9月19日(土)
神埼市日本 28 (12-12, 16-12) 24 韓国
戦評: 8月29日、U16日韓交流戦韓国ラウンドにおいて初の勝利を果たし、臨んだ日本ラウンド。
韓国ラウンドでの課題を明確にしトレーニングを行ない、良いコンディションで試合を迎えた。
スターティングメンバーは、オフェンスはアダム、藤川、矢野、河原、藤田、橋口、ディフェンスで朝野、
西、GK高橋。立ち上がり日本は3−2−1ディフェンスで韓国バック陣にハードコンタクトにいき、失点を
おさえるが、日本オフェンスも韓国の高い3−3ディフェンスに攻めあぐみ12分5−7という苦しい展開と
なる。が、そこから藤川、朝野のカットインで流れをつかみ、河原のロングで20分逆転に成功。韓国も
日本のシュートミスを得点につなげ、12ー12で折り返す。
ハーフタイムで近藤コーチの指示により6−0ディフェンスにシステムを変更。やるべきことを明確にし
後半にのぞむ。それが功を奏し8分間無失点、その間に河原、アダム、藤田らで6連取し18−12と優位
に展開する。途中韓国も5連続得点で2点差まで粘るも、投入した山アのロングシュートで再度突き放した。
最後はメンバー全員がコートに立つことができ、28−24で韓国ラウンドに続き2連勝で日韓交流戦を
締めくくった。
個人得点:河原:7点、藤川・山ア・藤田:4点、朝野・アダム:3点、矢野:2点、玉城:1点
8月29日(土)
仁川日本 23 (11- 9, 12-13) 22 韓国
戦評: 日韓交流戦・韓国ラウンド(25分ハーフ)での初勝利に向けて試合前、宿舎においてミーティングを行い、
意思統一して臨んだ。「闘争心」「闘志」「迷いのない強い気持ち」等、メンタル面の充実を図りゲームに臨んだ。
韓国スローオフ。日本は、アウェーでのジャッジを踏まえ6−0ディフェンスでのぞんだ。(スターティングメンバーは、
藤田、河原、藤川、アダム、西、橋口、GK高橋)ミーティングの成果もあり、開始早々気持ちを前面に出し6−0
ディフェンスからのハードなコンタクトを繰り返し、橋口の速攻で先取点。その後日本は、河原のミドルシュート、
藤田のサイドシュート等で加点していくが4−2ディフェンスにシステムを変化した韓国を攻めあぐみ、得点が伸びない。
しかし、粘り強いディフェンスから藤川のミドル等で加点、GK高橋の好セーブで失点も抑え11−9と2点リードで
前半を折り返す。
後半に入ると韓国は攻撃的な3−3ディフェンスにシステムに変え、日本BPにプレッシャーをかける。日本BP陣は
うまく間合いがとれず、ミスが続き12分、15-16と逆転される。日本はセンターに矢野、サイドに朝野を投入し流れを
変える。残り10分、連続で退場者を出し苦しい時間が続くが河原・西らが加点、さらにGK石濱の7mTセーブと、全員
のディフェンスで凌ぎ。21分、21−21の同点と一進一退の攻防が続くなか、残り20秒、藤田の決勝ゴールで韓国
ラウンド初めての勝利を飾った。
最後の最後まで諦めず、闘う姿勢を持ち続けたことがアウェーでの初勝利となった大きな要因であった。
個人得点:河原:8点、藤田:5点、藤川・橋口:3点、西:2点、朝野・山ア:1点