<高松宮記念杯第45回全日本実業団ハンドボール選手権大会>

〜大会の見どころ〜

現在のハンドボール界は、昨年9月には、日本代表チームが神戸にてアテネオリンピック出場を
目指し、アジア予選会に臨みましたが、男女ともに宿敵韓国に引き分けたもののわずかに及ばず
アテネオリンピックへの出場権を獲得できませんでした。
しかしながら、男子は今年2月にカタールにて開催されました、世界選手権大会アジア予選会で
見事2位となり、来年1月にチュニジアで開催されます本大会の出場権を獲得出来ました。
女子もこの、7月23日〜25日に広島県で開催されました、アジア女子選手権大会に出場して
初優勝(韓国、中国、チャイニーズタイペイ)し、来年12月ロシアでの世界選手権大会の切符
をも奪取しました。
このように、着々と北京オリンピックに向け進歩しているハンドボール界であり、その精鋭たちが
一同に介して今年の公式4大タイトル(実業団選手権、国体、総合選手権、日本リーグ)の最初の
大会であります、高松宮記念 全日本実業団ハンドボール選手権大会は国内トップのスピードと
パワーに溢れ、白熱した試合を多くの皆様方に観戦していただけるものと確信しています。


【男子】

優勝候補としては、3連覇を狙う大同特殊鋼が、昨年スイスで活躍した白元普iペクウォンチョル)
選手が再び、古巣の大同特殊鋼に返り咲き、ヨーロッパ仕込みの切れの良いシュートが決まれば
元々守りが安定しているだけに、優位は動かない。
一方、対抗馬としては、大崎電気が昨年来より大型補強をしており、スペインで武者修行していた
世界的アタッカー宮崎大輔選手や、若手の前田誠一選手がグングン成長しており、層が厚くなった
攻撃陣に、日本代表の主将中川善雄選手やベテラン大型レフター岩本真典選手が安定した試合運び
を展開すれば、17年ぶり13回目の優勝も見えてくるだろう。
昨年2位のホンダと3位の湧永製薬は、外国人選手がいなくなり、少々迫力に欠けてきているが
ミスが少なく、大崩れしないチーム力は健在であり、虎視眈々と上位を狙っている。
アラコ九州は、日本代表ゴールキーパーの吉田耕平選手をホンダ熊本より獲得し、守りも充実した
事で、韓国の呉相民(オウサンミン)選手と朴正鎭(パクジョンジン)選手の韓国パワーで一気に
上位に迫ってくる気配がある。
ホンダ熊本はホンダより大型ポストの池辺健二選手が移籍し、攻守の幅が広がった。
トヨタ車体は、大型ディフェンスから早い攻撃と、日本代表の野村広明選手の個人技で活路が広がれ
、勝機は十分ある。


【女子】

今年も、広島メイプルレッズの優位は動かないと予想される。
チームの監督でもある、林五卿(イムオキョン)選手と、コーチ兼任の呉成玉(オソンオク)選手が
絶妙なボールさばきから、スキがあればシュートを放つ試合巧者が健在であり追従を許さない。
本来、広島メイプルレッズを追撃する一番手のシャトレーゼが休部した為、現在日本代表へ多く選手
を送っている、オムロンが好位置にいる。
日本代表でも活躍している、サイドの佐久川ひとみ選手や、ディフェンスの要である、大石真代選手
、坂元智子選手らが波に乗ってくると、昨年の決勝リーグ戦で広島メイプルレッズに勝っているだけ
にチャンスは大きく広がってくるだろう。
北國銀行は、先のアジア選手権でエースとして大活躍した、中村尚美選手を中心に新人が大挙して入
部したことでチームに勢いがあり、ダークホース的な存在である。
目が離せないのは、ソニーセミコンダクタ九州の存在である。
日本代表の司令塔である、田中美音子選手と日本代表の守護神、飛田季実子選手の2枚看板がそろっ
て元気であり接戦に持ち込めれば、十分勝機はある。
MIE violet's IRISもNPO団体のクラブチームであるが、練習量も多くベテランを配しての試合運び
は中々のものであり、ベスト4入りを狙っている。
香川銀行THは、地元四国の意地をかけての参戦であり、MIE violet's IRIS同様ベスト4入りを目指
して戦ってくる。

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