<機関誌2011年9月号巻頭言>


「大勢の力で」



             (財)日本ハンドボール協会常務理事     大橋 則一 


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 日本ハンドボール界、悲願のオリンピック出場…ここ数年ずっと言い続けてきた言葉で
あり、何度となく耳にされた言葉だと思います。ご承知のとおり、ソウルオリンピック以
降、日本はオリンピックの舞台に立つことが出来ず、今日に至っております。前回の豊田
市での予選、日本中がハンドボールに注目した代々木体育館での再予選。あれから4年間、
日本協会は「強化にベクトルをあわせ」普及、指導等においても「強化」に繋がる事を念
頭に取り組んで参りました。10月に女子は中国で、男子は韓国で開催されるアジア予選に
おいて、「今度こそ出場権獲得を!!」と願ってやみません。オリンピック出場に向け、白
分が今すべき事をしっかりと取り組んで参ります。

 ご承知のとおり本年度より従来の紙での登録から WEBを利用した登録へとシステムを変
更しました。初年度ということもあり、皆様にはご迷惑をかけたこともあるかと思います
が、より良いシステムにして行くよう今後も取り組んで参ります。ここで WEB登録のメリ
ットについて若干ご説明させていただきます。まずは、登録の迅速化と正確性の向上です。
従来の登録は、一旦都道府県協会で届出書を取り纏め、日本協会へといった流れでした。
しかも書類の受渡しは郵送が主でしたので、今回の導入で、時間と費用の削減、業務の軽
減が出来ました。登録する皆様におかれましてもこの迅速化は大きなメリットであると思
っております。今後はこのシステムを利用し、サービス向上に繋がるよう取り組んで参り
ます。

 さて、ハンドボールのテレビ、新聞、雑誌等メディアへの露出は、より多くの人々にハ
ンドボールを知ってもらうために必要であり、ハンドボールのバリューを上げるためには
非常に大切なことであります。日本協会としては、日々メディアへ働きかけ、取材につい
ても積極的に協力をしております。年間を通じては、12月に開催される全日本総合選手権
大会での男子決勝、3月に開催される日本リーグプレーオフが放映されております。最近
では、日本テレビの「笑ってコラえて」で高校生チームが、NHK では男子日本代表の話題
が放映されております。撮影及び取材の方々から「こんなに面白かったんですか」といっ
たお話を多々伺うたびに、まだまだ働きかけが足りないと反省しております。引き続きハ
ンドボールの露出が増えるよう積極的に活動して参ります。と同時に、皆様にぜひご協力
いただきたい事があります。それは、皆さんからもテレビ局、新聞社等メディアに対し、
ハンドボールの露出について訴えてほしいのです。20万人会では、サポート会員、登録者
で11万人以上の方々がハンドボールの財産としていらっしゃいます。大勢の方々の声が力
になります。ぜひ、今後ともハンドボール発展のため、皆様のおカをお借りしたくよろし
くお願い申し上げます。



  (財)日本ハンドボール協会機関誌「ハンドボール」2011年9月号より転載