< ギョンナム・アナズヴィルカップ国際女子ハンドボール大会 >
≪ 試合結果 ≫ ( 星取表 )
■最終順位 1位 韓国(4勝) 2位 デンマーク(2勝2敗) 3位 ウクライナ(2勝2敗) 4位 日本(2勝2敗) 5位 中国(4敗) ※2位〜4位の順位は、対戦間得失点差により決定
デンマーク(+11),ウクライナ(-1),日本(-10)
◆第5日目;5月31日(火)
日 本 37 (20-11, 17-12) 23 中 国 2勝2敗 4敗
【戦評】
先制点は早船のミドルシュート。6分3対3、そこから7分間で5連取し、主導権を握る。前半だけで8本の7mスローを得る。2本は失敗したものの、6本を決め、ゲームを優位に進める。全員が体を張ったプレーで次々と飛び込んでいった結果である。DF陣もGK田中麻の好セーブでリズムをつかみ、大量9点リードで前半を終了。
後半、替わって入ったGK飛田も好セーブを連発し、チームに勢いをもたらす。ベテラン勢の安定したゲーム運びが際立ったゲームであった。
今大会、結果4位となったが、この2連勝は大きな自信となるだろう。選手たちの大きな自信とプレーに拍手を送りたい。
【得点者】早船7,中村・坂元6,冨田5,田中美4,小松・樋口・小野澤2,
佐久川・水野・東濱1
韓 国 35 (17-10, 18-20) 30 デンマーク 4勝 2勝2敗
◆第4日目;5月30日(月)
韓 国 33 (16- 7, 17-16) 23 日 本 3勝 1勝2敗
【戦評】
試合開始から積極的なDFを仕掛けてきた韓国に対し、15分までに4対10と先行を許す。田中美を軸に攻撃の立て直しを図るが、気持ちのみ空回りし、ミスからの逆速攻をあび、7対16で前半を終了。
後半に入り、坂元のポストシュートなどで波に乗るかと思われたが、小さなミスを速攻につなげられ、点差を縮めることができない。
その中で、樋口・東濱の若手コンビがナイスプレーを連発させた。今大会参加国の中で、一番チームの完成度を感じさせた韓国に対し、次に期待できる後半の戦いであった。明日の最終戦、全員の力で勝利したい。
【得点者】坂元6,田中美4,中村・冨田・小野澤・樋口・東濱2,佐久川・早船・大前1
ウクライナ 23 (13-10, 10-12) 22 デンマーク 2勝2敗 2勝1敗
◆第3日目;5月29日(日)
日 本 22 (10-11, 12- 9) 20 ウクライナ 1勝1敗 1勝2敗
【戦評】
7mスローで先制されるが、すぐさま坂元のポストで同点、10分には6対3でリードが、15分過ぎに冨田の7mスロー、小野澤のカットイン、佐久川のサイドの3連取で同点に追いつく。その後、3連取されて苦しい展開になるが、佐久川の速攻・サイド、終了間際の冨田の7mスローで1点差で前半を終える。
後半に入り、すぐさま2連取されて3点リードされるが、18分までに4連取を2回記録し、逆転に成功。前日同様、投入した選手が活躍、得点を万遍なく取れた。前半は田中麻、後半は飛田と両GKがファインセーブを連発し、DF陣を勇気づけたのも大きかった。残り2試合も粘り強いゲームができる様、頑張りたい。選手たちにはとても大きな自信となった。
【得点者】冨田6,佐久川4,小松・田中美・坂元・中村2,小野澤・早船・水野・大前1
韓 国 43 (18- 9, 25- 8) 17 中 国 2勝 3敗
◆第2日目;5月28日(土)
ウクライナ 32 (17-17, 15-13) 30 中 国 1勝1敗 2敗 デンマーク 35 (17-12, 18-11) 23 日 本 2勝 1敗
【戦評】
今大会初戦のということもあり、緊張からか5分、4対2とリードされるが、徐々固さが取れ、10分には6対5と逆転する。
しばらく一進一退が続いたが、ミスから逆速攻を仕掛けられリードを許す。しかし両サイド、ポスト、カットイン、ロングと数多くの得点チャンスを作りながら追いつくことができず、5点リードされ前半を終了。
後半に入り、メンバーを入れ替えて臨むが、前半同様、立ち上がりが悪く、リードを広げられる。しかし落ち着きを取り戻した後、負けずに得点を挙げる。途中退場が続き、点差は広がるが、後半出場のメンバーも自分の持ち味を十分に発揮。明日以降が楽しみなゲームであった。少しのミスを得点に結びつけるデンマークを手本としたい。
【得点者】中村8,冨田4,小野澤・坂元・早船・水野2,田中美・大前・樋口1
◆第1日目;5月27日(金)
韓 国 34 (19-10, 15-15) 25 ウクライナ 1勝 1敗 デンマーク 32 (18-11, 14-15) 26 中 国 1勝 1敗