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2024-01-06

男子日本代表 国際親善試合(vsスウェーデン代表・第1戦)結果


2024年1月5日(金)に行われた男子日本代表とスウェーデン代表との国際親善試合(第1戦)の
結果をお知らせします。


【試合結果】
日本代表 30 (13-20, 17-22) 42 スウェーデン代表


【得点者】
杉岡3点、吉田4点、部井久5点、徳田新1点、渡部2点、北詰3点、
元木3点、泉本4点、榎本2点、高野1点、松岡2点


【戦況】
アジア選手権を直前に控えた日本代表のテストマッチの第1戦は、現ヨーロッパチャンピオン
(ヨーロッパ選手権2022優勝国)のスウェーデン代表と対戦。スウェーデンも2連覇のかかった
ヨーロッパ選手権を直後に控えている。会場は6,800人の観客で超満員。


日本はプレーメーカーに日本代表デビューの松岡、部井久と渡部がバックコート、サイドには
キャプテン杉岡と元木、ポストに吉田の布陣。守備はGKに中村、トップDFに部井久、笠原をセン
ターDF、2枚目DFに渡部と吉田、1枚目DFに元木と杉岡を配置した「5-1DF」でゲームスタート。


試合開始、日本は速攻で松岡のアシストから吉田のポストシュートが決まり先制。
スウェーデンは、登録メンバー18人中、15名が所属クラブで欧州チャンピオンズリーグに出場中
などスター選手を揃える布陣。24 Jim Gottfridsson(Flensburg・GER)のリードから23 Albin
Lagergren(Magdeburg・GER)がカットインを決めて試合が動き出す。
日本はスウェーデンの世界的GK 12 Andreas Palicka(Paris Saint-Germain・FRA) を中心とし
た堅守に対して、ゲームコントロールを試みて試合を丁寧に運んでいく。GK中村が11 Daniel
Pettersson(Magdeburg・GER)のサイドシュートをセーブし、その後の速攻から部井久がディス
タンスシュートを決めて前半8分で4対4。
前半12分にはコンビネーションから元木のミドルシュートが決まり7対6。日本は吉田が一時負傷
している間に田代が出場。国際試合デビューを果たす。
前半15分で日本は当初の予定通りタイムアウトを請求。直後に日本代表として復帰した北詰の
ステップシュートが決まり9対8。
しかし、その後日本はスウェーデンDFを攻略出来ずにテクニカルミスが続き、スウェーデンに
逆転を許してしまう。GK坂井が15 Hampus Wanne(Barcelona・ESP)の7MTをセーブするなど見せ
場を作るものの、退場も絡み、残り5分で失速して前半を13対20で終了。


後半開始、スウェーデンの3連取でスタート。日本も部井久や松岡のブレイクスルーで加点。
日本はチャンスを創出するが、GK 16 Tobias Thulin (GOG・DEN)の好セーブにより苦しい時間
帯が続く。
後半10分過ぎから榎本が出場。直後に、ポストへのアシスト、ミドルシュートを決め、日本代表
デビューを果たす。しかし、スウェーデン代表も23歳ながら今シーズンKiel(GER)で好調をキー
プする42 Eric Johanssonのディスタンスシュートなどで次々に加点していく。
後半15分、日本は前半同様にタイムアウトを請求。
後半20分過ぎからGK岡本がノーマークシュートをセーブして上昇ムードを演出。
スウェーデンは7人攻撃を仕掛けるが、GK岡本がサイドシュートをセーブして、そのまま髙野がエ
ンプティーゴールを決める。
日本代表も試合終盤に7人攻撃をテスト。最後は榎本がステップシュートを決めて試合終了。


スウェーデンに完敗となったが、この試合ではメンバー全員が出場してプレータイムを共有できた。
明後日(7日)に再戦が予定されている。
時差などコンディションをもう一度調整し、さらには課題点を分析して次戦に望みたい。


第1戦スコア [PDF]