現地時間1月23日18時から、第22回男子ハンドボールアジア選手権のメインラウンド第2戦を戦った男子日本代表「
彗星JAPAN」。
対戦相手は開催地のクウェートとあって、これまでとは一転して多くの観衆が会場に詰めかけた中での一戦に。
試合は終始接戦でしたが、予選ラウンド最終戦・イラン戦でも勝ち越しゴールを決めた
田中大介選手が、この試合でも残り1分を切って逆転ゴールを決め、そのまま日本が逃げ切りました。
これでメインラウンド2試合を終えて1勝1分となり、次戦・イラク戦で勝利すれば準決勝進出が決まります。
試合展開
前半:キャプテン失格も、粘り強く戦い1点リードでハーフタイムへ
クウェートの高めのDFにも慌てることなく試合に入った日本は、先制こそクウェートに許したものの、
部井久アダム勇樹選手が決めてすぐに追いつくと、取っては取られてのシーソーゲームに。
16分には、キャプテン
水町孝太郎選手が、DF時の相手との接触で失格となるアクシデントがありましたが、彗星JAPANセブンは動じません。直後に
渡部仁選手がミドルシュートを連続で決めて19分9-9と追いつくと、相手のミスから
石田知輝選手のゴールで10-9と逆転します。
中村匠選手に代わって入ったGK
岩下祐太選手が7mスローをセーブする活躍もあり、日本がそのまま1点リードの15-14で前半を折り返します。
後半:相手が流れをつかみそうなところでGKがビッグセーブ!
後半も
岩下選手の好セーブもあって日本が優位に試合を運び、
吉野樹選手らの得点で15分には最大22-18と4点差までリードを広げます。
しかし、パッシブプレーまで持ち込んだところで最後のシュートを決められたり、突き放せそうなところで相手GKにセーブされるなど、完全に主導権を握るまでには至らず、大声援の後押しを受けるクウェートの意地に押し戻されます。
残り5分を切って25-26と再逆転を許しますが、ここで再び登場した
中村選手が、28分27-27という場面で相手のサイドシュートを止める値千金のビッグセーブを見せます。
クウェートに流れを渡さなかった日本は、残り1分を切ったところで
田中選手が得意のステップシュートをねじ込み、28-27ともう一度逆転に成功。
クウェートはタイムアウトを取ったあとの攻撃でシュートを枠外に外し、フルコートのプレスをかけてきますが、それを巧みにかわして残り時間を使い切った日本が
28-27で勝利。
厳しい試合を競り勝ち、ちょうど1年前の男子世界選手権のリベンジ(32-37で敗戦)を果たして
メインラウンド初白星を手にしました。
Player of the matchには、チーム最多8得点の
吉野選手が選ばれました。
試合結果
日本
28(15-14、13-13)27 クウェート
個人得点
#31
吉野 樹 8点
#8
石田 知輝 4点
#20
渡部 仁 4点
#9
杉岡 尚樹 2点
#15
部井久アダム勇樹 2点
#38
水町 孝太郎 2点
#68
市原 宗弥 2点
#23
橋本 明雄 1点
#43
榎本 悠雅 1点
#51
中田 航太 1点
#58
田中 大介 1点
GKセーブ数(シュート阻止数/被シュート数)
#1
中村 匠 5/17 29.4%
#12
岩下 祐太 5/20 25.0%
次戦への展望
クウェート戦の勝利で1勝1分とした日本。イラク戦に勝利すれば自力で準決勝進出、世界選手権出場権獲得を決めることができます。
ただ、イラクも決して油断できるような相手ではなく、日本は前回大会(24年1月)の対戦時に28-28で引き分けています。難しい戦いになりそうですが、試合を重ねるごとに攻守両面の精度が上がってきている彗星JAPANの、メインラウンド最終戦の戦いにご注目ください。
次戦スケジュール(日本時間)
■メインラウンド第3戦:1月25日(日)18:00~ vs イラク
※試合は「ALKASS」でライブ配信予定。
※詳細スケジュールは大会ページを参照ください。応援を力に変えて
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