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2026-01-21

準決勝進出をかけた戦いがスタート
第22回男子アジア選手権・メインラウンドプレビュー

韓国、クウェート、イラクとメインラウンドで激突




クウェートで行われている第22回アジア男子選手権。男子日本代表「彗星JAPAN」は予選ラウンドでオーストラリア、サウジアラビア、イランと同組に入り、初戦・オーストラリア戦を45-23で勝利しましたが、続くサウジアラビア戦は24-27で痛い敗戦を喫しました。

1勝1敗同士で迎えたイランとの最終戦は、得失点差のため勝利しか許されない状況へ追い込まれます。しかし、終始劣勢の展開を最後の5分間で覆し、30-29で劇的な勝利を収めました。

こうしてコマを進めたメインラウンドでは、予選ラウンドグループA首位の韓国、B2位のイラク、C首位の開催国クウェートと対戦。
2位以上で準決勝進出、そして来年1月にドイツで開催される第30回男子世界選手権の出場権を手にすることができます。

日本代表メンバー、大会情報はこちらからご覧ください。

ここからは、メインラウンドで対戦する3チームとのプレビューをお届けします。
※以降、試合日時は日本時間

初戦の相手は宿敵・韓国(22日午後6時~)

予選ラウンド・グループAを首位で突破するのはカタールという大方の予想を裏切り、直接対決で32-31とカタールを破った韓国と初戦で対戦します。直近の2大会ではベスト4に残れず、パリオリンピックアジア予選(2023年)も3位に終わるなど、近年はなかなか優勝争いに絡めていない韓国ですが、決して侮れない相手。

カタールを破った勢いに乗り、さらに対戦相手が日本となれば、並々ならぬ気迫でぶつかってくることは想像にかたくありません。

カタール戦で重要なセーブをいくつも見せたGKのパク・ジェヨン(#99)、トリッキーなセンターのイ・ヨセプ(#30)、昨年6月の日韓定期戦で8得点した左腕キム・テグヮン(#11)などのキーマンをいかに押さえ、攻略するか。

予選ラウンドで対戦した3チームよりもスピードがあるだけに、そこに惑わされずDFからしっかりリズムを作ること、そして、得たシュートチャンスを決め切ることがポイントになるでしょう。ここで勝利すれば準決勝進出に大きく前進できる一戦です。

完全アウェイの難局を乗り越えろ・第2戦クウェート戦(24日午前0時~)

過去、4回のアジア選手権制覇を達成した伝統を持つクウェートは、全盛期ほどの迫力こそありませんが、機動力充分のバックプレーヤーと大型ポストのコンビネーションを軸に、洗練された戦いぶりに定評があります。

日本はここ3年で3回対戦し、1勝2敗と一歩リードを許しているうえに、チームを率いるアーロン・クリスチャンソン監督は、昨年の世界選手権まで、長年、バーレーン監督を務めており、日本との戦い方も熟知しています。

さらにやっかいな地元の熱狂的な大声援が加わり、完全アウェイでの戦いとなりますが、これまでの課題の1つでもあるシュート精度を上げ、無用な反則での退場を避けるなど、やるべきことをやり切れば、おのずと道は開けるに違いありません。

第3戦・イラクには早い段階で勝負を決めたい(25日午後6時~)

メインラウンド最終戦で戦うイラクは、今大会、身体能力の高い選手は多くいるものの、その能力を最大限に活かせるだけの戦術的な成熟度に欠けている印象です。

とはいえ、ここ10年で2度対戦して、1勝1分。勝利も3点差と、決して侮ることはできない相手です。着実にGKを攻略して先手を取り、相手が勢いづく芽を摘み取って早い段階で勝負を決めたいところです。


記録達成にも注目

吉野樹選手(#31、トヨタ車体ブレイヴキングス刈谷)と部井久アダム勇樹選手(#15、ジークスター東京)が、予選ラウンドのオーストラリア戦、イラン戦でそれぞれ日本代表国際試合出場通算100試合を達成しました。

続く記録達成間近の選手には、通算得点記録が現在95点で、100点まであと5点の藤坂尚輝選手(#39、大同特殊鋼 Phenix TOKAI)がいます。記録達成とともに、チームの勝利も引き寄せてもらいたいものです。
※日本ハンドボール協会内での国際試合数・得点数の再集計のため、12月23日のメンバー発表時点とは数字が異なっています。



各試合は「ALKASS」から視聴できます。
→視聴方法はこちらから

予選ラウンドとは異なり、韓国戦、イラク戦は午後6時からと比較的視聴しやすい時間帯の試合となりました。引き続きライブ配信で彗星JAPANにご声援をお送りください!

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