高松宮記念杯男子第49回・女子第42回
平成18年度全日本学生ハンドボール選手権大会

男子詳細結果   男子勝ち上がり表   女子詳細結果   女子勝ち上がり表

最終成績

*男女とも優勝・準優勝チームは全日本学連推薦により全日本総合選手権大会出場権を獲得。
*男子の3位両チームは日本協会推薦により全日本総合選手大会出場権を獲得。

*女子の優勝チームと対戦した3位茨城大学は、日本協会推薦により全日本総合選手大会出場権を獲得。
   男子成績               女子成績
優 勝 日本体育大学   3年ぶり17回目の優勝     優 勝 筑波大学  2年ぶり9回目の優勝
準優勝 早稲田大学 準優勝 東京女子体育大学  
第3位 日本大学 第3位 大阪教育大学
大阪体育大学 茨城大学
優秀選手(男子)     優秀選手(女子)
  GK  東 直明 日体大   GK  下地 ゆいの 筑波大
CP 村山 裕次   日体大 CP 樋口 真央 筑波大
CP 友利 彬彦 日体大 CP 石立 真悠子   筑波大
CP 岸川 英誉 早稲田 CP 五月女 美代 東女体
CP 水野 裕紀 早稲田 CP 藤井 紫緒 東女体
CP 安藤 正泰 日本大 CP 張 素 姫 東女体
GK 谷井 清二 大体大 CP 植垣 暁恵 大教大
特別賞(男子) 特別賞(女子)
  GK 宇野 譲 早稲田   CP 西坂 純 茨城大
CP 海道 衛秀 筑波大 CP 仲宗根 彩 大体大
優秀監督賞 優秀監督賞
  松井 幸嗣 日体大   水上 一 筑波大

男子詳細結果

最終日:11月20日(月)  決勝戦

  日本体大 35 (16-16, 12-12) 33 早稲田大
           (2-2 延長 5-3)

 前半スタート、日体大はポストを生かしたセットのオフェンスから得点をし、対する早稲田は 相手のミスやパスカットから速攻で得点を重ねる、一進一退の攻防。試合が動き出したのは、ラスト10分。早稲田の退場から、日体大が3点差とする。しかし早稲田がディフェンスシステムを6・0に変え、速攻から得点を重ね16対16で折り返す。
 
後半スタート、早稲田はスカイプレーなどでリズムをつかむ。日体大もお家芸の速攻で応戦する。中盤、早稲田のシュートミスから、日体大得意の速攻から4点リードとする。しかし、日体大村山の負傷退場時に、早稲田は粘りのディフェンスから、同点に追いつき、一進一退の攻防で延長戦に突入する。
 延長前半スタート。両者一歩も退かず同点のまま後半へ。 最後は終始攻め続けた日体大が、3年ぶり17回目の優勝を決めた。

4日目:11月19日(日)  準決勝

  日本体大 28 (15-14, 13-12) 26 日本大学

 日本大の高い3−3ディフェンスに対し日体大はポスト生川を中心に展開し得点を重ねる。日本大も負けじと、安藤のディスタンスシュート、村上のカットイ ンで追い上げるが、日体大GK東の堅守を起点に速攻でリードを広げる。チームタイムアウトをきっかけに落ち着きを取り戻した日本大が反撃を開始し、1点差 で折り返し。
 後半に入ると橋本・村田のサイドシュートにより、日本大がリードを奪う。その後、両者ともに得点を重ね、1点差を争う緊迫したゲームが展開される。後半 28分、日本大に痛恨の退場者!そのチャンスに東長浜・棚原のルーキーコンビが連続得点に成功し、日体大が辛くも勝利を手に入れた。出色の好試合。


  早稲田大 28 (15-11, 13-12) 23 大阪体大

 前半、早稲田ディフェンス陣の奮闘による速攻が功を奏し得点を重ねていく。対する大体大も高智の突破力を生かした攻撃で早稲田ディフェンスを攻め立てる。 前半21分、大体大は続けざまに2名の退場者を出し、前半最大のピンチを迎える。この好機を逃さず、早稲田は岸川・松信・野村等が連続得点をものにし、4 点のリードを奪い前半終了。しかし終了間際、早稲田も退場者を出し、波乱含みの後半戦へ。
 早稲田は退場者を抱えて迎えた後半であったが、難なくこのピンチを乗り切った。その後、早稲田は水野・野村・岸川が中心になって4連続得点に成功。大体大 も新・堀上らの速攻で追い上げを試みるが、精彩を欠き8点のリードを許してしまう。終盤、奥井・西山等が4連続得点をあげ、軋みながらも大体大の歯車が回 りだす。しかし時すでに遅く、早稲田が決勝への切符を手に入れた。

3日目:11月18日(土)  準々決勝

  日本大学 21 ( 7- 9, 14-11) 20 中央大学

  日本体大 45 (27-10, 18-11) 21 東和大学

  早稲田大 38 (19-15, 12-16) 34 筑波大学
           (3-1 延長 4-2)
  大阪体大 32 (14-17, 18-11) 28 法政大学

2日目:11月17日(金)  2回戦

  日本大学 39 (20-18, 19-13) 31 富士大学

  中央大学 40 (21-11, 19-17) 28 松山大学

  日本体大 31 (18-16, 13-11) 27 福岡大学

  東和大学 34 (15-17, 19-15) 32 東海大学

  筑波大学 29 (16-11, 13-17) 28 中部大学

  早稲田大 34 (19- 8, 15-10) 18 桃山学院

  法政大学 32 (16-12, 16-15) 27 順天堂大

  大阪体大 32 (20-11, 12-14) 25 函館大学

1日目:11月16日(木)   1回戦

  日本大学 26 (14- 7, 12-15) 22 名城大学

  富士大学 38 (17-14, 21-18) 32 中京大学

  松山大学 31 (15-10, 16- 9) 19 道都大学

  中央大学 33 (15-14, 18-11) 25 大阪経済

  日本体大 43 (21- 9, 22-14) 23 関西学院
 
  福岡大学 31 (17-13, 14-15) 28 国士舘大

  東海大学 26 ( 9-12, 17-13) 25 同志社大

  東和大学 30 ( 8- 8, 13-13) 24 秋田大学
           (4-2 延長 5-1)
  筑波大学 28 (14-11, 14-12) 23 大同工大

  中部大学 50 (25-14, 25-10) 24 東北学院

  桃山学院 36 (17-14, 19-14) 28 東北福祉

  早稲田大 37 (18-11, 19-13) 24 関西大学

  法政大学 39 (23-13, 16-20) 33 名桜大学

  順天堂大 33 (14-13, 19-13) 26 高松大学

  函館大学 44 (21-20, 23-13) 33 琉球大学

  大阪体大 58 (28- 6, 30-12) 18 金沢大学

女子詳細結果

最終日:11月20日(月)  決勝戦

  筑波大学 24 (14-10, 10-13) 23 東女体大   筑波大学は2年ぶり9回目の優勝

 スタート筑波大の多彩なセットオフェンスのバリエーションから4−0リードし、東女体はタイムアウト後筑波大のミスから流れを掴み速攻で追い上げる。筑波大はゴールキーパーを中心としたしっかりした試合運びで、ミドルシュートなどで攻撃の手を緩めず。東女体は張選手の個人技で追い上げるも筑波大リードで前半終了!
 後半10分ついに東女体が筑波大に追いつき逆転すると1点差を争うシーソーゲーム。筑波大樋口負傷退場の間に東女体は2点をリードするも、東女体退場者の際に石館のカットインから再び同点に戻す。その後、ゴールキーパーの好セーブで1点差を守り、筑波大学の2年ぶり9回目の優勝。

4日目:11月19日(日)  準決勝

  東女体大 26 (10-13, 16- 9) 22 大阪教大

 両チームとも硬さが目立つ立ち上がり。東女体が藤井のディスタンスシュートで先制するが、大教大は植垣・江口らの速攻を中心に点差を広げた。東女体も藤井・和嶋の鋭いシュートで追い上げを図るも、大教大の3点リードで前半を終了。
 後半、退場者を背負い苦しくなった東女体であったが、加藤・張らが5連続得点の活躍を見せ、逆転に成功。さらに東女体は藤井のディスタンスシュートで点差を広げた。しかし、大教大も粘りを見せ、植垣・大城らの得点で追い上げを図ったが、及ばなかった。


  筑波大学 37 (19- 6, 18- 7) 13 茨城大学

 硬いディフェンスの筑波大が速攻でリズムをつかみリードを広げる。茨城大も大河内のカットイン、須賀のポストプレー等で巻き返しに出るが、筑波大GK下地の攻守に阻まれペースをつかめない。樋口・伊藤の速攻等で筑波大がさらに点差を広げ、19−6で前半を終了した。
 後半、筑波大学は樋口を中心とした展開力あふれるプレーで得点を重ねる。粘る茨城大も西坂・高橋等を中心に筑波ディフェンスの突破に成功するが、筑波大もすぐに堅牢さを取り戻し反撃を封じた。その後も筑波大は伊藤・高橋等の速攻を軸にリードを広げ、貫禄を見せ付けた。

3日目:11月18日(土)  準々決勝

  大阪教大 32 (17- 7, 15- 9) 16 日本体大

  東女体大 23 (12- 8, 11-12) 20 武庫川女

  茨城大学 26 (11-13, 15-11) 24 福岡教大

  筑波大学 30 (14- 9, 16-11) 20 大阪体大

2日目:11月17日(金)  2回戦

  大阪教大 29 (12-12, 17- 8) 20 福岡大学

  日本体大 20 ( 8-11, 12- 8) 19 東海大学

  武庫川女 33 (14-11, 19- 8) 19 関西大学

  東女体大 44 (23-13, 21- 9) 22 日女体大

  福岡教大 33 (18- 8, 15-14) 22 早稲田大

  茨城大学 26 (17- 9, 9- 6) 15 東北福祉

  大阪体大 24 (12- 7, 12- 8) 15 国士舘大

  筑波大学 44 (19- 1, 25- 8) 9 中京女子

1日目:11月16日(木)   1回戦

  福岡大学 50 (25- 3, 25- 2) 5 北星学園

  東海大学 34 (15- 9, 19- 5) 14 岡山大学

  関西大学 28 (11-12, 17-15) 27 富士大学

  日女体大 29 (16- 2, 13- 9) 11 沖縄国際

  早稲田大 34 (18-12, 12-18) 33 天理大学
           (1-1 延長 3-2)
  東北福祉 25 (10-14, 15- 7) 21 愛媛短大

  国士舘大 20 (10- 9, 10-10) 19 京都教大

  中京女子 33 (15-13, 12-14) 31 小松短大
           (2-1 延長 4-3)


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