<<第2回女子ユースアジア選手権(WC2008予選)>>

第1日目:7月23日(月)  第2日目:7月24日(火)  第3日目:7月25日(水)  第4日目:7月26日(木)

第5日目:7月27日(金)   第6日目:7月28日(土)   星取り表


最終順位

 1位:韓国  2位:日本  3位:チャイニーズタイペイ  4位:チャイニーズホンコン  5位:カタール

  *上位3ヶ国は、2008年女子ユース世界選手権への出場資格を獲得

最終日:7月28日(土) *前後半得点は、チャイニーズタイペイETtodayによる。

韓 国   34 (15-12, 19- 9) 21 チャイニーズタイペイ
4勝                   2勝2敗

チャイニーズホンコン 20 (12- 4, 8- 4) 8 カタール
1勝3敗                      4敗

第5日目:7月27日(金)

日 本   25 (10-13, 15-11) 24 チャイニーズタイペイ
3勝1敗                 2勝1敗

戦評
 ホーム・チャイニーズタイペイの大歓声の中、序盤からU-20のアジア選手権にも参加した左バックプレーヤーのチュウのパワフルなシュートにディフェンスが乱れ、さらに右バックプレーヤーウーの左腕からの高打点シュートでリードを広げられた。加須屋の切れのあるフェイントプレーで、数的優位な状況が何度もあったが、うまく得点できずフラストレーションがたまる展開となった。ハーフタイムで組織で攻めること、DFのシステムの再確認、3次FBのシステムの意思統一を徹底し後半に臨んだ。 
 一進一退の展開から、後半10分過ぎに相手バックプレーヤーに対応し始めたDFから角南(唯)、角南(涼)の速攻、川俣のブレイクスルーで得点を重ね一気に逆転した。終盤勝負を決める3点差にするシュートをことごとくはずし、観客の大歓声に後押されたチャイニーズタイペイの追い上げにあい、1点を争う展開となった。最後の勝負どころで森の強烈なステップシュートで突き放し、GK加陽がノーマークシュートをセーブしノータイムとなった。チームは一試合ごとに成長し、また個々の課題も発見できた。今後これらを修正し、来年の世界選手権に臨みたい。

 角南(唯):6点、角南(涼)、川俣、森:5点、松村:2点、加須屋、安倍:1点

第4日目:7月26日(木)

日 本   33 (18- 2, 15- 5) 7 チャイニーズホンコン
2勝1敗                 3敗

戦評
 体格に勝る日本は、川俣、安倍の安定したDFでロングシュートを打たせ松村、角南(唯)ら両サイド陣が速攻を重ね、序盤から点差を広げていった。
 後半中盤、若干集中力が欠け、ノーマークシュートミスやテクニカルミスが続いた。終盤、OFシステムおよび速攻システムの確認をし、角南(涼)のポストや加須屋のカットインにより得点を重ねた。今日の試合の勝利により、この時点で世界選手権の切符を手にし、明日の最終チャイニーズタイペイ戦への弾みをつけた。

 角南(涼)、松村、安倍:6点、加須屋:4点、角南(唯)、川俣、森:3点、錦織:2点

韓 国   60 (29- 1, 31- 0) 1 カタール
3勝                   3敗

第3日目:7月25日(水)

チャイニーズタイペイ 44 (22- 2, 22- 5) 7 カタール
2勝                         2敗

第2日目:7月24日(火)

韓 国  45 (18- 5, 27- 4) 9 チャイニーズホンコン
2勝                  2敗

日 本  41 (19- 2, 22- 3) 5 カタール
1勝1敗                1敗

戦評
 未知数のカタールとの戦いであったが、GK加陽を中心に安定したDFから速攻を主体に松村や錦織が得点を重ねていった。
 後半に入っても次のゲームを意識し、DFシステムを変化させながら全員得点で圧勝した。

 角南(涼)、松村:7点、錦織:6点、秋田:5点、森:4点、加藤:3点、舩留、柴崎、川俣:2点、角南(唯)、安倍、鬼沢:1点

第1日目:7月23日(月)

日 本  28 (18-16, 10-20) 36 韓 国
1敗                  1勝

戦評
 カタールの到着が遅れ、急遽1日目と2日目のスケジュールが変更となり、初戦でいきなり宿敵韓国との戦いになった。お互いに硬さの見られる立ち上がりであったが、攻防のシステムがうまく機能し、安倍のディスタンス、角南(唯)の速攻、角南(涼)のポストで先にペースを掴んだ。韓国の長身左腕ユの強烈なロングシュートを軸に追い上げられ一進一退の展開となる。相手の退場期を活かし3連取し、森の多彩なプレーや梁元の速攻、GK高木の好セーブもあり、18−16で前半を折り返す。
 後半も互角の攻防で始まったが、8分過ぎ日本の退場を期に3連取されペースをつかまれる。さらに前半に複数の負傷者が出た影響により残り選手に疲れが見え始めた。残り12分同点から連続でノーマークシュートを外し、それを走られリードを広げられてしまった。前半から非常にうまくシステムが機能していただけに、悔やまれる敗戦となった。

 森:8点、安倍:6点、角南(涼):5点、梁元:3点、角南(唯)、松村、川俣:2点

チャイニーズタイペイ 32 (18- 5, 14- 6) 11 チャイニーズホンコン
1勝                          1敗

星取り表    最終日確定

女子アジアユース 韓 国 日 本 タイペイ ホンコン カタール 勝-分-敗 得点 失点
1位 韓 国 ******* 36 ○ 28 34 ○ 21 45 ○ 9 60 ○ 1 4 4- 0- 0 175 59 116 8
2位 日 本 28 ● 36 ******* 25 ○ 24 33 ○ 7 41 ○ 5 4 3- 0- 1 127 72 55 6
3位 チャイニーズタイペイ 21 ● 34 24 ● 25 ******* 32 ○ 11 44 ○ 7 4 2- 0- 2 121 77 44 4
4位 チャイニーズホンコン 9 ● 45 7 ● 33 11 ● 32 ******* 20 ○ 8 4 1- 0- 3 47 118 -71 2
5位 カタール 1 ● 60 5 ● 41 7 ● 44 8 ● 20 ******* 4 0- 0- 4 21 165 -144 0

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