◆10日目:8月20日(日)
<決勝>
デンマーク 36 (17-19, 19-14) 33 韓 国
(B組1位) (B組2位)
<3位決定戦>
ルーマニア 30 (13-22, 17- 6) 28 フランス
(A組2位) (A組1位)
<5-6位決定戦>
スロベニア 22 (12- 9, 10- 7) 16 アルゼンチン
(A組3位) (B組3位)
◆9日目:8月19日(土)
<7−8位決定戦>
日 本 46 (25- 6, 21-10) 16 タ イ
(A組4位) (B組4位)
【戦評】
予選Aグループを4位で終え、7-8位決定戦はBグループ4位のタイとなり、アジア勢の対戦となった。力の差はあるものの、主将・山上を欠き、又2ヵ月の長期合宿後の大会入りのタイに不覚をとらないよう気を引き締めてゲームに臨む。開始1分石野のポストの7mスローを作内が確実に決め、その後も石野、後藤の速攻で得点し、15分11-4とリードする。守っても後藤のプレスがうまく機能し、カットから速攻。GK橋本も2本の7mスローを阻止するなど、日本のペースでゲームを進め、25-6の大量リードで折り返す。後半も20秒采野のポスト、樽井のサイドで好スタート。山上に代わりスタメンで真ん中のディフェンスを任された戎野に疲れが見え、連続で7mスローをとられる。しかし山野が目のさめるようなロングを連発。鳥飼や岡本も持ち味を十分生かし、全員得点で46-16でゲームセットとなった。
〈得点者〉采野8,山野・石野6,林・作内5,樽井4,沢井・岡本3,後藤・戎野・鳥飼2,
<9−10位決定戦>
ブラジル 45 (20- 5,25- 5) 10 カナダ
(A組5位) (A組5位)
<準決勝>
韓 国 32 (18-13, 14-18) 31 フランス
(B組2位) (A組1位)
デンマーク 34 (15-16, 13-12, 延長6-4) 32 ルーマニア
(B組1位) (A組2位)
◆8日目:8月18日(金)
A組 ブラジル 28 (12- 8, 16-13) 21 チュニジア
(2勝3敗) (5敗)
A組 スロベニア 27 (14-12, 13-12) 24 フランス
(3勝2敗) (4勝1敗)
B組 タ イ 26 (12-10, 14-13) 23 カナダ
(1勝3敗) (4敗)
◆7日目:8月17日(木)
A組 ブラジル 30 (11-13, 19-11) 24 スロベニア
(1勝3敗) (2勝2敗)
A組 ルーマニア 38 (21-15, 17-14) 29 日 本
(4勝1敗) (2勝3敗)
【戦評】
現在得点ランキング2位(4試合29点)のルーマニアのエースを強いマークでプレーさせないことを確認。しかし、ポストとサイドにうまくスペースを攻められ10分で6-10とリードされる。日本も作内のロングと石野のポストで応酬するが、13分、チームリーダーの山上が負傷退場し、オフェンスのリズムが崩れる。しかしここで後藤が調子を取り戻し、カットインと速攻で頑張り、15-21で折り返す。
後半に入り、石野のポスト、5分に沢井の速攻、14分と16分に後藤がフォーメーションを決めるが、その間にも相手右エースに代わり左エースに高い打点から打ち込まれる。26分に采野-沢井のスカイが決まる。27分には采野-沢井-後藤のダブルスカイが決まり観衆をわかせるが、最後まで前半の得点差と大事な時のシュートミスが響いた。
〈得点者〉後藤7,采野・石野・作内5,沢井3,樽井2,山上・山野1
B組 アルゼンチン 27 (15- 9, 12- 6) 15 カナダ
(2勝2敗) (3敗)
B組 デンマーク 30 (16-18, 14-11) 29 韓 国
(4勝) (3勝1敗)
◆6日目:8月16日(水)
A組 日 本 34 (15-11, 19-11) 22 チュニジア
(2勝2敗) (4敗)
【戦評】
前回の1勝を無駄にしないためにも、次につながる大事なチュニジア戦。大会屈指の相手ヒッターを高い位置でアタックをかけ、オフェンスでは横の動きを多様し、ポストを活かす作戦を確認。好調・石野の速攻で先取点。采野もポスト好位置で得点に絡み、又相手退場時に加点する。25分で13-8とするも、相手エースに高い位置から打ち込まれ前半を15-11で折り返す。
後半も気を緩めることなく沢井、采野、石野の一線にパスがつながり、10分過ぎで25-15とリードを広げた。12分から山上、後藤、作内と退場が相次ぐが、5人ディフェンス時にも交代したGK亟々を中心にねばり強く守り、速攻で加点した。
〈得点者〉石野8,采野7,沢井5,山上・作内4,後藤・戎野3,
A組 フランス 26 ( 9-10, 17-10) 20 ルーマニア
(4勝) (3勝1敗)
B組 デンマーク 49 (27- 7, 22- 8) 15 タ イ
(3勝) (3敗)
◆5日目:8月15日(火)
B組 アルゼンチン 30 (10-12, 20- 9) 21 タ イ
(1勝2敗) (2敗)
A組 スロベニア 32 (18-17, 14-11) 28 チュニジア
(2勝1敗) (3敗)
A組 フランス 25 (13-11, 12-11) 22 ブラジル
(3勝) (3敗)
◆4日目:8月14日(月)
B組 韓 国 40 (19-12, 21-16) 28 アルゼンチン
(3勝) (2敗)
A組 ルーマニア 27 (16- 7, 11-16) 23 スロベニア
(3勝) (1勝1敗)
B組 デンマーク 53 (23- 6, 30- 7) 13 カナダ
(2勝) (2敗)
A組 日 本 29 (13-13, 16-15) 28 ブラジル
(1勝2敗) (2敗)
【戦評】
早く1勝が欲しい両チームの対戦は最後まで1点を争う緊迫したゲームとなった。開始2点リードされ、4分30秒で早くも石野が退場。我慢の6分間。ようやく作内が1点目をきめ、その後に山野のサイドと采野のポストと続く。相手退場をきっかけに16分まで5連続得点。しかしサイドと速攻で逆に連続失点を許し、13-13で後半へ。後半スタートへの集中力を高め、2分GK亟々が7mスローをセーブ。後、アグレッシブなディフェンスからミスを誘い、采野、沢井の速攻へつなげ、14分で20-15とリード。そのままの勢いで得点を重ねたいが、前半から感じていたレフリーの「ずれ」にディフェンスが崩れはじめる。守りきり打ちとったかに見えたが戻されフリースロー。少しずつ詰め寄られ19分22-21の1点差で作内が3回目の退場で失格。ブラジルの7mスローで追いつかれる。ラスト10分間、采野の速攻、石野のポストで取れば、ブラジルはポスト、ロングで応酬。一進一退の中、29分シュートブロック後、山上が石野にパス。それを確実に得点で決め、ラスト守りきった。全員で勝ち取った1勝。健闘した選手を称えたい。
〈得点者〉石野9,作内7,山上・沢井・采野3,樽井2,後藤・山野1
【戦評】
開始30秒、先取点を奪われるも3連取を含め10分で6-3でリード。変則4-2ディフェンスがうまく機能したが、13分石野の退場の間にフリースローと速攻で4連続失点。15分で7-8と逆転された。ここでもディフェンスで粘り強く辛抱するも、フリースローで加点され11-14で前半を折り返す。
後半、山上のステップシュートや沢井の速攻でくいつくも、高い打点のフリースローには成す術もなかった。GK石田の再三のファインプレーで流れをつかみかけたが7mスローを含むノーマークミスや相手退場時に点が取れず逆に失点し、20-35の大差で敗れた。
<得点者>山上6,沢井4,石野3,後藤・作内2,樽井・戎野・采野1
A組 スロベニア 31 (15-13, 16- 8) 21 日 本
(1勝) (1敗)
【戦評】
世界デビュー戦、開始1分30秒、山上のステップシュートが決まり、続けてセンター作内、ポストから後藤と、日本の3枚看板の連取で3-0と幸先よいスタートをきった。その後も石野のカットと続き、10分で6-3とリードする。しかし攻撃ミスからの逆速攻や手足の長いサイドシュートでつめ寄られ、20分で逆転され13-15で折り返す。後半の巻き返しが期待されるもイージーミスから連続7得点を奪われ、10分で早くも16-24と大きくリードされる。相手の疲れを走りで追い上げたいところでだが大事なところでシュートミスが続き、10点の大差で敗退した。
<得点者>石野・采野5,山上3,後藤・作内・沢井2,山野・鳥飼1
B組 デンマーク 34 (20- 7, 14-11) 18 アルゼンチン
(1勝) (1敗)
B組 韓国 46 (22-12, 24-10) 22 カナダ
(1勝) (1敗)
A組 ルーマニア 31 (13-12, 18-14) 26 ブラジル
(1勝) (1敗)
B組 タイ VS コートジボアール *コートジボアールは棄権
A組 フランス 32 (15- 8, 17- 9) 17 チュニジア
(1勝) (1敗)
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