア・東・武田・門山2 |
◆予選ラウンド第4日目;2/20(水)
<Aグループ>
クウェート |
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29 (14-12, 15-10) 22 |
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レバノン |
(3勝) |
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(3敗) |
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バーレーン |
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35 (17-15, 18-14) 29 |
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中 国 |
(2勝1敗) |
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(3敗) |
<Bグループ>
韓 国 |
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31 (17-15, 14-15) 30 |
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サウジアラビア |
(3勝) |
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(1勝1分1敗) |
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日 本 |
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44 (21-17, 23-10) 27 |
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UAE |
(1勝1分1敗) |
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(3敗) |
【戦評】
韓国vsサウジアラビアが1点差のため、決勝ラウンド進出に向け、快勝したいゲームである。立ち上がり、UAEにカットインシュートを決められる。しかし日本も末松のサイドシュートで追いつく。UAEは日本の3:2:1ディフェンスのスペースをうまくつき、7mスローやロングシュートで応戦。日本も積極的にシュートを狙い、門山のロングシュート、末松・富田の速攻とスピーディーな展開で仕掛けていく。中盤、UAEは日本の速い展開について来れず退場者を出すが、日本は数的有利な状態で失点しリズムに乗れない。しかし末松の7mスローで16-15と逆転すると、そこから門山・海道・富田の速攻と末松の残り3秒のロングシュートで4点差で前半を折り返す。
後半スタート、相手のミスをつき、門山のロングシュート、末松の速攻、宮アのカットインシュート、海道の速攻で27-19とスタートダッシュに成功。日本は四方のファインセーブから攻撃の手を緩めず、豊田・猪妻の速攻などでUAEを一蹴した。酒巻JAPANが目指すゲーム展開に持ち込んでの勝利であった。明日のカタール戦も自分たちの戦いに持ち込み快勝したい。
【得点者】
末松13,門山7,豊田6,富田5,海道4, 宮ア・猪妻3,
東2,東長濱1 |
◆予選ラウンド第3日目;2/19(火)
<Aグループ>
イラン |
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34 (16-15, 18-12) 27 |
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レバノン |
(2勝) |
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(2敗) |
<Bグループ>
サウジアラビア |
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31 (17-12, 14-16) 28 |
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カタール |
(1勝1分) |
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(1勝1敗) |
◆予選ラウンド第2日目;2/18(月)
<Aグループ>
バーレーン |
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36 (18-11, 18-16) 27 |
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レバノン |
(1勝1敗) |
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(1敗) |
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クウェート |
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33 (20- 8, 13-20) 28 |
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中 国 |
(2勝) |
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(2敗) |
<Bグループ>
カタール |
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30 (15-17, 15-12) 29 |
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UAE |
(1勝) |
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(2敗) |
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韓 国 |
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33 (18-12, 15-13) 25 |
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日 本 |
(2勝) |
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(1敗1分) |
【戦評】
決勝ラウンド1位通過を掛けた大一番。スタート日本は、韓国の3:2:1ディフェンスのプレッシャーを受け、テクニックミスを連発。韓国は、パラレル攻撃からイ,ペクのロングシュートなどで2-6とリードを奪う。日本は落ち着きを取り戻し、東のポストプレー、豊田・門山のカットインシュートなどで6-9と追い上げる。しかしペクにロングシュートを決められ、また日本は退場者を出してしまい、6点差にリードを広げられる。日本は宮アのロングシュート、海道のサイドシュート、門山のロングシュートなどで再び12-15と詰め寄るが、ペクにシュートを決められ、退場者も出してしまい、前半6点差のビハインドで折り返す。
後半立ち上がり、韓国はテクニックミス、日本はシュートミスなどで点差は動かない。日本は悪いムードを末松のロングシュートや速攻などで流れを掴みたいところ。しかし韓国にロングシュート・サイドシュート・速攻などを決められ、リズムに乗ることができない。日本は最後まで末松・豊田・武田の速攻、海道のサイドシュートなどで点を取りにいくが、前半6点のビハインドがひびき、追い上げるにはいたらなかった。
【得点者】
末松6,豊田・門山4,宮ア3,東・海道2,富田・永島・武田・横地1 |
◆予選ラウンド第1日目;2/17(日)
<Aグループ>
イラン |
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36 (19-15, 17-13) 28 |
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中 国 |
(1勝) |
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(1敗) |
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クウェート |
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26 (12- 8, 14-16) 24 |
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バーレーン |
(1勝) |
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(1敗) |
<Bグループ>
韓 国 |
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36 (20- 9, 16-18) 27 |
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UAE |
(1勝) |
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|
(1敗) |
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日 本 |
|
28 (13-14, 15-14) 28 |
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サウジアラビア |
(1分) |
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|
(1分) |
【戦評】
アジア正常化に向けた大事な開幕戦。日本エース宮アのロングシュートがゴールに突き刺さる。サウジアラビアも負けじとサイドシュート、速攻、カットインシュートを狙うが、日本はGK高木のファインセーブでサウジアラビアの得点を防ぐ。日本は一気に流れを掴みたい所だが、5連続シュートミスなどでリズムに乗れない。一方でサウジアラビアは勢いを出し始め、日本は連続で退場者
を出してしまい、サウジアラビアのエースに速攻で連続得点され、2点差とリードされる。日本は数的不利な状態を東,東長濱が得点してカバーし、2点差をキープ。日本はディフェンスを6:0にシステムチェンジし、安定感を取り戻し、河瀬の速攻などで1点差とし、前半を折り返す。
後半、日本は1人少ない状態からのスタート。サウジアラビアのエースにロングシュートなどを決められ、また、日本の連続シュートミスで、序盤、15-22と7点のリードを奪われる。そこで日本はルーキー海道を投入。海道の運動量から日本はリズムを取り戻し、四方の4連続阻止から、東の速攻、門山のカットインシュート、海道・末松の速攻で1点差まで追い上げる。ラスト2分、豊田のロングシュートで同点とするが、サウジアラビアも必死にポストプレーで応戦。残り1分、末松が同点のカットインシュートを決め、最後まで守り抜き、驚異的な粘りで開幕戦を引き分けに持ち込んだ。
【得点者】
末松8,豊田・東5,富田・猪妻・門山・河瀬2,宮ア・東長濱1 |
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