<< 2016リオデジャネイロオリンピックIHF世界最終予選(女子) >>

< 評 評 >   3月18日(金)  3月19日(土)  3月20日(日)    星取り表


3月20日(日)

 日本 17 ( 7-11, 10-14) 25 フランス     スコアシート
 1勝2敗               2勝1敗
  
      戦評: 
 
 
    
 
 個人得点:藤井:5点、松村:4点、横嶋彩・池原:3点、石立・原:1点
 

3月19日(土)

 日本 25 (16-15, 9-18) 33 オランダ     スコアシート
 1勝1敗               2勝
  
      戦評:  リオ・デジャネイロオリンピック世界最終予選、第二戦の相手は世界選手権銀メダルのオランダ。
世界屈指の高さとパワーを誇るチームとの対戦は、両チームの激しい攻防で幕を開けた。日本チームは得意の
機動力を活かし、序盤、効果的に
7MT獲得する。対するオランダも、高さと強さを十二分に活かした攻撃で対
抗、ハイテンポな試合展開となった。フランスを
17点に抑えるなど、GKを中心とした防御力にも高い評価を
得るオランダは、堅守速攻で主導権を掴みにかかり、中盤リードを奪うものの、日本も石立、藤井、横嶋(彩)
を中心に攻撃のリズムを崩さず、飛田も再三の好セーブを見せ、前半
16-151点差のリードで折り返した。
 大方の予想と大きく異なる展開に、会場は異様なムードに包まれ、後半のスタートを迎えた。出だしから猛攻
を繰り返すオランダに対し、日本も必死の攻防を繰り返すが、オランダの司令塔グルート、絶対的なシューター
のポールマンらの猛攻は止まらず、後半の中盤以降、じりじりと引き離される。それでも一時は停滞したセット
攻撃が再び機能し始め、なんとか食い下がりながら残り
7分を迎える。随所に強さを示した日本も、終盤オランダ
に押し切られ、
25-33で終了。
 リオへの出場権獲得は、最後のフランス戦にかけることとなった。アジア地区予選以降の難しい状況の中、チーム
は必死に立ち上がりステップアップを示してきた。世界最終予選の最終日、リオへの最後の一枚となった切符を是が
非でも掴みたい。

 
 
    
 
 個人得点:横嶋彩:7点、藤井:6点、石立:4点、松村:3点、池原:2点、横嶋か・原・永田:1点

 

3月18日(金)

 日本 37 (19- 8, 18-12) 20 チュニジア     スコアシート
 1勝                 1敗
  
      戦評: リオ・デジャネイロオリンピック世界最終予選の初戦は、アフリカ屈指の強豪国である
チュニジアとの対戦。出場権獲得に向けて、負けられない戦いとなった。先取点は藤井、リバウンドを
ねじ込み、チームを勢いづける。出だし、日本は積極的な
DFが良く機能しペースを掴む。攻めては速攻、
セットともに安定し、開始
15分で12?1と大きなリードを奪うことに成功。石立から横嶋(彩)へのアクセ
ントあるゲームメークの変化が、相手防御の混乱を誘導し、前半終了時には
19?8とする。
 後半にはいっても、機動的な展開を損なうこと無く、全員がコートに立ち、優位な展開を継続する。一方
のチュニジアも抜群の運動能力を活かし、ロングシュート、強引なポストでペースを掴みかける。しかし日本
チームも慌てることなく対処し、後半の中盤、再び突き放すことに成功。終始優位を保った日本は、
37-20
勝利をおさめた。経験組の活躍もさることながら、若手の躍進が目立った試合であった。横嶋(彩)を筆頭に、
相澤、原、池原、松村、川村も得点に絡み、今後の飛躍におおいに期待したい。
 この日の最優秀選手は8得点の活躍を示した藤井。エースの力強い活躍は、チームに勢いを与えた。
 
 
    
 
 個人得点:藤井:8点、横嶋彩:5点、池原・松村:4点、田邉・原・川村:3点、相澤:2点、石野・横嶋か・石立・塩田・永田:1点

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