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2022-03-07

2021年度ハンドボール競技規則改訂における
「ボール規程」変更に関して(第七報)

~指導普及本部からのお知らせ~


 『2021年度ハンドボール競技規則改訂における「ボール規程」変更に関して』に
ついて、様々に情報共有をさせて頂き、最新では2022年1月24日に第六報を発信して
おります。
 その第六報では、中学生におけるボール規程に関して2022年度は<テスト・イヤー>
とし、練習での消耗、大会での耐久、グラウンドでの使用、両面テープによる影響、
ボールメーカーの相違点、等々の様々な主観的・客観的データを全国から収集し、
日本の育成年代におけるボール規定について、データを揃える年と位置づけることと
しました。
 その一環として、2022年8月に開催される「全国中学生ハンドボールクラブカップ
2022」<中学生クラブチームの全国大会:2022年度より大会名称変更、
於:埼玉県さいたま市>では、新規程ボールに関して以下の決定事項となりましたので、
お知らせ致します。


 1. 大会球は、モルテン<d60>とする。
 2. 男子は2号球(H2D4000-RW)、女子は1号球(H1D4000-BW)とする。
 3. 大会における松ヤニおよび粘着スプレー、および両面テープの使用は不可とする。


 上記の決定に関しては、<2022テスト・イヤー>の中で、全国大会を通して、
両面テープを使わないことによる「ボールの耐久性」、「素手によるパフォーマンス
への影響」等の検証をすることになります。


※2022年8月の全国中学校大会(於:北海道函館市)では、大会球はモルテン<d60>
 とミカサ<HB40Bシリーズ>を使用することが全国中体連主催大会として既に決まって
 おります。
※2022年8月の全国小学生大会(於:京都府京田辺市他)では、大会球はモルテン
 <d60>を使用し、「大会における両面テープの禁止」が2021/12/12開催の
 小学生専門委員会で決定されております。


 PLAYERS CENTERED(プレーヤーズ・センタード)を大前提に、2022年度は様々な
方面・角度から検証を進めてまいりますので、ご理解とご協力をどうぞよろしくお願い
申し上げます。


ボール規程<第七報>20220307発表 [PDF]