試合結果 第1日(2/12(木)) 第2日(2/13(金)) 第3日(2/14(土)) 第4日(2/15(日))
第5日(2/16(月)) 第6日(2/17(火)) 第7日(2/19(木))
第8日(2/20(金)) 第9日(2/21(土))
◆ 第9日(2月21日(土))
< 決 勝 >
クウェート 28 (16- 9, 12-15) 24 日 本
(A組1位) (A組2位)
日本男子堂々の2位
両者互角の立ち上がりとなったが、7mTの失敗や相手GKの攻守に阻まれてクウェートのペースで試合は進み、予選リーグと同じ
展開となった。予選リーグで負けている相手であり、この試合に勝って優勝したい日本であったが、焦る気持ちがミスにつながり点差
を広げてしまう。結局9−16と7点ビハインドで前半を終了する。
後半に入っても相手のペースで試合は進み、点差を縮められず敗色のムードが漂ったが、セットでの野村の活躍で日本はクウェート
に食い下がる。そして日本はクウェートの足が止まりはじめたのをきっかけにデフェンスを固め、速攻に転じるスピード攻撃で勝負に出
てこの作戦が見事に的中。日本のスピード速攻が決まりだし、みるみるうちに3点差まで詰め寄った。このまま逆転ムードであったが、
1点差の場面ではレフェリーの笛に苦しめられどうしても追いつくことができず、終盤のオールコートマンツーマンも及ばず、結局24−
28で敗れ優勝を逃した。
決勝戦では同じ相手に同じように負け課題が残ったものの、1991年大会以来の2位を獲得し、中東各国に“日本強し”をアピールする
ことができた。そして何よりもこの危険な状況の中、中東の地で勇敢に戦った選手達の強い精神力は特筆され、まさに真の“日本代表
選手”と呼ぶに相応しい活躍であった。
ここで得た自信をもとに、次回の大会でクウェートへのリベンジを誓い、更には世界選手権での活躍を目標として新たなるチャレンジを
したい。
【日本の得点】 野村6、 山口5、 中川4、 岩本3、 宮崎3、 下川1、 田中1、 東1
<3−4位決定戦>
カタール 27 - 26 バーレーン
(B組1位) (B組2位)
◆ 第8日(2月20日(金))
<7−8位決定戦>
イ ラ ン 28 - 27 ヨルダン
(A組4位) (B組4位)
<5−6位決定戦>
アラブ首長国連邦 25 - 29 サウジアラビア
(A組3位) (B組3位)
◆ 第7日(2月19日(木))
<準 決 勝>
日 本 27 (15-13, 12-10) 23 カタール
(A組2位) (B組1位)
日本、カタールを破り、4大会ぶりの世界選手権出場を決める!!
アジア選手権準決勝のカタール戦は、岩本のサイドシュートで日本が先制。その後もキャプテン中川を中心とした小気味よい
攻撃でリードを保ち続けた。カタールも地元の熱狂的な声援を背に、日本に決定的なリードを許さず奮闘。前半は15−13と日本の
2点リードで折り返した。
しかし、ハーフタイムにジャッジに不満をもった地元・カタール協会が執拗な抗議をし試合は一時中断、約2時間後に後半がスタ
ートとなった。
モチベーションの低下など、精神的な影響が心配されたものの、短時間に気持ちを切り替えた日本セブンは、中川のミドル、下川
の速攻で好ダッシュ。再び2点差に迫られる場面もあったものの、山口、羽賀、永島らディフェンス陣も懸命に踏ん張って、ジワジワ
とリードを広げ、27−23と4点差でタイムアップ。感動のクライマックスを迎えた。
中東ならではの厳しい戦いを強いられながらも、気持ちを切り替え、たくましく戦った日本セブンに、惜しみない拍手を贈りたい。
【日本の得点】 中川8、田場、下川4、岩本、山口、宮崎3、永島、松林1
クウェート 29 (18-10,11-11) 21 バーレーン
(A組1位) (B組2位)
◆ 第6日(2月17日(火))
<A 組>
アラブ首長国連邦 31 (15- 9, 16-11) 20 オマーン
(2勝2敗) (3敗)
クウェート 35 (19-13, 16-14) 27 イ ラ ン
(4勝) (1勝3敗)
【A組順位】
1位 クウェート
2位 日 本
3位 アラブ首長国連邦
4位 イラン
5位 オマーン
この結果、クウェート、日本が決勝トーナメント進出。
<B 組>
バーレーン 28 - 21 ヨルダン
【B組順位】
1位 カタール
2位 バーレーン
3位 サウジアラビア
4位 ヨルダン
◆ 第5日(2月16日(月))
<A 組>
クウェート 39 - 24 オマーン
(3勝) (3敗)
日 本 28 ( 9- 9, 19-12) 21 イ ラ ン
(3勝1敗) (1勝2敗)
予選リーグ最終戦を勝利で飾りたい日本は、上背のあるイランの一線ディフェンスにポストの動きを止められ、また相手GKの好守に
あい、思うように得点が伸びず9−9で前半を終了する。
後半に入り、エース宮アが大爆発。個人技が冴えわたり、一気にイランを引き離す原動力となった。守っても山口、羽賀を中心とした
DF陣が頑張り、積極的なディフェンスでイランの攻撃を押さえた。イランを下し、グループ2位が確定。ベスト4進出が決定した。
【日本の得点】 宮崎7、 山口・田場・中川4、 岩本3、 松林・永島2、 田中・羽賀1
<B 組>
カタール 24 (11-10, 13-11) 21 サウジアラビア
◆ 第4日(2月15日(日))
<A 組>
日 本 35 (17-12, 18-11) 23 アラブ首長国連邦
(2勝1敗) (1勝2敗)
日本にとっては負けると後がない大事な試合。守りながらの速攻を武器とする相手に対し、日本は山口のポストプレーを中心に
確実なセットオフェンスで攻めて優位に立った。後半、相手の3:3ディフェンスでリズムを崩しかけたものの、GK高木の好守や田中
の積極的な攻撃で持ち直し、リードを広げた。
日本は60回を超える攻撃回数を記録し、大量35点をマーク。一気に重苦しいムードを振り払った。
【日本の得点】 山口6、 中川・田場5、 宮崎・田中4、 下川・羽賀3、 松林2、 阿部・岩本・東1
<B 組>
カタール 27 - 24 バーレーン
◆ 第3日(2月14日(土))
<A 組>
クウェート 30 (14-10,16-14) 24 アラブ首長国連邦
(2勝) (1勝1敗)
イ ラ ン 33 - 20 オマーン
(1勝1敗) (2敗)
<B 組>
サウジアラビア 30 - 23 ヨルダン
◆ 第2日(2月13日(金))
<A 組>
日 本 27 (15-11, 12-10) 21 オマーン
(1勝1敗) (1敗)
日本は立ち上がりからオマーンの攻撃を足を生かして良く守り、そこから速攻につなげ5−1とリードする。日本はこのままの
ペースでいきたいところであったが、シュートミスやレフェリートラブルからの警告や退場などで自分たちのペースを掴めず点差
を広げられないまま15−11で前半を終了する。後半に入ってもレフェリーの笛に苦しめられなかなか点差が広げられない日本
であったが、ディフェンスを踏ん張り、オマーンの攻撃を良く凌ぎ、田中の速攻や山口のポストシュートの得点などで加点していき、
結局27−21で今大会嬉しい初勝利を挙げた。
【日本の得点】 山口5、 田中5、 田場4、 中川4、 岩本3、 下川2、 野村1、 宮崎1、 羽賀1、 東1
<B 組>
バーレーン 20 (12- 7, 8-11) 18 サウジアラビア
◆ 第1日(2月12日(木))
<A 組>
アラブ首長国連邦 28 (14-11, 14-11) 22 イ ラ ン
(1勝) (1敗)
クウェート 26 (16-10, 10-13) 23 日 本
(1勝) (1敗)
日本は立ち上がり動きが固くシュートミスなどで得点できず、逆にクウェートにボールを運ばれ、たちまち1−4と苦しい展開に
なってしまう。中川、下川で必死に追い上げるが、ミスが重なり点差を広げられ10−16で前半を終了する。
後半に入り、日本はディフェンスを固めてスピーディーな速攻を展開し、除々に点差を縮めていき、田場、岩本の活躍で残り5分
には3点差まで詰め寄った。しかしクウェートの試合運びにうまくかわされ、結果的には追いつけず23−26という結果に終わり、
クウェートに屈することとなった。
【日本の得点】 中川6、 田場5、下川3、 山口2、 宮崎2、 岩本2、 田中2、 阿部1
<B 組>
カタール 27 (13- 9, 14-10) 19 ヨルダン