9月21日(日) 日本 28 (14-11, 14- 9) 20 韓国
戦評
9月1日に行われた韓国ラウンドは20−24で敗戦している日本。その課題を修正し試合にのぞんだ。
スタートは藤原、豊里、田中、高野、村木、本田、中村光(GK)の3−2−1DF。開始早々、韓国の1:1を
田中、豊里、村木の3人がハードコンタクトでプレッシャーをかける。一人が抜かれても速いフォローで全員が
同調し、15分までの失点を3点におさえる。日本は高野のポスト、本田の速攻等で点を重ねるも、韓国GKの
好セーブもあり15分6−3。その後、日本は6−0DFにチェンジ。オフェンスは中村翼の速攻、村木の
カットイン、西川の連続のロングシュートで流れをつかむが韓国のバックプレイヤーの1:1からのクロスの
攻撃に対応できず前半を14−11で折り返す。
ハーフタイムで6−0DFの修正をしてのぞんだ後半は、DFが機能しカットイン、ポストを徹底して守り、失点
を9点におさえた。オフェンスでは高い3−2−1DFにチェンジした韓国に対し藤原、豊里の突破からの
ノーマークを確実につくり23分27−19とし、勝負を決めた。残り7分間、日本はノーマークをつくるも
GKに阻まれ1得点にとどまったがDFで粘り、失点も1点におさえ28−20で勝利。日本ラウンド3年連続の
勝利をつかんだ。
個人得点 豊里:6点、藤原・西川:5点、本田:4点、中村翼:3点、村木・長弘:2点、高野:1点
9月1日(月) 日本 20 (12-13, 8-11) 24 韓国
戦評
U16日韓交流アウェーでの一戦。アウェーでは勝利したことがない日本は初勝利を目指し万全の準備で試合に臨んだ。
日本はGK中村光、CP藤原、豊里、田中、村木、本田、青山(DF)、中村翼(OF)で3−2−1DFでスタート。韓国
センターにカットインで先制されるも、日本は相手バックプレイヤーに対しプレッシャーの強いディフェンスから村木の
速攻で応戦、その後も本田の速攻、豊里のロングシュート等で得点を重ね、10分6対3とリードする。しかし、ここで
速攻ミスから隙をつかれ退場者を出し連続失点し13分6対6と追いつかれる。その後は一進一退の攻防で前半12対13
と1点ビハインドで折り返す。
やるべきことを整理し後半に臨んだが、韓国の粘り強い1対1からのオフェンスで失点が続き8分14対17と3点差に
される。日本も村木、中村翼のカットインと連続得点で1点差にすが、ここから得点チャンスはつくるが、相手GKの好セーブ
で阻まれるシーンが続く。このシュートミスが試合に大きく影響し20対24でタイムアップとなった。選手たちは、初めて
の国際試合において、ここ一番での1本のシュートの重みを痛感した敗戦であった。この教訓をいかし、帰国後のトレーニング
で再強化し、20日のホームゲームでの勝利に向け努めていきたい。
個人得点 藤原:7点、村木・豊里:4点、本田・中村翼:2点、田中:1点