コラム
球界を支える陰の立役者

 月刊誌『スポーツイベント・ハンドボール』とのコラボレーションで、さまざまな立場からハンドボール界を支えてくれている人をご紹介していきます。
 12回目は2022年4月に発表された日本代表の新ユニフォームをデザインした株式会社エスエスケイ・商品管理事業部の稲垣貴斗さんに登場してもらいました。


vol.12 稲垣 貴斗さん((株)エスエスケイ)



稲垣 貴斗(いながき たかと)
1994年、愛知県生まれ。
中学、高校でハンドボールに打ち込み、株式会社エスエスケイに入社後は商品開発などに尽力。
2022年4月、日本協会が発表した日本男女代表の新ユニフォームのデザイン、製作を担当した。

◇ハンドボールと縁の深い会社へ

 ハンドボール王国・愛知の高蔵寺中、春日井南高(愛知)で競技に打ち込んだ稲垣さん。ヒュンメルの日本総代理店を務める株式会社エスエスケイに入社後は、商品開発など現役時代とは違った形で深くハンドボールと関わるようになりました。

◇日本男女代表の新ユニフォームをデザイン

 2022年4月、日本協会がヒュンメルとのオフィシャルスポンサー契約を結んだと同時に発表した日本男女代表の新ユニフォームのデザイン、製作を担当。「日本という国をイメージできるものを」と、和柄を取り入れたユニフォームを作りこみました。

◇ハンドボール界とともに前進を
 男女代表選手が新しいユニフォームを着て躍動する姿や新リーグ構想で活性化しつつある球界にも熱い思いをはせる稲垣さん。「日本でハンドボールと言えば、ヒュンメルと認識してもらえるように。それぐらい高い意識を持ち、実現できるように、これからも尽力していきます」と前進を誓っています。サッカー、フットサルなど他競技での業務経験も活かし、ハンドボール界に刺激を与え続けてくれることでしょう。


   稲垣さんが日本男女代表のユニフォームに込めた思いなど、より詳しい活動のようすは『スポーツイベント・ハンドボール 2022年7月号』をご覧ください。