第7回アジア男子ジュニア選手権(兼2001年世界男子ジュニア選手権アジア予選)



日本の試合結果


<第5戦(9月7日(木))>


 7−8位決定戦
日  本  40 (20-18, 14-16) 36 中  国
(A組4位)   (4-2 延長 2-0)    (B組4位)


 日本,中国両チーム共に立ち上がりから点の取り合いとなり、日本は
No.11 宮崎を中心として地引,内田,猪妻が要所要所で活躍し得点をあ
げながら中国と対等にゲームを展開し、日本はシュート確率65%と効率
よく20−18で前半を終了した。
 後半も開始から宮崎,猪妻を中心に得点しながら一進一退を繰り返し
たが、日本はノーマークシュートのミスが目立ち始め、中国に同点に追
いつかれ後半を終了。
 しかし、延長戦に入り中国のシュートミスがあり、日本は確実に得点
をし、GKの活躍もあり40−36で勝利をおさめ7位を確保した。


◇日本の得点 宮崎15,猪妻9,地引5,内田5,岩永3,太田2,林1



<第4戦(9月4日(月))>

カタール  28 (14-13, 14- 8) 21 日  本
                           (1勝1分2敗)


 日本チームは、上位入賞を狙うため期待して臨んだが、両チームとも
に、開始早々から確実に得点する展開で20分過ぎまでに、日本の10−12
と熾烈な戦いとなった。残り10分から両チームともに極端にシュート数
が少なくなり、13−14の1点差で前半を終了した。
 後半、開始早々2連続得点で逆転したものの、その後カタールにコン
スタントにシュートを決められる展開で試合が終了した。


◇日本の得点  宮崎7,猪妻4,地引4,中谷3,内田2,冨間1



<第3戦(9月1日(金))>

日  本  33 (15- 9, 18-20) 29 オマーン
(1勝1分1敗)


 日本はスタート10分間で主導権を握り、セット,速攻と多彩な攻撃で
確実に得点を上げ、相手選手にダメージを与え楽な試合展開で前半15−
9で終わった。
 後半開始で、オマーンが宮崎,内田にマンツーマンで対応してきたが、
他選手が頑張り効果なく、日本は、中山,中谷,文屋の守備陣が少ない
反則で要所要所を守り抜き、スタメン全員が得点する内容であった。終
盤で選手に安堵感のためか、連続4失点を失い、日本に動揺が走ったが、
残り5分でどうにか平静にもどり相手を食い止め、素晴らしい一勝をあ
げた。


◇日本の得点  宮崎7,猪妻7,林7,中谷5,内田3,冨間2,
        文屋1,中山1



<第2戦(8月31日(木))>

クウェート  33 (17-11, 16-11) 22 日  本
                            (1分1敗)


 本日は開始より出足が悪く、10分間で3−7とリードされる試合運び
であったが、徐々に日本も調子を上げ、一時8−11となったものの、残
り10分からシュートすらできない判定でクウェートに有利に展開させる
レフェリーの笛に11−17で前半が終わる。
 後半も同様の内容で、後半25分までのシュート数は、クウェート28に
対し日本は14と問題にならない数で得点は離れる一方であった。残り5
分となって、試合が決したと判断したレフェリーは、笛が変わり、日本
有利となりシュート数もクウェート5に対し日本8と増えた。選手も最
後まで粘り22−33で負けたものの、素晴らしい試合態度であったことが、
せめてもの救いであった。選手には心から拍手を送りたいと思う。


◇日本の得点  宮崎10,内田4,猪妻3,林3,中谷2



<第1戦(8月30日(水))>

日  本  28 (16-13, 12-15) 28 イ ラ ン
(1分)                       (1分)


 日本チームは、会場を埋め尽くした地元イランの大観衆の中、開始10
分で6−4と優位にスタートし、特に宮崎,内田の得点で20分までに、
12−6と大きくリードし相手DF要員が失格となるなど一方的な試合展
開かと思われたが、残り5分間に連続得点を与えるなど前半16−13で終
わる。
 後半は、5分間で逆転され18−19となり、その後、一進一退で残り5
分で26−24と日本が逆転したことで場内が騒然となり、殺気すら感じる
試合展開で、ここから相手に3連続得点を許し、26−27とイランが逆転。
しかし日本も得点し同点となるが、残り1分でイランが得点し27−28と
なる。残り15秒で日本がフリースローを取りこれを決めて同点としたた
め、会場を唖然とさせ劇的な幕切れで引き分けた。


◇日本の得点  宮崎15,内田5,冨間3,志賀2,地引2,岩永1