ニュース一覧

2026-01-22

【マッチレポート】日本、宿敵・韓国とドロー。終了直前のノータイムフリースローで追いつかれる《第22回男子アジア選手権》


1月22日(木)に行われた「第22回男子ハンドボールアジア選手権」メインラウンド初戦。
グループDを2位で通過した男子日本代表「彗星JAPAN」は、グループAを首位で通過した韓国と対戦しました。

今大会はメインラウンドの各グループ上位2チームが準決勝に進出し、同時に2027年世界選手権の出場権を獲得します。
その切符を懸けた負けられない初戦。日本は終盤に逆転し、勝利まであと一歩と迫りましたが、ラストワンプレーで追いつかれ、23-23(10-11、13-12)の勝ち点1を分け合う形でのスタートとなりました。

試合展開

前半:ロースコアの展開、粘りを見せて1点ビハインドで折り返す

立ち上がりから互いにハードなディフェンスを見せ、ロースコアの展開となります。韓国に先制を許すものの、日本は榎本悠雅選手のミドルシュート、吉野樹選手の速攻からのディスタンスシュートですぐさま応戦。しかし、その後は韓国の粘り強い守備とGKの好守に阻まれ、前半10分過ぎには3-5、15分過ぎには4-6と追いかける時間が続きます。

流れを変えたのは途中出場の選手たちでした。藤坂尚輝選手がステップシュートを決めると、中田航太選手が速攻で連続得点し、1点差に肉薄。25分に7-11と離された場面では、GK 岩下祐太選手が好セーブでピンチを救います。終盤、数的優位を作った日本は榎本選手のカットイン、水町孝太郎選手のエンプティゴールへの得点などで連取し、10-11の1点ビハインドまで詰め寄って前半を終えました。

後半:一進一退の攻防も、ラストプレーに泣く

後半開始早々、石田知輝選手の7mスロー、中田選手からのパスを空中で受けた田中大介選手のスカイプレーが決まり、日本が勢いに乗ります。開始7分には水町選手の得点などで15-15の同点に追いつき、試合は一進一退のシーソーゲームへ突入しました。

中盤以降も石田選手の速攻や藤坂選手のカットインで食らいつき、後半23分にはGK 中村匠選手が決定的な場面で連続セーブを見せ、チームを鼓舞します。
残り4分で櫻井睦哉選手が得点し22-22。そして残り1分半、田中選手との連携から中央を割った榎本選手が値千金のゴールを決め、23-22とついに逆転に成功します。 残り1分を懸命なディフェンスで守り切った日本でしたが、試合終了間際のディフェンスで韓国のノータイムフリースローとなります。壁の間を抜かれたシュートはゴールに吸い込まれ、土壇場で23-23の同点に。勝利まであと一歩のところで勝ち点1を分け合う結果となりました。

試合結果

日本 23(10-11, 13-12)23 韓国

個人得点

#8 石田 知輝 4点
#43 榎本 悠雅 4点
#51 中田 航太 4点
#4 櫻井 睦哉 2点
#20 渡部 仁 2点
#31 吉野 樹 2点
#38 水町 孝太郎 2点
#39 藤坂 尚輝 2点
#58 田中 大介 1点

GKセーブ数(シュート阻止数/被シュート数)

#1 中村 匠 8/25 32.0%
#12 岩下 祐太 1/7 14.3%

試合後コメント

トニー・ジェローナ監督

「不運というよりは、ビハインドから追いついた良いゲームだったと言いたい。相手もこの勝ち点1に値するチームだった。
(ハーフタイムには)ディフェンスの運動量が明らかに違ったので、そこを修正した。後半は高いエネルギーで守れ、ミスも減らすことができた。
(次戦のクウェート戦に向けて)メンタルを強く保たなければならない。運命はすべて自分たちの手の中にある。他力本願ではなく、自分たちの仕事をして勝つだけです。」

部井久アダム勇樹選手

「オフェンスで少し停滞する時間があったので、ディフェンスから流れを持ってこようと意識していた。後半はそれができたと思う」

次戦への展望

韓国との初戦を引き分けで終えた日本。 貴重な勝ち点1を分け合う形となりましたが、準決勝進出、そして世界選手権の切符を手にするためには、メインラウンド上位2チームに入らなければなりません。 次戦は連戦で、開催国のクウェートと対戦します。完全アウェイの雰囲気の中での戦いとなりますが、チーム一丸となって勝利を目指します。

次戦スケジュール(日本時間)

■メインラウンド第2戦:1月23日(金)24:00~ vs クウェート
※試合は「ALKASS」でライブ配信予定。



※詳細スケジュールは大会ページを参照ください。

応援を力に変えて

SNSでは「#彗星JAPAN」「#ハンドボール日本代表」で応援メッセージを募集中!
世界選手権出場、そしてアジア王者を目指す日本代表へ、ぜひあなたの声で後押ししてください。