<第1回アジア女子ビーチハンドボール選手権大会
兼 第2回世界ビーチハンドボール選手権大会アジア女子代表決定戦>
主 催 アジアハンドボール連盟 主 管 (財)日本ハンドボール協会、千葉県ハンドボール協会 後 援 千葉県富浦町 協 賛 (株)スポーツイベント、(株)モルテン、(株)エモックエンタープライズ、(有)アイカ、富浦町民宿組合、ヘンプジャパン(株) 期 日 平成16年7月26日(月) 晴雨に拘わらず実施 試合時間16:00〜 会 場 富浦町原岡海水浴場(千葉県安房郡富浦町原岡) 参加チーム 2チーム;日本、中国香港 競技規則 国際ハンドボール連盟、アジアハンドボール連盟の最新競技規則で行われる。 1試合行い、勝者が第2回世界ビーチ選手権大会(2004年11月・エジプト)の出場権を獲得。
< 選手名簿 >
< 試合結果 >
日本 2 ( 9- 6,15- 6) 0 中国香港 〜日本勝利、11月・世界ビーチ選手権大会出場権獲得〜
<戦況>
アジアチャンピオンを目指す日本は、開始のホイッスルと同時に積極的に攻める。4番伊藤のカットインシュート、さらには1番井口が2点獲得のキーパーシュートを決める。
中国香港も6番チェウンのスカイシュートで反撃し、2点を返す。2点シュートが絡むだけに勝敗はどちらに転ぶかわからない緊迫した展開。4分に日本は、3番村田がスカイシュートを含む2本のシュートで4点差とするが、中国香港も3番がスカイシュートを決め、2点差に迫る。ビーチハンドボールでは、ほんの数秒でターンオーバーとなり、5点差でもセーフティーリードとは成り得ない。日本4番伊藤が1点を取ったところで中国香港は1分間のチームタイムアウトを請求、チーム戦略のたて直しにかかる。チームアウト終了後、日本は確実に加点していく作戦に出て、7番岩田が連続シュートを決め、残り1分30秒で5点差とする。中国香港は残り30秒で1番がスカイシュートを決め、3点差とする。残り30秒、中国香港にも逆転のチャンスは十分あるが、3点差を日本は攻めの姿勢で必死に守りきり、第1セットを9-6で勝ち、セットカウント1-0とする。
第2セットは、中国香港の積極的な攻撃が目立った展開。5番、6番、3番らが1点獲得のノーマルシュートだが確実に決めていき、5分経過時点では5-5の互角の展開。両チームともパーソナルファウルで退場者を出すほど厳しい攻守となり、白熱した展開に観客も圧倒される。押され気味の日本チームだが、体を張ったボールキープが功を奏し、引き離されずに
ついていけた。日本は後半開始の5分間は3番村田、10番酒井、4番伊藤が得点していく。経験で勝る日本は後半の5分で本領発揮となり、10番酒井が相手反則によるペナルティーシュートの2得点を皮切りに3番村田の連続カットインシュート、2番藤平のスカイシュートで残り1分30秒で6点差とする。6点差でも気を緩めない日本は、10番酒井のポストシュート、さらには残り18秒で1番キーパー井口が相手ゴールキーパーの交替の隙をつき、観衆の見守る中、自陣ゴールエリアからワンスローでシュートを決め、2点加点し、勝敗を決定付ける。第2セットも15-6で日本が取り、セットカウント2-0で日本の初代アジアチャンピオンが決まった。